娘の同級生で浪人した子達の奮闘結果が出てる。
浪人は現役以上の緊張が募ってる。
それを見守ってきた親御さんの心労も計り知れぬぐらい。
胃に穴が空いたとか、つわり以来の吐き気とか、体調不良にまで影響しちゃったりして心配なるぐらいの方も聞いたりして、ハラハラ見守る。
大物なマイペース君も中にはおりまして、本人グゥスカ寝てるけど母は不眠症で全く寝れないってことも聞いたことありまして、まぁ、悲壮感あるよりはメンタル安定でええんじゃねぇって言ったこともあったり。
この時のオチとしましては、受験期なのに赤子のようによく寝てた愚息よりは机に向かっていたという計算が出まして、なら大丈夫だよぉ~っていう、底辺の底辺な励まししたりもした。
そんなそれぞれの戦記あり、晴れて本命合格だったり、残念だけど抑えだったりの結果が出たり。
そして、後期やら繰り上げやらを祈る気持ちで待ってたり。
多浪生は少なくなりましたが、後悔しないために敢えてまだ頑張る道を選んでる子もいると思う。
それぞれの春がもうすぐ来ようとしてる。
で、国公立。
3月の、このギリギリの発表をしてくる悩ましいけど魅力的な大学群がありまして、怒涛の手続き。
ほんま、焦るんですわ。
それでなくても、諸手続きにビビるのに、この直前さ。
絶対に失敗が許されない極限の緊張感。
受験の合否は子の成果だが、滞りなく進む事務手続きは親の協力も必要なりまして、ほんで、思わぬ所で労われる。
たぶん銀行での密かな風物詩。
行員さんに「おめでとうございます」って一言添えられて、ウルってきちゃうのは、この時期に繰り返されてる窓口のやり取り。
対面の醍醐味ですねぇ。
一期一会、人の温かみを感じる瞬間ですねぇ。
今でこそ受験料の支払はATMやネットなったけど、ちょっと前までは窓口でして、その時に「頑張ってください」っていう一言と使いにくい5角形の鉛筆(ゲン担ぎの合格鉛筆)にイラっとくるんですよ。(心狭いから)
でも、合格した時の窓口は受け応えに余裕ができて、ほんわか温かさが漂うのん。
なんだろうねぇ、あの気持ち。
行員さんは同じく応援してくれてるのに、人間って心理的に追い詰められてる時と、安心して緩和してる時で、ああも受け取り方が変わるかねぇ。
同じ仕事してるだけなのに、行員さん接客のやりがいが違ってくると思うわぁ。
【おかんのひとこと】接客ってタイミングで印象が大きく変わる。