10話8ページ目
10話8ページ目が描き終わったので書き出し。
原稿

最初に
ネームを修正したんだけど、修正後より修正前の方が良いって感じた。コマの流れが悪いと感じ、流れを良くするためにコマ数を増やしてみたんだよね。で、流れとしては良くなったんだけど、ページ全体を見ると「最初の方が良くね?」って感じた。
なんでかって考えると、コマを追加したことで元々あったコマが押し出される形で下に落ち、新しく横並びになったコマ同士が思わぬ表現を生んだりしたからっぽい。例えば、2コマ目の男の子が微笑むコマ。ここが急展開に感じたからコマを追加して2コマ目を下に落とし、主人公が気まずそうに微笑むコマと横並びにした。そしたらその横並びのコマに対比の関係性が生まれてしまいそれが違和感を感じさせた。
なんで対比の関係性に違和感を感じたかって言うと、このページは主人公の心理描写を目的としていて、常に視点は主人公視点にしたい。けど、対比の関係性が生まれてしまうと主人公と男の子が対等に見え、主人公の視点以外に男の子の視点が存在するように感じる。それはこのページの目的に合致していないから違和感を感じ、このページの目的と合致しているのは最初のネームの方だったから結果的に最初のネームを採用したって話かなぁ。
まぁ、理由としてはそれだけじゃなくて、コマ数が増えることでそこまで大きく見せたくないコマが大きくなってしまったり、大きく見せたいコマが小さくなってしまうといった問題も起きたことも影響している。こうやって言語化するとしっくりくるんだけど、描いている時って「なんで上手くいかないんだ?」って悩む。この辺は経験不足が原因なのかなぁって感じる。
コマ
コマごとに気づいたことの書き出し。
1コマ目
1コマ目で気づいたこと。
構図
ネームの構図が気になった。というのも、ネームの構図が前のページの1コマ目と似たアイレベルにカメラアングルだったから。流石に前のページと同じ構図でスタートするのは気が引けたのもあって、俯瞰気味にして引きの構図にした。
他の案としては、カメラアングルを後ろ(校舎側)からにして、煽り気味で空を映すような構図も考えたんだけど、次のコマ(男の子が微笑むコマ)への繋がり(カメラアングルの変化量)に違和感を感じたので辞めた。
また、俯瞰気味の構図にする時も、もう少し上からのアングルにして地面を映す事も考えた。けど、コマとしては「地面(どこにいるか?)」が重要なコマでもないということで今の状態に落ち着いた。
下描き
下描きに関しては主人公の表情で悩んだ。というのも、引きの構図だから表情がデフォルメ表現よりになるんだけど心理描写もするコマで、引きの構図かつデフォルメ表情かつ心理描写という「どういう表情すればいいんだ?」って悩んだ。
本来であれば、主人公の顔にアップでリアル寄りの表情の描き方かつべた塗り背景に心理描写がベストなのだが、3~4コマ目で似た構図使うし、最初のコマだから状況説明もしたいと考えた結果、今の構図に落ち着いた。
ただ、ちぐはぐ感があるんだよなぁ。心理描写なのにアップの構図ではなく背景がある。けど、最初のコマだから状況説明として背景があるのは正しいし、他のコマとの兼ね合いで引きの構図にするのも正しい。けど、心理描写という内面を描く必要があるのに、(背景を描き)状況説明をしているというちぐはぐ感。
1つの面からすると正しいけど、他の面で見ると正しくない。けど、全体で見ると正しい。って感じで、腑に落ちないけど腑に落ちるって感じの何とも言えない感想を持った。なんか多数決で6:4で可決否決した感じのモヤモヤ感がある。今までが割と9:1って感じの圧倒的多数で決まってきた中でそういうことが起きたからそう感じるんかもしれん。まぁ、これもいい経験でしょう。
ペン入れ
ペン入れに関しては、今回から細く描くことを試してみた。そしたらなんかいい感じになった気がする。キャラクターから雑味が消えてさっぱりしたし、服を描いていてもシワなどが描きやすくキャラに馴染む感じがあった。また、背景の木の輪郭を描いてて、輪郭だけなのに「それ」と分かるような感じがあって驚いた。細く描くだけでここまで印象が変わるのかって感じたわ。気になっていた主人公の表情も、下描きのまま描いたんだけど思っているほど違和感はないのかなぁって感じた(後で読み返すと違和感あるから、これは反省点)。
ただ、細く描くことを意識したからか線に強弱が無く、手前の男の子が薄いって感じるかなぁ。とはいえ、今までと比べると読みやすい気がした。
2コマ目
