トランプとプーチンの電話2時間会談→空爆開始 | パパケベックの総合ブログ

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トランプとプーチンの電話2時間会談

 

3月20日追加

 

記事の表題の通り、ウクライナとロシアは、ミサイルなどの空爆を開始。トランプとプーチンが電話会談した数時間後のこと。

 

●ロシアとウクライナ、双方がインフラ施設を空爆 プーチン氏とトランプ氏の電話会談後
 

 


◆ドローン空爆

「ロシアとウクライナの双方は18日、互いのインフラを標的とした空爆を実施した。この数時間前に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とアメリカのドナルド・トランプ大統領が電話会談をし、ウクライナのエネルギー・インフラへの攻撃を停止することで合意したばかりだった。」


◆トランプとゼレンスキーの電話会談

●ロシアとの「部分停戦」合意 ウクライナ、エネ施設攻撃停止へ―トランプ氏、原発所有提案
 

 

 


◆部分的停戦にゼレンスキーが同意

「トランプ米大統領は19日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、エネルギー施設への攻撃停止で合意した。」


◆鉱物協定のほかに原発所有

「トランプ氏はウクライナの原子力発電所を米国が所有するべきだとの考えをゼレンスキー氏に示した。 」

ウクライナの原発をアメリカが所有するという目的・効果についてトランプーーー


「施設の保護にとって最善だ」

もちろん、ロシアが占領中のザポリージャ原発が話題になっている様子。

「ゼレンスキー氏は19日、オンラインの記者会見で、ロシア軍が占拠するザポロジエ原発に関してトランプ氏と話し合ったと明らかにした。」



?ロシアがアメリカによるザポリージャの所有を認めると?

トランプがゼレンスキーにおいしそうな話をしているようにも思えるが・・・・


◆停戦の実行方法?


実際に部分的停戦をするのかは、ロシアとウクライナ双方が実際にそうする形のような・・・・

ゼレンスキー

「X(旧ツイッター)で「前向きで非常に中身のある、率直な対話」をトランプ氏と行ったと説明。エネルギー施設の攻撃停止を支持し、「実行する用意がある」と表明した。」


プーチンサイドから出た情報は、プーチンが軍に指令したとか。その割には、双方空爆合戦だが。



空爆合戦しているうちは、停戦は先の話だ。

プーチンにとっては、停戦が実行されない状態を歓迎するだろうし、ウクライナも実際に停戦が実行状態にならない限り、従前の状態を維持することになる。

そのため、ゼレンスキーは、部分的停戦に合意を伝えても、ウクライナに対する軍事支援の確保を優先して進めたいことに変わりないから、


はっきり言えば、ゼレンスキーもプーチンも停戦しない方がいいと考えている点で一致しているといえる。


◆ヨーロッパ諸国との共通目標


それは、停戦して戦闘停止の状態でのロシアの占領地からの撤退は絶対にないから、ウクライナの利益と題してヨーロッパ諸国もトランプの進める停戦の実現には、後ろ向きであることだ。

つまり、明日から撃ち方やめ、停戦しても、ロシア軍が撤退しないからウクライナの敗戦処理にしかならない


ヨーロッパ諸国は、停戦をウクライナの敗戦処理にしないように発言し、行動の指針を示すといえる。---例えば、平和維持軍の名のもとにウクライナに派兵する発言がそれ。


平和維持軍をウクライナに派兵できれば、ロシアとウクライナどちらかが戦闘再開しても平和維持軍でウクライナに加勢できることになる。(隠れた軍事支援にできる、あるいは、隠れた安全保障条約にもできる)

そういうことだから、イギリスもフランスも停戦中の平和維持軍をウクライナ軍に加勢できるように進駐させる計画があるといえる。



停戦中とは、終戦ではないし停戦中に領土問題が合意されれば、実質、ウクライナが敗戦した戦後処理になってしまうから、ヨーロッパ諸国は、領土問題を合意しないようにウクライナにもロシアにもアメリカにも振舞う必要がある。

そうしたヨーロッパ諸国の思惑は、ゼレンスキーの安全保障の具体化に一致しているはずだ。

ってことでそれらは、プーチンに見透かされているから、外野からあれこれ言っているうちは、蚊帳の外に変わりない。

 

 

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◆部分的な30日間の停戦合意

ウクライナも賛成している模様。


●米ロ首脳、ウクライナ全面停戦合意できず インフラ攻撃のみ30日間停止

 

 

 



●米ロ首脳、ウクライナのエネルギー・インフラ攻撃停止で合意 包括停戦には至らず
 

 

 



●米ロ首脳、エネルギー施設への攻撃停止で合意 ウクライナ全面停戦には至らず
 

 

 



●米ロ首脳、エネ施設攻撃停止で合意 プーチン氏、即時停戦は拒む―ウクライナ侵攻巡り電話会談
 

 

 




時事
「両首脳はエネルギーインフラ施設に限って攻撃を停止することで合意。」

プーチン

「同施設を攻撃目標から外すようロシア軍に命じた」

附帯事項

「プーチン氏は信頼醸成措置として、ロシアとウクライナが19日に各175人の捕虜交換を行うと報告した。」


CNN

ゼレンスキー


「ロシア、ウクライナ双方がエネルギー部門への攻撃をやめることは可能だ。我々はこれを支持する」

今後の協議ーーー

「黒海での海上停戦、完全停戦、恒久和平の実施に関する技術的交渉を始めることでも合意した」と発表。技術的交渉は中東で「直ちに」開始されると明らかにした。」


今日から30日間なのかはわからないが、プーチンが命令したというから今日から1か月だろうな。


停戦期間は4月20日くらいまで、だろう。


あと1か月でロシア軍が破竹の前進を成し遂げるわけではないから、今回の部分停戦の
延長が最有力ではないのか?


◆領土問題

「トランプ氏は電話会談に先立ち、米国の交渉担当者が「特定資産の分割」について議論していると明かしていた。」


ゼレンスキーが今回の部分的停戦でトランプの求める鉱物協定に調印する可能性が出てきた。


なお、ゼレンスキーは、ロシアが認めたエネルギーインフラ施設に対するミサイル・ドローン攻撃をリップーサービスしていた。

それをトランプ政権がインフラ施設以外のすべての戦線に拡大したものをプーチンに提案していた。


だから、プーチンが同意したものは、実質ゼレンスキーの提案に同意したものと同じことだ。トランプの取引方法は、大きく吹っかけて自分側の譲歩という形で当初の目標を勝ち取るものらしい。



◆ウクライナ戦線の部分的様子◆


●Russian Offensive Campaign Assessment, March 18, 2025
 

 

 




ロシアに侵入したクルスク州の戦線(青色がウクライナ軍)

 

ザポリージャ州



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ロシアが併合したウクライナの領土には、工場や鉱山などが点在する。トランプは、ロシアと戦利品の分割でもしたいのか、ウクライナとの鉱物協定を真っ先に出した。

プーチンは、併合したウクライナ領土をあきらめることはしないし、ロシア憲法にも領土の割譲を禁止している。


プーチンの狙いは、併合したウクライナ領土をすべて占領するまで続ける可能性がある。



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