こんにちは。
京都の着付け教室*いろは
講師の東です。
この季節、着せ付けの際にホッカイロをお持ちになり、お腹や背中に貼って下さいと、仰る方がチラホラ。
お着物を着られる際に、お腹や背中に、カイロを貼付されるのは、オススメしません。
着物を着た際、お腹や背中は肌襦袢、裾除け、長襦袢、伊達締め、帯板、帯板と布や紐で身体の中心はミルフィーユ状態!
基本、暖かい。
「暖かいから」貼る必要がないのも、事実ですが、何より貼ると
着物を脱がないと剥がせない!のが問題なんです。

「熱いなぁ~

」
ちょっとトイレに駆け込み
ペリッ!と剥がせないのよ~

しかも、「熱い」という自覚がないままに、身体に紐や布でピタッと隙間無く、くっついているので、
低温火傷の危険もあります

何これ?
本当に「整髪料」かなぁ~?何でこんなところに付いてるのかなぁ~?って位、
痛みは無かったんです!
しかし、タオルで拭いても「取れないなあ??」
と、気づいた時はビックリしました!
そんな訳でカイロは身体に貼らずに、腕を上げるとニョッキリ出ちゃう手に持たれる事をオススメしております。
