セルフ・ハンディキャッピングとは?
セルフハンディキャッピングとは、失敗して傷つくことの予防線を自分ではることです。誰でもしていることで、うまく付き合うことで成功に結びつくともいえます。
https://brave-answer.jp/14950/より引用
セルフハンディキャッピングにはメリットもデメリットもある
メリット:失敗した時に自分の心を守る
セルフハンディキャッピングは、失敗した時の自分を守るために準備しておくという性質があります。
心理学用語では自我防衛機制といいます。
セルフハンディキャッピングは自分の心を守るために自然にそなわっているものなのです。
デメリット:挑戦する心が薄れる
ただセルフハンディキャッピングが過剰になってしまうと、本当は簡単にできたことをできないと思い込んでしまうこともあるのです。
主張的セルフハンディキャッピング
主張的セルフハンディキャッピングは、言葉を使います。
テスト前に
- 「全然勉強していない」
- 「体調悪い」
- 「この教科苦手」
という発言はよく聞きます。
言い訳をあらかじめ自分で主張することが主張的セルフハンディキャッピングです。
主張をしておくことで、失敗した時の評価の低下に予防線を張れますし、成功した場合は逆に評価が上がるように無意識に工作をしているのです。
セルフハンディキャッピングは、自分や周囲に対して自分の評価を下げないために行われます。
簡単にできるセルフハンディキャッピングの診断
- 失敗するとすぐに状況のせいにしたくなる
- 人より体調がわるいことが多い
- 本を読もうとする時、物事や空想で集中できなくなりやすい
- 人に負けたりうまくいかなかったとしても、余り傷つかないですむように、人とは張り合わないことにしている
う〜んこれまた誰かにそっくりなんだが、、、、
前に栗城の行為をセルフハンディキャッピングだと分析した
ドクターシミズのひとりごと氏も今年の下山劇について見解を述べていました。
否定の壁、見えない壁、地上の山、ラッセルがー、ブルーアイスがー、
ジェットストリームがー、体調がー、モンスーンがー、etc‥‥
7回連続7000m付近で敗退を繰り返した自称登山家の言葉、、、、
「単独行」 加藤文太郎
世には往々ほんの僅かな苦しみにもたえず周章狼狽、意気泪喪して敗北しながら、
意思の薄弱なのを棚に上げ、山の脅威や退却の困難を説き、
適当な時期に引揚げたなどと自賛し、登山に成功したのよりも偉大なことごとく言う人がいる。
しかし山を征服しようとする我々は、こんな敗軍の将のいうことなどには
いささかも耳を貸さず、登頂しないうちは倒れてもなお止まないのである。
※上の言葉は漫画「孤高の人」のモデルでもあり本物の「単独行」加藤文太郎の言葉
本物の言葉は重いねぇ( ´⊿`)y-~~