ラペル部分です。
肩回りが立体的なので、平置きするとこうなります。
ラペル部分の拡大。
特注の鋭いラペルに付くフラワーホールはハンドワークです。
袖回りです。
フレアな形状と4つボタン+斜めボタンホール。
ホールはハンドワークのようです。
いつもどおりスラント&チェンジポケット付き。
拝みボタン。左のボタンを留めれば通常の、右のボタンを留めれば左右にボタンが並ぶ仕掛けです。
表生地が内ポケットを囲むことで剛性を確保する本台場仕立て。
裏地と表地との境にパイピング処理がされています。
丁寧な仕事です。
生地はオノの洋服の社長が海外で買い付けてきたもの。
海外では裏地にブランドのラベルを付ける文化がないらしく、これはスキャバルの汎用品。ただしこだわりの旧ロゴ(Scabalが筆記体)です。
ベスト(チョッキ、ウエストコート)。
6つボタンの両腰ポケット付き。
背面は内部よりも一段濃い紺色としています。
尾錠は(万が一)痩せたときに活躍するはず。
ベスト内にポケットがついています。このような仕様は初めて見ました。
総評としては、
後日直し(好みのレベル)を入れたい部分はありますが、概ね自分の要望に沿ったスーツが仕上がりました。
ちなみに、今回は通常の倍の手間がかかったそうです。深謝。