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日本最古の国家「奴国」の謎(#^.^#)

2024-05-11 17:43:17 | 古代史
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#以前コメントとしたのですが、消されたことすら忘れて、コメントしました。
再度消されるかもしれませんが、ものすごく重要な話ですので、よろしければお付き合いください。

日本最古の国家「奴国」の謎!【ゆっくり解説 】
古代史ヤバイ【ゆっくり解説】@YouTube 4ケ月前


とてもいい話題をありがとうございます。
奴国をちゃんと理解すればなぞの古代史は解決します。邪魔しているのは記紀が天皇の歴史書だという刷り込みですよ。日本書紀は藤原不比等が不都合な奴国時代から3世紀の日本建国までの史実を隠すために様々な神話やおとぎ話を創作したのです。古事記は不比等が隠した史実を暴露するための暗号書だったのです。

日本の最初の王墓が福岡市早良平野で見つかった吉武高木遺跡の王墓です。三代の王族の王と王族が葬られています。記紀神話で最初に高天原に登場した天御中主・天村雲尊そして天八重雲尊だと宋史王年代紀にあります(詳細は「【検証21】天孫降臨と草薙剣の謎?」参照)。

四代目天聞彌尊(あめのににぎのみこと)は祖父の剣をレガリヤとして与えられ、周辺の糸島平野と福岡平野を平定して奴国を広げたと推理しました。その後、春日市須玖岡本遺跡に王都を築き、博多湾岸に比恵・那珂遺跡群に交易センターを作って歴代王が奴国を隆盛にしました。金印は、楽浪郡などからシルクロードの最東端の倭国の珍しい品物を求めてやって来る華僑の権益を護らせるために、奴国王(多分第16代天沫杵尊あめのあわなぎのみこと)を冊封体制に組み込むためだと岡田英弘「日本史の誕生」(弓立社)にあります。

第十七代王伊弉諾尊が日本海沿岸部を根拠地とする縄文系海人ムナカタ族の姫伊弉冉尊を娶り、列島内の産物(塩や玉類など)の流通を管理したようです。

そして二人の子が奴国王を継いだ第十八代王素戔嗚尊です。ムナカタ族を引き連れて半島南部の鉄を支配し、丹後半島の玉づくりの集落を整備しました。三国史記の新羅第四代王脱解尼師今のモデルとなったスサノヲ大王だと考えられます。

素戔嗚尊はムナカタ族の中に溶け込み縄文式の祭祀を行うようになりましたので、たまに奴国に帰還すると、宮廷祭祀を任せていた帥升(本当は楽師の師升)らにバカでかい銅鐸の縄文式祭祀を組み込むよう命令したと推理しました。そこで困った帥升らは仲間と一緒に帰還してきたスサノヲを捕まえで、奴国王に成りすますために金印の在りかを聞き出そうと拷問した模様です。古事記には手足の爪を剥ぎ髪の毛をむしって、最後は財産を全部奪ったとあります。クーデターの最中にスサノヲの部下のアズミ族がいち早く金印を持ちだし、逃げる途中、志賀島に埋めたものが江戸時代になって百姓甚平によって掘り出しされたのだと考えられます(詳細は「倭王帥升(すいしょう)は何者だ?」参照)。

もしも金印が偽物であるならば、誰が何のために高価な純金の贋作を作らせて、畑に埋めたようにして黒田藩にとどけるような面倒なことをしなければならなかったのか、想像だけで話が込み入って、その物証などが全くないようです。あの時代は新井白石などが邪馬台国論争が始まっていますので、親魏倭王の卑弥呼の金印を贋作する方が世間の注目度が高いはずですよ(^_-)-☆。
国宝金印は奴国滅亡を引き起こしたクーデターの事実を示唆する物証なのです(詳細は「【金印贋作説】亀井南冥は冤罪でしょう!」参照)。


この事件から7・80年は帥升王の時代が続き、その後半島が混乱して対外交易が衰退したので、倭国は衰退していました。クーデターを逃れたスサノヲの弟ニギハヤヒや王子イタケルの子孫が活躍して半島南部の鉄素材をスサノヲのコネで入手し、狗奴国(旧奴国)が隆盛になったので、倭国大乱が起こったのです。ニギハヤヒ大王が吉備を平定し奴国を再興しました(詳細は「【検証7】桃太郎はニギハヤヒだった?」参照)。吉備でヤマト王権の基礎が作られて、その後ニギハヤヒ大王の子孫が纏向遺跡を造り、日本の建国が行われたのだと推理しています。詳細は「鉄鏃・銅鏃の出土状況のデータ共有」をご参照ください。お邪魔しました(;^ω^)

スイマセン、以前にコメントしたことを思い出しましたが、アプローチが違いますのでお許しください(*´Д`)

【関連記事】
奴国についてもっと詳しく知りたい方はドゾ(#^.^#)
【検証9】奴国時代の話(その2)

王年代紀は記紀神話を正した!(^_-)-☆





最後まで読んでいただき、感謝します。
通説と違うので、いろいろと疑問点をお寄せください(^◇^)

初めての方は【刮目天の古代史】古代史を推理する(^_-)-☆に基本的な考え方を説明していますので、是非ご参照ください!


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