毎回同じことを言うようだが、ミニチュアシュナウザーやトイプードルのようなモフモフ系は色鉛筆で表現するのが難しい。
水性色鉛筆とそれに適した用紙があればもっと綺麗に描けるかも知れないとも思うので、少し用紙を探してみようかと思う。
京都甘味処ベスト3
前にも書いたが、京都には老舗の和菓子司が多い。特に贔屓にしている店がなければ、どこへ行くのが良いか迷うところである。そんな方に私の独断と偏見でいくつかの店をご紹介したい。
松原通りを四条方面から東へ行くと、左手に六道珍皇寺がある。閻魔大王に仕えたという小野篁が毎晩地獄へ通った井戸のあることで有名な寺である。
その六道珍皇寺のほぼ斜め向かいにあるのが力餅の加藤商店だ。昔ながらの定食屋である。京都の甘味処第1位は和菓子屋ではなく、この定食屋なのである。
ここの大福餅がとにかく大きくて美味しい。少し値上がりしたが、それでもこの大きさで200円。
箸でつまむとその大きさがわかる。餅が牛皮ではないので甘いのは小豆餡のみ。この大きさだともはやデザートではない。これだけでお腹いっぱいになりそうだ。
ここは定食屋なのでうどんや丼物も沢山ある。私はよくあんかけうどんを食べるが、これがまた素朴で美味しいのだ。
甘味処第2位は何度かご紹介している大極殿本舗。四条高倉通りの本店と六角店の両方に喫茶室がある。六角店の方が趣があるが、席数が少なくて週末は行列必至。
ここの寒天菓子、琥珀流しは絶品。味は月替わりで年中頂けるが、夏の方が美味しい。特に6月~8月が最もおススメ。
夏はわらび餅とのセットメニューが特におススメだ。
第3位は出町柳から叡山電鉄で一条寺までと少し離れた場所にある。
和洋折衷菓子を提供する一条寺中谷だ。
ご主人が和菓子職人で奥様がパティシエで生まれたのが和洋折衷菓子。これはここでしか頂けない。もちろん、従来の和菓子もあれば洋菓子もある。
イートインでも頂ける。この花見団子、ちょっとそこいらに売っているものとは歯ごたえも味も、文字通り一味違う。
こちらは緑茶ティラミスで人気の余り、品切れになることが多いとか。
またこの店の名物なのがでっち羊羹だ。でっち羊羹はもちもちとした食感で、羊羹というよりもういろうに近い。私は羊羹は好きではないが、でっち羊羹は好きなのだ。
でっち羊羹は中谷のみならず、修学院の双鳩堂なども販売しており、どうやらこの界隈の名物菓子のようだ。
こちらは“ランキング”とは関係ないが、ついでにご紹介すると新京極通りの入り口にあるロンドン焼き。私が子供の頃からあったので、この種のお菓子屋にしては随分長く続いている。
店頭には外国人の見物客が多い。一個からでも買えるので、食べ歩きにも便利だ。ちなみにロンドン焼きのロンドンは英国とは何の関係もなく、単に創業者がハイカラというイメージで付けた名前らしい。昔はハイカラ=ロンドンだったそうだ。
たまにはお菓子の絵も描く(笑)。
ついでに甘味とは関係ないが、新京極通りの入り口にある漢方の老舗阪本漢方堂。漢方薬店は京都は勿論、他にも沢山あるが、ここ阪本漢方堂ほど究極の漢方薬や生薬を置いているところはない。
赤とんぼの黒焼きに、からすの黒焼き、タニシの黒焼き、トンビの黒焼きと、想像が難しいものまで置いてある。カラスやトンビなどどうやって黒焼きにするのだろうか。買う人いるのかな?あるいは陳列のみなのだろうか?
私はいつもここで地竜を買うのだが、この店でさえ、最近は在庫が少なくなってきているようだ。それはそうだろう、今の時代に熱が出たからといってミミズを煎じる人などまずいないだろうなあ。
電車に乗ると相変わらずマスクオバサンばかり。何とかならないものだろうか。
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