有給である生理休暇(congé menstruel)の導入を国会で検討するに先立ち、男性議員らがシミュレーターで生理痛を疑似体験。

 

 

 

水曜日の討議に先立ち、男性議員全員が生理痛を体験し、セバスティアン・ペイタヴィ議員がその結果をソーシャルメディアのXで報告。

 

https://x.com/speytavie/status/1771268422820590019?s=20

 

結果は全員一致で、「痛い」と悲鳴。映像に映る議員らは皆、痛みを感じると悲鳴を上げて、機械を止めてくれるよう懇願。

 

再生(Renaissance:政党名)の議員である、クレモン・ボーヌ元交通担当大臣も、「これはかなりひどい、本当に」と痛みを表現。

 

映像はさらに、このシミュレーターを装着したまま、議員らが議案を読むというチャレンジに進行。しかし、痛みを感じると、どの議員も文章が途切れ、まともに全文を読むことができず。

 

議案では、生理休暇(有給)は1年間に13日取ることが可能。請求には医師の確認書が必要で、健康保健(Assurance maladie)から返済される仕組み。

 

しかし健康保健が困難な状況にある中、節約を呼び掛ける議員らが当議案には難色を示しており、2月に上院で、「1か月に2日の生理休暇」を求めた議案は、206対117の反対多数で可決せず。

 

これに立ち向かうのは、今回の提案者であるマリー=シャルロット・ガラン議員。「生理痛で悩む女性たちが、国にもたらす利益を考えると、生理休暇に費やす資金なんて比にならない」と。

 

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ですね。男女平等の基本は、ここにあると思います。

 

 

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