目論見

いびつなる形も愛でて苺摘む

苺栽培が初めてうまくいったようである。

これまで何度かプランターで挑戦したのだが、どれも虫、とりわけなめくじに食われてろくに育たなかったのである。
運良く畑では虫の害もなく、すくすく育ってくれて今月何回か収穫することに成功した。意外に甘くて、しかもどれも粒が大きくわれながらよくできたと思う。
苺苗というのは意外に高くて今年は数多くというわけにはいかなかったが、さいわい苺というのは実が終わるとクローンの株を多く産むのでこれを来年の苗に当てることができる。今年の成功体験に味をしめて来年は洗面器三杯分の収穫をもくろんでいるのだがさて。
苺は種から作るのではなくクローンからしかできない、素人は。種はあのぶつぶつ一個だけど、各県の農業試験場秘伝の交配だから同じような株は再現できないのである。

“目論見” への2件の返信

  1. 苺栽培って難しそうですね。
    あのルビーのような甘くておいしい苺が自宅で思う存分食べられればうれしいですね。
    その昔、イチゴハウスが終りに近づいたころ苺農家さんが開放してくれて食べ放題取り放題でした。
    イチゴを摘むのはむずかしいです、どんどん積んで収穫すれと下のイチゴがつぶれてしまう。
    一個一個丁寧に摘むことが要求される。
    楽しみが増えましたね。

    1. 奈良県では明日香ルビー、いまでは古都華という品種がメインです。近くの道の駅では他県ナンバーが買いにやってきて道路がいつも混み合います。平群は苺の産地でもあります。
      今年挑戦した苺は東京都の開発でその名も「東京おひさまベリー」。今どき珍しく露地栽培できて、従来種よりサイズも大きいとか。有名品種と違って苗が販売されてるので得難い品種です。

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