このコマは男の子が微笑むコマなんだけど、1コマ目の心理描写から急に男の子が微笑むコマが現れるという流れが気になり、流れを自然にするためにコマを追加したら最初に書いたネーム書き直し問題が起きた。けど、上でも書いたようにこのページでは主人公の心理描写が目的なので、男の子が微笑む行為に自然な流れは必要が無いということで今の形に落ち着いた。
下描きに関しては、ネームの状態の男の子がだいぶ良さげな感じだったので、それをベースに描いたから特に困ることは無かった。
ペン入れに関しては、このページを一番最初に描いた。今回から細く描いてみようって考えていて、このコマが試し易そうだったからここから描き始めた。で、細く描いたわけだけどいい感じっすわ。特に髪の毛の描き込み(内側)が馴染んでいる感じがよかった。いつもは髪の毛の描き込みがうるさいって感じてたんだけど、細く描いてみた今回はそれをあまり感じず馴染んでいると感じる。だから「細く描くってスゲー」って驚いた。描き終わった後もキャラのクオリティは置いておいても「漫画っぽい」って感じるから、細く描くと漫画っぽくなるっぽいわ。
1つ反省点を上げるとしたら、ニッコリ微笑んだ時に出ているエフェクトかな。薄い(細い)わ。ただ、これ以上濃くするとうるさいって感じそうだし、そこまで重要じゃないから放置。
3コマ目
このコマは主人公が微妙な顔をするコマなんだけど、このコマもネームの状態が結構いい感じだったので、それをベースに描いたから下描きはあまり悩まなかった。背景もないし…
ペン入れに関しては、細く描いてみたが背景がべた塗りというのもあってか細く描いたことで何か変わった感はないかもしれない(細く描いたことが分かりづらい)。ただ、全体的に丁寧というか読みやすい感じはあるかな?若干失敗したなって感じるのは、細く描くことを意識しているからか線の強弱が少ないのと、右向き(描き慣れない)というのもあってか、2コマ目に比べて主人公の輪郭が気になる。また、頬を染めていないから鼻周りの空白に違和感を感じた。あとは、口も若干薄い気がするって感じで色々と気になった。この辺は個々のパーツが主人公というキャラを構成しているのに、その繋がりが薄い(まとまりがない)ことで感じる違和感なのかなぁって思う。まぁ、経験を積めば何とかなる気がするのでとりあえずは放置でいいかな。
ペン入れをしていて一番悩んだ点はオノマトペの部分かも。というのも、このコマは「ニヘラ」と「ズキッ」って表現があって、それぞれのオノマトペにあった表現を意識して描いてみたり、どういう風に配置すれば読みやすいのかって悩んだ。
あとは、上にも書いたがやっぱり輪郭が気になる。右向きなのもあるんだろうけど、なんかモチモチ感足りんのよなぁ。というか、主人公が髪を縛っていて、頭の輪郭がモロに出るからか、男の子と比べて輪郭周りで気になることが多いい気がする。これは、輪郭周りというかキャラデザの問題かもしれん…
4コマ目
このコマは3コマ目の続きでより深い心理描写をするためのコマ。連続性を持たせたいから、3コマ目を複製して拡大表示してみた。最初からこの表現をしようと思っていたんだけどやったことが無くて不安だった。が、それっぽくなるもんだね。けど、こういう表現ってなんなんだろうか?結構見る機会が多いい気がするけど、あまり見かけない気もする。
考えるに、この表現は複数の条件が重ならないと使えないからかなぁ?心理描写をするだけなら別に他の構図や表現でもいい。けど、3コマ目の続き(連続性)を表現し、かつより深い心理描写をしようとして初めて使えるって感じの表現なのかもしれない。また、この表現は話の流れの最後でしか使えない気がする。次に来る表現としては「でも…」「けど…」って感じの反語表現で、話の展開をガラリと変える時に使うイメージがあるなぁ。カメラワーク的にも毛穴が見えるくらい顔にカメラを近づけて、次に他のキャラにカメラを向けるってイメージが湧かない(カメラが2つあれば成り立つ気がするが、ドアップの切り替えって「誰?」ってなりそうだからなさそう)。そういう次はないって感じのカメラワークだから、展開の終わりでしか使えないってイメージ。実際このコマで話が一度終わって、次の5コマ目以降で話の展開が変わる。
といった具体に、連続性のある表現、より深い心理描写、話をいったん切り上げ異なる展開をする。これらが重なった時に使われる表現だから印象に残り、よく見かける気がするけどあまり見かけないって印象になるんかもしれない。そう考えると納得かな。
