モチベーション、自尊心にあった適職探し~あなたは攻撃型?防御型?~ | 毎日をちょっぴり生きやすくするあべもん(安部源生)のブログ

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作業療法士という生活を支える仕事をしています。講演会を全国10ヵ所以上でやっています。内容はセラピスト向けぁと筋膜、東洋医学、心理学。一般向けだとストレスケア、コミュニケーション など


人のモチベーション、
自尊心にあった仕事が
あると言われます。

ざっくり言うと、

・攻撃型
・防御型

です。

ちなみに、
前回の内容の
最後の部分は、
今回の内容を
参考にしています。
(本解説『チーズはどこへ消えた?』→将来の変化が不安な人への処方箋)

【目次】
①攻撃型、防御型とは?
 ②あなたはどっち?
③診断テスト
④それぞれに向いた職業
※最後にforリハ職


【①攻撃型、防御型とは? 】
攻撃型は、
考えるより、
行動するタイプです。

防御型は、
行動の前に、
分析して考えるタイプです。

また、
攻撃型の方が
自尊心が
高い傾向が
あります。


【②あなたはどっち?】
攻撃型と防御型。
仕事で、
向いてる考え方が
あります。

攻撃型は、
『最高な』場所と時間を選んだり、
『最高な』展開を予想すること。

防御型は、
反対に、
『最低』を意識することです。

また、
攻撃型か防御型か、
詳しく評価するテストがあります。


【③診断テスト】
 『促進予防焦点尺度』を、
日本語化したものです。


この質問に対して、
以下の点数をつけます。

1:まったく当てはまらない
2:ほとんど当てはまらない
3:あまり当てはまらない
4:どちらとも言えない
5:やや当てはまる
6:かなり当てはまる
7:非常に当てはまる

上側の
利得接近志向尺度の点数が
多ければ、
攻撃型。

下側の
損失回避志向尺度の点数が
多ければ、
防御型になります。

【④それぞれに向いた職業】
攻撃型に適した職業は、
コンサルタント、アーティスト、テクノロジー系、ソーシャルメディア系、コピーライター系など・・・ 

サービスや製品の
変化が激しく、 
より柔軟な発想を
求められるような仕事です。 

防御型に適した職業は、
事務員、技術者、経理係、データアナリスト、弁護士など・・・ 

 データを処理をしたり、 
慎重さが
求められるような仕事です。

よって、
攻撃型は、
進歩や成長を実感しやすい仕事。
防御型は、
安心感と安定感を実感しやすい仕事。
を探していくと、
いいそうです。

とはいっても、
職業はなかなか変えられないと、
思います。

なので、
攻撃型は、
『最高』を意識する、
防御型は、
『最悪』を意識するのも、
一つかと思います。

また、
ここからは、
個人的な考えです。

業界に合わせて、
行動を変えていくのも、
一つの手ではないでしょうか?

行動してばっかりなら、
一度は立ち止まって、
考えてみる。

考えたり、
分析してばっかりなら、
まずは行動してみる。

何事もバランスが
大事ですね。

  ※参考: 
・鈴木祐『科学的な適職』
 ・尾崎 由佳、唐沢 かおり『自己に対する評価と接近回避志向の関係性──制御焦点理論に基づく検討── 』心理学研究 2011 年 第 82 巻 第 5 号

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※forリハ職・・・
攻撃型の人は、
急性期向きなのかな?
と思います。

防御型の人は、
より長く関わる、
という意味では、
維持期向きでしょうか?

体感的な話ですが、
仕事の流れが早い職場、
遅い職場があると思います。

僕も、
転勤と転職で、
色んな病院を見てきましたが、
地域によっても差があります。

個人的には、
攻撃型の人が、
流れの遅い病院にいくと、
衝突しがちな気がします。

病院ごと、
スタッフごとでも、

攻撃型→動きが早い所
防御型→動きが遅い所

があると思うので、
自分のタイプと違うからといって、
頭ごなしに否定するのではなく、
どうやったら、
伝わるかも考えていきたいですね。