生きるなかで学ぶ:良いも悪いもない

2017年04月02日

良いも悪いもない

４月に入りましたね～。

年の始めも「これからスタート」という気持ちになりますが
年度始めもまた「これからスタート」という気持ちになりますね。

新月の時もスタート。

節分や夏至の時も。

そういえば以前、ある方がおしゃっていました。

「毎朝、起きた時に今日から新たな人生のスタートと思って過ごしている」と。

いつでも新たな気持ちで過す。素敵ですね☆

ところで～。

先日、あるイベントに参加してきました。

私の大好きなジャンルの音楽が聴けるライブがあり
拘りの食事もついているという魅力的な内容。
facebookで見つけたものです。

私はあまり知らないイベントには参加しないほうなのですが
好きな音楽の生演奏が聴けるんだ～♪と、ちょっぴりわくわくして
お出かけしました（仲良しの方も行かれることになったので）

それがね・・・。

行ってみると・・・。

全くその空間に馴染めることなく（涙）

お料理にも違和感を感じ・・・。

美味しくないわけじゃないんです。

なんか、作り手さんの愛情が感じられなかったのです。

音楽も、私の耳にはツライほど不協和音でした。

でもね。

これはその場に集まっておられた皆さんが感じられた感覚ではないはず。

だって、皆さん「美味しい～」ってお顔で食べておられたし

音楽も「素敵～。家族に聴かせたい～」とおっしゃっていたので。

となると音楽もお料理も「悪い」わけではないんです。

あれ？じゃあ、そう捉える私が「悪いの？」

いえいえ。私も悪くないです。

良い、悪いではなく

その場に集まっておられた人達と私は波動が違っていただけ。

心地よく響いてくる（共鳴する）ものが違っているだけ。

人はみな、持って生まれた個性と、この世で育ってきた中で
経験したことや感じたことから培われた考え方や感性は違います。

ひとりとして同じものを持っている人はいません。

（だって全く同じ環境で、全く同じ経験をしてる人っていないですものね）

そう考えると、同じものを見たり聴いたり、味わっても

同じように感じるわけではないんですもの。

今回のイベントは単に、私にとっては波動が合わない音楽、食事だったってこと。

前回のブログの最後にも書きましたが～。

「良いも悪いもない」

これは宇宙の法則のひとつなのです。

いろんな物や出来事は、それを判断する人によって変わる。

良い物なのか、悪いものなのか。

良い出来事なのか、悪い出来事なのか。

自分は良いものと思っていても他の人も同じように感じているわけではないんです。

「なんでこの人は、そんな風に考えるの？」と相手を責めることは

自分の感性や考えを押し付けているだけ。

それでイライラしたり、悲しくなったり。

・・・って。自分で作ってしまっているストレス。

人と自分は違う。

どちらが良いとか悪いとかじゃない。

そう考えると、人との関わりがちょっぴり楽ちんになりますね☆

年度始めの４月はスタートの時期。

新たな生活が始まると共に、新たな人間関係も出来る人が多いでしょう。

そんな時、「良いも悪いもない」という宇宙の法則」を頭の隅っこにあると

「信じられな~い」　「考えられな~い」

って人を見ることは減るのでは、と思います(^^)

私もつい自分の感性や考えを押し付けちゃうことがあるので気をつけよあかんべー