反省点としては、複製したものを小さくしてからラスタライズし、それを大きくしたから目とか髪の毛のホワイト部分が潰れてしまってべた塗り気味の主人公が気になった(だからホワイト足した)。あとは、もう少し線が荒れた感じにしたかったかな。
5コマ目
このコマでは状況のリセット(新しい話の展開)が目的。次のページから新しい展開をするためのクッション的なコマなのだが、なんでこんなに大ゴマなんだろうか?考えるに、小さく描いて読み飛ばされることを懸念している感じがある。なので、「これだけ大きければ読み飛ばされることはないだろう」って考えて大きくしているのかもしれない。
実際、主人公の気持ちの切り替えの間や話の展開が急に感じないための間として使っているから重要っちゃ重要なんだよね。クッション要素が強いけどスルーされると困るコマだし、背景がメインのコマって読み飛ばされがち。だから、「この大きさであれば流石にスルーできんだろう」って大きくした結果が今のサイズって考えると腑に落ちるかな。
また、そういう重要なコマだから背景なども結構気を遣って描いた。一番気を遣ったのは桜の木かなぁ。リアルの桜の木とかを調べて描いたりした。けど、ペン入れしても「これは間違いなく桜の木だ!」って感じには至らなかった(残念)。だから、悪あがきで白色のスプレーや薄いトーンで陰影を付けてみたんだよね。そしたら「これ、もしかしたら桜の木では?」って感じになった。たぶんスプレーが桜の花びらが舞っているとか、光を反射しているように感じるから「桜の木」って見えるんじゃないかって思う。これは日本に桜の木以外で白系の花を咲かせる木ってあんまりイメージがなく、消去法でそう見えるんじゃないかなって思う。実際、桜の木以外で白系の樹冠を持つ木ってあんのかなぁ?思い当たらないし、この描き方をしている以上は消去法で桜の木に見えるんじゃないかって思った。
あと、木々の陰影を付けてみた。樹幹と幹の接合部分をべた塗りで潰して、境界線にグラデーションを描いたが、なんか陰影があるとコマにリアリティが出るなぁって感じた。しかも、その陰影がパースに乗っているからか奥行きとかも感じさせているんかなぁって思う。妙にリアリティを感じた。
学校に関しては窓をべた塗りで潰して、窓枠を白いペンで描いたんだけど、べた塗りがちょっと重いかもしれん。学校の輪郭やディテールがしょっぺぇからか、窓と校舎を比較して安っぽく感じるなぁ。これは校舎に余白が多いいのも影響としてある気がする。実際、学校の正面ってこんな余白あるイメージないもん。調べた方がいいかも。
反省点としては、もう少し引きの構図が良かった。けど、コマ枠内分しか背景描いてないからこれ以上小さくできないのよね。その辺も考慮して次からはコマ枠外の背景もきちんと描こうと思った。
その他
その他感じたこと。
ネーム
今回、最初に描いたネームを信用できず修正し、結果的に最初のネームを採用したんだけど、なんでそうなったかを考えてみた。それは構図が前のページと同じだったり、パース周りがおかしかったからっぽい。1コマ目は前のページで使った構図とまんま同じ構図だったし、手を繋いでいるはずなのに立ち位置が離れていて色々と「おかしくね?」って感じたりしたから「最初のネームは正しくない」と考えネームを修正し始めたっぽい。
なので、ネームの描き方が悪いって話なんだと思う。ただ、経験不足が生んでいる面もあるのかなぁって思う。ネームを描いた経験が少なく自分で描いたネームを信用しきれない。だから修正し出したって考えも腑に落ちる。今回で最初に描いたネームには最初に描いて納得したなりの理由がきちんとあるんだなぁってわかったから、今後は修正する前に構図や立ち位置を調整して、それでも違和感があるなら修正に入るようにしてみようと思った。
背景
今回、ペン入れを細く描くようにしてみたわけだけど、背景などが輪郭だけで「それ」と分かるように感じ驚いた。例えば1コマ目の木。輪郭だけ描いててもそれが「それ」とわかる感じを受けてスゲーって思う反面、木の幹などのディテールを描き込むことが億劫に感じた。なぜなら木のディテールの描き方がわからないから。
今までは線が太くディテールを描き込む余白が少なかったからかあまり考える機会がなかったけど、細く書いたことで余白が生まれ、ディテールを描き込むスペースがあるから描こうとするが「どう描けばいいんだ?」って困惑したんだと思う。そして、「背景に関してもきちんと勉強しないと!」って感じさせられた。
服も同じかなぁ。しかし、線の太さでここまで印象が変わるのってなんでなんだろうか?
