こんにちは。 
化粧品業界流 売場トレーニングコンサルタントの相沢花恋です。


今朝の関東は、土砂降りでしたね。
出勤の皆さん、ずぶ濡れになりませんでしたか?
私はこんな日に限って、
白を着てきてしまいました(^^;;



さて、
化粧品に限らず、
どんな小売のお店でも、
その量はばらつきあれど、
最低限の商品知識って、
必要ですよね。


特に、
私のいた化粧品業界は、
商品知識がないと仕事にならないです。


なぜなら、
お客様は、
商品を見ても、
どんな成分が入っていて、
自分の肌にはどんな商品が合うのか、
よく分からないからです。


セルフ売りの化粧品は、
別かもしれませんが…。



そんな中、
とある店長から、
こんな悩みを相談されました。


新人が、
商品知識を勉強したくないと言っている
と。



自分のペースで、
好きな商品を勉強したいのに、
あれやれ、これやれと、
指示が多くて嫌だから辞めたい。


そもそも、
家に帰ったら、
疲れて勉強なんかできない。



これ、
皆さんならどう返しますか??



私がまず思ったのは、


新人のくせに、
店長相手に
「勉強したくない」なんて、
よく言えるなぁ
です。


びっくりしました。


私の世代は、
どんなに文句があっても、
上の立場の人に対して、
口が裂けても言えませんでした。



さすが、
ゆとり??



上下関係があまりなく、
自分の意思を尊重して育てられた世代、
ならではなんでしょうか?



なんでも時代のせいにするのは嫌ですが、
感覚が、
私の頃とは変わってきているのかなと、
どうしても思ってしまいます。



さて、
勉強したくないと言う新人に対してですが、
私なら、
かなり厳しく指導します。



そもそも、
仕事という認識がない!!!


学校は、
お金を払って通うから、
勉強してもしなくても、
自分の自由です。



でも、
仕事はお給料をもらってやるもの。
義務です。


雇われている者には、
選択肢はないのです。


というと、
ちょっとキツイ言い方ですけど、


美容部員のお給料は、
決して高くはないです。


でもお給料をもらっている以上は、
会社の利益になることをやらなければいけないのです。



やりたい、やりたくない
ではない。


やらなきゃいけないこと
なんですよ。



その辺を、
履き違えている新人は、
とても多い気がします。



会社の利益と言いましたが、
商品知識を勉強するのは、
お客様のためですよね。


商品を買いたくて相談しにくるお客様に、
的確なアドバイスをすることが、
私たちに求められることです。


売上にたくさん上げている先輩方はみんな、
過去、
寝る間を惜しんで、
必死で勉強してきています。


それが当たり前の業界なんです。


というか、
どんな仕事だって、
新人のうちは、


会社を離れても、
仕事のために勉強したり、
習い事をしたり、
自分で努力しないと、
周りについていけなかったりします。


それが無理なら、
どんな仕事だってできない。


一生、
誰にでもできる簡単な仕事をして、
アルバイトでやっていきたいなら、
別ですけどね。



うーん、
それと、
私なら、

将来どうしたいの?

って、
聞きます。


なにもやりたいことがないなら、
とりあえず、
この会社でそれが見つかるまで頑張ったら?と伝え、
この会社で身につけられることを伝えます。


そもそも、
なんで入社しちゃったのか?
も、
大事ですけどね。



あとは、
面接する人にお願いします。


入社したら、
最初の半年は毎日、
家でも勉強しないとやっていけない、
厳しい仕事です。


ここでは言いにくいと思いますが、
もし無理だと思ったら、
その旨を帰った後にでも連絡ください。


これぐらいのことを、
面接で言ってもらえれば、
ある程度覚悟して入ってきてくれるんじゃないかなぁと、
思うんですが…。



どうなんですかねぇ。



商品知識の勉強って、
私、楽しかったですけどねぇ。



楽しんで勉強する方法を、
教えてあげたらいいのかな??


皆さんなら、
どんな指導をしますか??