あなたの中にある幸せを見つけ、幸せ思考にくるっと変換、
ワクワク楽しい人生のフィールドにステップアップ
「いい加減」という言葉にはどこかネガティブなイメージがつきまといます。しかし、「いい加減であることで、今よりもう少し生きやすくなる」とするのは、ビジネスコンサルタントの山﨑武也さん。著書『
』(王様文庫)より、その理由を紹介します。
いい加減は必要な調節機能を果たす
山﨑さんが考える「いい加減」とは、時と場所と場合に対して、最も適切な「加減」を考えてフレキシブルに身を処していく機敏さのことです。
世間とは「折り合い」をつけ、他の人に対しては「大目に見る」こと。「いい加減」は生きていくうえで必要不可欠な調節機能であると山﨑さんは綴っています。
いい加減はりょうどよい加減。
気持ちが楽になるいい加減のススメ
速さを競わない
何をするにも早いことがよいとされる風潮がもてはやされる昨今です。しかし、早ければよいということばかりではありません。
相手を負かそうと速さを競うばかりでは、心の余裕が生まれません。じっくり考えて行動することができず、失敗する可能性もあります。
物事を行う過程を楽しむことが人生では大事なことです。結果ばかりにばかり目を向けることでは、自分の人生をほんとうに楽しんで生きているとは言えません。
年齢を重ねれば重ねるほど、時間の流れが速いと感じるものです。
仕事の場であれ日常生活の場であれ、ゆっくりと人生を味わう姿勢を楽しみたいものです。
立ちどまり、自分の呼吸を数えながら、生きている実感を感じたいものです。
誰にとっても、今のこの瞬間がすべてです。
新しいことを始めるときはよい加減に
スキルや教養を身につけることによって、前進しようとする姿勢は素晴らしいことです。
しかしあまりがんばりすぎて自分を追い詰めて苦しくなってしまうようでは、本末転倒です。
新しいことを学ぶことはワクワクすることですが、折り合いをつけてゆっくり取り組むのもよいことです。
前ばかり見るのではなく、時には過去の自分を振り返ることで、自分の持っている能力や、新しいアイデアが見つかることもあるでしょう。
喧嘩は売らない、買わない
人生は「合意と意見の食い違い」の繰り返しで、相手と考え方が異なれば、争いとはいかないまでもギクシャクしてしまうこともあるでしょう。
社内やチーム内、友人や家族といった良くありたい人間関係のなかでは「けんかは売らないし、買うこともしない」と心に決めておくことを『いい加減のすすめ ほどほどくらいがちょうどいい』の著者の山﨑さんはすすめています。
自分が正義だと思わないことです。相手には相手の正義があるのですから。
自分の考えと違ったとしても、相手の考えを変えようとしないことです。だからと言って相手に合わせる必要はありません。自分の考えはちゃんと持っていていいのです。
「そうだね、わかるよ」というのは、斎藤一人さんのことばですが、それですべて丸く収まります。
「そうだね、あなたの気持ちはよくわかったよ。」という意味です。そう言われれば、それ以上イヤな雰囲気になることはありません。相手を否定しないことが、うまく秘訣といえるでしょう。
毎日を過ごす中で、時には肩の力を抜いて、視点を変えると、別の見え方ができるようになるのだといいます。そうして、ちょうどよい加減を見つけたいものです。
はなみずきのmy Pick
笑顔のすてきなあなたに
幸せがなだれのように訪れますように。
世界にただひとりの素晴らしいあなたにありがとう
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