どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

せぼねのはなし

2024年05月03日 | 紙芝居

    せぼねのはなし/脚本・絵 かこ さとし/童心社/1982年(12画面)

 

 「おかしなしせいをしていると せぼねの ひとつひとつの ほねが ずれて、ゆがんで まがった くせがついて ぐにゃぐにゃの かたちになってしまいます」

 「ぐにゃぐにゃ まがった からだに ならぬよう、ゆがんだ からだに しないよう、きっちり からだを つよくして、そとで うんどうを しっかりして よい しせいの せぼねの シャンとした ひとになるよう、がんばるのは あなたです。」と、かこさんの直球勝負。

 傘や団扇からはじまって、ミミズやクラゲ、カイやサザエ、カタツムリ、さらには魚や鳥、キリン、ゾウ、恐竜、サル、カンガルーまででてきて、体の中で いかに背骨が大事かすすめていきます。

 骸骨も出てきて、かこさんらしい 紙芝居でした。


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