身延山久遠寺〜日蓮大聖人御廟と御草庵旧跡〜 | ゆだぽんの♬虹色オーラ♬ブログ

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お寺や神社巡りで感じた事や、不思議な話・オーラについて…などなど書いています。

『身延山久遠寺』
身延山の中でも一番の神聖な場所へ✨




日蓮宗の総本山である身延山久遠寺。

今から遡ること700年以上前、地震に洪水・飢饉に疫病・戦乱などが相次いだ鎌倉時代。日蓮聖人は「法華経」の教えにより全ての人々を救おうとし、三度にわたり幕府に「正しい仏法である法華経に帰依すれば、全ての人が末法の世から救われる」と諌言しましたが、幕府が耳を傾けることは一切ありませんでした。


それどころか反発した幕府や念仏者によって命を狙われ、さらには伊豆や佐渡へ流罪となりましたが、その後無罪放免となり、信者であった南部実長公の招きで1274年に身延山に入山します。


鷹取山の麓の西谷に草庵を構えて住まいとし、約9年にわたり人材の育成や、大勢の弟子や信者とともに信者法華経の講義や唱題修行に精進しました。1281年に十間四面の大堂を建立し「身延山久遠寺」と命名しました。


病に罹った日蓮聖人は療養と両親の墓参のため、1282年に一度身延山を降りて常陸国(茨城県)に向かいますが、途中で病状が悪化。武蔵国池上で61年の生涯を終えました。池上本門寺ですね。


「いずくにて死に候とも墓をば見延の沢にせさせ候」という日蓮聖人の遺言に従って、遺骨は身延山に奉ぜられました。


その後の身延山久遠寺ですが、日蓮聖人のお弟子さんたちによって継承され、約200年後の1475年に現在地へと移転。武田氏や徳川家、領主などからの崇拝と外護を受け、手厚く守られていきました。



☆竜潜橋



☆参道



☆霊山橋



☆身延川





☆拝殿



拝殿は千鳥破風造りで御所向拝丸太建築檜皮葺。

拝殿の奥には白亜の八角塔があり、その中には日蓮聖人のご遺骨が火葬の灰とともに(五輪の墓)納められています。






白亜の御廟塔が奥に小さく見えていますね。

いつもは生花が備えられているようですが

“ただいまお花を交換中です”

と書かれた札がありました。



☆御草庵跡



日蓮聖人が9年間生活をされた御草庵跡です。





おそらく「霊感ないからそういう感覚全然分からないのよね」という方でも、この神聖さは感じ取れるのではないでしょうか。





☆法界堂



身延山最古の建造物の一つです。

中には仏像が納められています。



☆篤信廟



養珠院(徳川家康公側室)

久昌院(水戸徳川光圀公母堂)

寿光院(丹後宮津京極高国公母堂)

浄光院(会津保科正之公母堂)





☆納骨供養塔



☆教師廟



まさに身延山の聖地。
日蓮聖人がここに草庵を結んだお気持ちが、よくわかりました。




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