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THMISmamaの~お洒落の小部屋~

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2025.01.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
手書きハート 睦美、
「ムキ。」

浦木、顔をコクリと。
「うん。…って言うか、いないんなら、いないで、そのまま表情を変えずに…、むしろ、ううん。首を振って。…それだけでいいじゃない。ホントにいないんなら、普通はそんな感じ…???…でも、そんな大袈裟な表情、姿勢。…もしさ、お店に入ってきて席に…。その時、座る前の、その席。ひとつのお皿に小箱にリボンって言うのがあったらどうする…???…心当たりの女性の心境。うそ。うそうそうそ。って、そりゃまあ~~。びっくり仰天だよ~~。次の週の同じ曜日が誕生日。な~~んてね。そういう表情、姿勢と、今の真鍋さん、そっくり。」

小室、浦木を見て、
「…ってか、凄い想像力。かかかかか。」
そして、
「…と、言うか、うんうんうん。今のリアクションだと、眞鍋さん。」
そして、微笑みながらも、
「遂に、好きな人、出来たか~~~。ははははは。」

そんなふたりにいきなり顔を両手で覆いながらの睦美、
「あ~~~~ん。」

浦木、顔をニコニコと崩して、
「はははは。はいはい。図星でしたね~~。あん。でも、良かったじゃな~~い。ははは。40前にして、結婚出来る~~。…で…???…お相手の人は…???」

小室もニコニコと、
「うんうんうん。」

「でも。」
浦木。
「何だか、眞鍋さんって、物凄い素直~~。…って、言うか~。ん~~。何だか、嘘が付けないって言うの…???」
志奈子を見て。

小室も、コクリと。
「うんうんうん。」

浦木、眞鍋に、
「…で…???」
顔を傾げて、
「お相手の方は…???」
ニッコリと。

睦美、多少は観念したようではあるが、
「あん。それはだめ。」
顔の前、両手で×を作って。

途端に浦木、小室、
「え~~~ぇえ~~???」

そして浦木。
「まっ。でも…。その内ね。」
志奈子を見て。

小室も、
「うん。」

「当然。」
浦木。
「その人と、今、お付き合い、している。」

瞬間、睦美、また赤くなり、顔をコクリと。

浦木、椅子の背もたれに深く、
「お~~~。」

小室、
「じゃあ~~。何度か、デート。な~~んて。」

その声に睦美、逆に僅かに両眉に皺を。そして、顔を傾げて、
「デート…。…???」

そんな眞鍋の表情に、また浦木と小室、
「うん…???」

小室、
「付き合ってるのに、デート、してないんだ…???」
キョトンと。

睦美、困ったような顔をして、
「デート…、って言う、デートは~~。ん~~~。」

浦木、小室、
「はい…???」

睦美、顔をコクリと。
「はい。してません。」

浦木、小室、同時に、
「ません。」

小室、
「…って…???…はい…???」
尚江を見て。

浦木も、両眉に皺を、
「うん…???…って言うか、それ…、大丈夫なの…???」

瞬間、睦美、赤くなった顔で今度はニコニコと。そして両手を前でひらひらひらと。
「あ、はい。はい。えぇ。大丈夫です。」

「…って、言う…。…その根拠は…???」

そこまで言われての睦美、顔を崩しながらにして、
「ん~~~。そう…、言われると~~。ん~~~。困るん…、だけど~~。」

ふたり同時に、
「困る。」

またまた睦美、困ったような顔をして、
「ん、ん~~~。…と、言うか~~。…まだ、ふたりでは、デート、してない。」

瞬間、浦木、小室、
「え~~ぇえ~~???」
お互いに顔を見せ合いながらも、どちらからともなく、
「…て、今、お付き合い。」
「う。うん。うんうんうん。」

睦美、困った顔のまま、
「え、え~~と~~。」
顔を傾げて、
「お付き合い…って言うか~~。デートって~~。うん。まだ…。してない。」

間髪入れずに小室、
「いやいやいや。…って。それ…。本当に、大丈夫…なの…???」

浦木もその声に、コクリと。
「うんうんうん。」

睦美、僅かに下唇をビロンと。そして眉間に皺を。そして、顔をコクリと。
「だい、じょうぶ、です。はい。」

浦木、
「…って…。」
小室を見て、また眞鍋を見て、
「あ、いや…。…だから、その根拠は…。」
一拍置いて。
「…って言うか~~。何だか、申し訳なくって~~。あ、いや。眞鍋さんを虐めている、訳じゃないんだけど~~。」
また小室を見て。

小室も、
「うんうんうん。」

「話の成り行き上…。ねぇ~~。私たちの、結婚を薦める…。そんな…、話しの中で。」

睦美、
「あん。」
ふたりに。
「でも、大丈夫です。しっかりと、お付き合い。」

小室、
「だから。」

「もぅ。」
睦美、
「その方のお宅に何度かお邪魔して、一緒に食事も。」

瞬間、小室、浦木、目を真ん丸にして、
「うそ。」

睦美、顔をコクリと。
「はい。ほんとうです。」

「凄~~い。デートもなしで、いきな相手の家に。しかも、一緒に食事~~。」

ようやく表情が柔和になった睦美。ふたりに、
「はい。」

小室、いきなり、
「…って言うか。」
目を真ん丸に。
「眞鍋さん、いつの間に、そんな…。お付き合いって…。」

その声に睦美、
「ん~~。ここ、2週間…、くらい…???」

「うそ。」








ママでいい…。   vol,187.   「何だか、眞鍋さんって、物凄い素直~~。」

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最終更新日  2025.01.26 08:56:32
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