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カテゴリ:アビ・カイツブリ・ミズナギドリ
この鳥は、M字形の尾と白い腰を持つ、黒褐色の海鳥です。海上を、ひらりひらりと波から身をかわすように飛びます。脚を垂らして飛ぶこともあります。飛びながら小魚やイカなどを見つけると、くちばしで捕らえます。また、浅く海面下に潜って捕らえることもあります。集団繁殖地の草地の土中に深さ50cmくらいの巣穴を掘り、ここへ卵を1つ産みます。日中はつがいの一方が巣内にいて、他方は海上へエサを見つけに行きます。エサを捕りに行った鳥は、日没後に巣に帰ってきて、抱卵をしている相方や雛に給餌します。幼い雛には半消化の餌を吐き戻して与えております。この鳥は、地上でははうようにしか歩けないし、地上から直接飛び立つこともできません。日中、地上をはいずっていれば他の鳥に狙われる危険があるため、地上での行動は夜間になったといわれております。
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最終更新日
2017年08月03日 04時50分22秒
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