線の太さの違い
線を細く描く時と太く描く時で見え方(印象)が違うのは、細く描くことが普通の描き方(デフォルト)だからなのかなぁって思う。というのも、太く描く行為には「強調」という意味があり、「何か強調したいのかな?」と感じさせる。反面、細く描くことは普通の描き方だからそういう意味(意図)がないと感じる。また、太く描いてしまうと常に「強調」のニュアンスが乗り、他に伝えたい何かを伝えずらいし伝わり辛い気がする。今回は、細く描いたことで常に存在した「強調」が外れ、伝えたいことに焦点が当たりやすくなったから印象が変わったように感じたのかもしれない。
そう考えると、細く描くことは普通に文字を書いたり普通に話す行為で、太く描くというのは太字で書いたり大声で話す行為で、それは「会話」ではなく「主張」という意味合いになってしまうのかもしれない。僕は太く描くことで会話ではなく「主張」をしている状態だったと考えると「やべぇやつ」だったのかなぁって思った。
こだわり
じゃあ、そもそも何故「主張」をしていたのか?何を主張していたのか?って考えると、僕の「こだわり」を主張していたのかなぁって思う。というのも、僕は次の作品を描くために漫画を描いていて、次の作品では太い線で描く必要があると考えている。なので「この太さの線が僕の理想で、次描く作品のために漫画を描いてまーす!」って主張してたって話なのかもしれない。
けど、同時に作品ごとにベストがあるとも考えている。そして、この作品では細い線がベストであると認識している。にもかかわらず、上に書いた主張が強く細く描くことが出来なかった。また、何が原因なのかがわからないという問題も影響してたんだと思う。というのも僕は絵が下手なため、絵が下手なのが原因で上手く行かないのか、太く描くことが原因で上手く行かないのか?という何が問題かがわからなかった。けど、ある程度絵が上達したことで「太く描くことが問題じゃね?」と確度が高くなり試した結果、細く描いた方が良いってわかった。だから主張を撤回し、会話することができるようになったのかなぁって思う。
という感じで、主張が作品作りに大きく影響するのと、主張を変えるってのは中々に難しい行為なんだなぁーって思った。
特徴
細く描いたことでの一番の発見は、消去法で「それ」と伝えられること。というのも、僕は普段絵を描かないから描いたことがないモノが多いい。更に、絵を描くより考える時間の方が長い。そうなると、絵の上達が遅くなり伝えたいことが伝え辛い。けど、特徴を掴み「(消去法で)それ」と伝えられるのであれば、絵を描かずとも考えれば最短で「それ」と伝えられる。絵を描くことが嫌いで考えることに逃げている僕にとっては逆転の発想で、大きな発見だった。
自由に
漫画を描いていて、主人公が描きづらくて悩んでる。反面、モブキャラって描きやすいんだよね。しかも、適当に作ったのに割と主要キャラクターになるキャラが多いいというか、個性的なキャラが生まれる感覚がある。叔父さんとかマジで適当に作ったキャラだけど、叔父さんだけで何本も話作れるくらい濃いキャラになった。それと比べると主人公が弱いんだよね。それがなんでなのか?って考えると、主人公を特別視していることが原因な気がしていて、その特別扱いのせいで主人公の動きが制限されているんじゃないか?って感じている。だから、特別扱いしないでモブキャラと同じで適当に描いた方がいいんじゃないかって思う。
