水彩

心の中から

拭い去るなんて

どうしたって

不可能だと思っていた


君の一挙一動

まるで水彩画の様に


どれだけ塗り重ねても塗り重ねても

透けて見えるから


重ねれば重ねるほどに

更に濃くなるから



でも

いつしか

それは濃色と化して



鮮やかさを失うのかもしれない







Oto
  • 立ち寄って頂いて
    ありがとうございます。

    共感頂ければ幸いです。

    詩によるコメントには拙いですが、返詩させて頂きます。

言の葉

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA