後輩の妊娠報告に、とっさに「おめでとう」が出てこなかったあの日

こんにちは、くろいわです

 

最近、人事関連の対応をしていて、

ふと、

 

15年くらい前に、TVで

 

“産休育休を取る女性の上司のための研修”

 

の特集をやっていたのを思い出しました

 

その研修が

 

「妊娠報告を聞いたら、

　まず『おめでとう』と言いましょう」

 

からスタートしてて

当時の私はすごく驚いたんですよね

 

「そんなの当たり前じゃない！？」

 

と思って 笑

 

なんですけど、実際にその後、

自分が後輩から報告を受けた時

私、一瞬フリーズしちゃったんですよ

 

言葉が出てこなかったんです

 

もちろん、お祝いの気持ちも

あったんですけど

 

それと同時に

 

「え、私の負担が増えるの？」

 

という気持ちが

頭の中でぐるぐるとしてしまって……

 

思わず

 

「仕事どうするの！？」

 

と口から出そうになったのを

ぐっと呑み込んだ

その時の気持ちの悪さを

今でも思い出すことができます

 

これ、私は結構ショックでした

 

「妊娠報告を受けたら

　おめでとう、というのが当たり前」

 

と思っていたのに

いざその場面になると

全然そういう行動が

とれなかったんですから

 

そのとき感じたのは

何事にも心の準備は必要なのだな、

ということです

 

「こんな場面では、こう言う」

 

って、当たり前のことだと

思っていても

 

いざ、その場面になると

とっさにできないこともある

 

自分のキャリアや生活に

影響するようなことや

 

価値観を脅かされるようなことに

直面したときは、

 

なおさらそうなります

 

だから、あらかじめ

 

自分がどんな価値観を持っているか

 

何を大切にして、相手と接していきたいか

 

を、自分でしっかり理解して

 

どんなときに、

自分がキツイひと言を

言ってしまいそうか？

 

を知っておく必要があります

 

あの”あたりまえのこと”を学ぶ研修も

意味があったんだなぁ……

 

こうしたちょっとしたひと言が

自分のキャリアや、マネジメントで

大きな損になっていることって

意外とたくさんあるので

 

自分のなかの「あたりまえ」ほど

慎重に扱わないといけないなぁ、と

 

社員からの相談を受けながら

あらためて思ったのでした

 

 

あなたは、どんな「あたりまえ」を

持っていますか？

 

その「あたりまえ」から出たひと言で

損をしてしまっていませんか？

 

ご自身の言動を棚卸しして

自然体のまま、キャリアを

良い方向へと変えて行きたい方は

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