とは言え、作品の中心にいる存在なのでストーリー展開によって主人公の行動が縛られる面はある。そこに関してはしょうがない。けど、主人公の描き方とかキャラデザに関しては自由にしてもいいんじゃないかって思う。なんか描きづらいのよ、主人公。どうせ話の中心にはいるんだから、それ以外の部分は自由に描いてもいいんじゃないかって思う。なので特別扱いを辞めようと思った。
で、1コマ目の主人公。表情は完全にモブキャラ、そして失敗したなぁと後悔。でも、方針としてはそういうことなのよ。そういう感じで主人公に関しても自由に描くようにしたい。
考える時間が必要
このページのペン入れは、なんかやたら「考えて描きたい」って感じが強かった。だから、深夜みたいな頭が回っていない時には作業がし辛かった。そりゃ、初めて細く描くから頭の方の準備が整った状態で作業をしたいのは理解できるんだけど、一度のペン入れで上手く行くと思ってないし、とりあえず作業して気に食わないなら後で修正すればいいとも思うんだ。だから、なんでそう感じたんだろうって気になった。
1つは、本能的に未知の領域に足を踏み入れることへの恐怖が影響しているのかなぁって思う。というのも、未知の領域で何か非常事態に会った時に頭が回らないと対処が出来ず最悪死ぬ可能性がある。だから、しっかりと準備万端で臨みたい。なのでそう感じたのかもしれない。
ただ、100%死なないともわかっている。だから、2つ目。ファーストコンタクトを大事にしたい。これは、最初にきちんと考えていれば気づけた何かを見落とすリスクを懸念している。例えば、道が二股に別れていてどちらに進むかどうかって話で、間違った道を選んでしまうと「戻る」時間が発生する。最初にきちんと考えられていれば、その「戻る」時間を回避できた可能性があるわけだし、最初(初見)だから気づける何かがあるかもしれない。だから、ファーストコンタクトを大事にしたい。って理由からそう感じたのかもしれない。
3つ目、失敗するかもって思って失敗することに意味がない。これは「頭が回らないから失敗してもしょうがないよね」って免罪符を持った状態でやったら、そりゃ失敗する可能性が上がるよねって話。そして、頭が回らない状態で失敗した場合、何を改善すればいいか?って考えると「頭が回らない状態を改善しろ!」ってなるわけで、失敗する原因がわかっているのに敢えて失敗することは無意味。だから、そう感じた可能性があるのかなぁって思う。
という具合に書き出したわけだけど、全部が微妙に掠っている状態でどれが原因って絞り込むのはムリだわ。
終わりに
なげぇ!
今回もなげぇわ!!!
ページを重ねるごとにリアルタイムでの気づきは減っているのに、いざまとめだすと凄い膨れ上がる(増えるワカメ感)。
で、これを書いている時に1ページ目から読み返してたんだけどさ、ページ間のつながりが違和感だわ。1ページごとに色々と考えたり試したりしているからか全体を通して読むと少しちぐはぐ感を感じる。まぁ、話数重ねたらなんとかなる問題だとは思うんだけど、先は長いなぁって思った。
また、今回描いた8ページ目を改めて見ると、描いている時と比べて「そうでもない(良くない)」って印象を受けた。描いている時は過去最高って感じがあったんだけど、既に9ページ目を描いているからか、9ページ目と比べるとそうでもないんじゃね?って感じた。これは、過去最高がどんどん更新されているからそう感じるのかなぁって思う。良いことではあるんだけど、自分で自分にプレッシャーをかけている感じがちょっと良くねぇわ。理想がどんどん高くなって更新スピードが落ちるし、スゲー疲れる。なんというか、どこまでいけば楽になるんだって感じるわ。仕事も一人前になるのに2年かかったし漫画も今年いっぱいこんな感じなんかな?まぁ、それで楽になるんだったらかなりマシだけどね。