NHK朝ドラの常連俳優の小堀正博さんがギランバレー症候群という病気を発症し休養されていましたがドラマ復帰しました。
この記事では小堀正博さんの大学や俳優経歴と現在までの代表作、家族や結婚、ギランバレー症候群の発症と復帰までの経緯、現在の状況などについてまとめました。
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小堀正博のプロフィール
小堀正博のプロフィール
生年月日:1988年6月19日
出生地 :アメリカ・ワシントンD.C.
出身地 :兵庫県(生まれて数年で日本に帰国)
身長 :172cm
血液型 :AB型
小堀正博さんはテレビドラマや映画を中心に活躍する俳優で、男らしい顔立ちと演技力に定評がありこれまでにNHK朝ドラ10作品に出演(2025年現在)しています。
小堀正博さんは俳優業のかたわらオンラインでの家庭教師や塾講師としても活躍し多才ぶりでも話題です。
2024年には「ギランバレー症候群」(筋肉を動かす神経の障害のため手足に力が入らなくなる病気)を発症し、一時は役者はもう無理かもしれないと絶望されたそうですが、治療とリハビリを経て現在は復帰されています。
小堀正博の経歴① 中学から大学まで関西学院で大学では法学部
小堀正博さんはアメリカのワシントンワシントンD.C.の出身ですが生後数年で家族で日本に帰国し、その後は兵庫県で育っています。
中学受験して関西学院中学部へ進学し、内部進学で関西学院高校、関西学院大学法学部へと進みました。小堀正博さんは中学2年の時に図書館で読んだ「図解雑学 刑法」で窃盗罪と遺失物横領罪、占有離脱物横領罪の違いを知って興味を抱き将来は法曹界で働きたいと思い大学では法学部へ進まれたそうです。しかし、最終的には中学3年生の終わり頃から始めたという役者の道へ進む事になりました。
小堀正博さんは高校生の頃より、2005年の映画「交渉人 真下正義」(駅員役)、2006年公開の映画「かぞくのひけつ」(村田浩明役)に出演するなど役者として活動をスタートさせています。
小堀正博の経歴② 関西学院大学時代からNHK朝ドラに多数出演
小堀正博さんは関西学院大学在学中だった2008年に「だんだん」に喫茶店の客役で出演したのを皮切りに2025年現在まで合計10作品のNHK朝ドラに出演しているNHKの常連俳優です。
小堀正博さんが出演したNHK朝ドラの代表作では他に2009年の「ウェルカメ」のパーティーメンバー役、2011年の「カーネーション」の坂崎ヒカル役、2012年の「純と愛」の宮本役、2013年の「ごちそうさん」の若き日の西門正蔵役、2014年の「マッサン」の青山役、2016年の「べっぴんさん」の秋山役、2018年の「まんぷく」の加瀬沢博役、2020年「おちょやん」の小竹英一役、2023年の「舞いあがれ!」の瀧本慶役があります。
小堀正博の経歴③ 役者のかたわら家庭教師や塾講師でも活躍
高校や大学時代から本格的に役者として活躍し経歴を重ねている小堀正博さんですが、一方で家庭教師や塾講師としても活躍されています。
小堀正博さんは遅くとも2012年頃には塾講師として働かれていたようです。また、家庭教師としても遅くとも2015年までには活動を始めています。
小堀正博さんは高校の頃友人にテスト勉強を教えた時の楽しさから、塾講師や家庭教師の仕事を始められたそうです。
小堀正博さんの塾講師や家庭教師としての評判はかなり良いようで、ポジティブな口コミが多く確認できます。
小堀正博さんはYouTubeでもオンライン授業の様子を紹介されています。
小堀正博の代表作① NHK朝ドラ「カーネーション」の坂崎ヒカル役
小堀正博さんの現在までの代表作を紹介していきます。
小堀正博さんは2011年後期のNHK朝ドラ「カーネーション」で、主人公・糸子の幼馴染の勇の友人である坂崎ヒカルの役で出演しています。小堀正博さんは当時23歳でしたが14歳の頃から大人になるまでの坂崎ヒカル役を演じています。
小堀正博の代表作② NHK朝ドラ「マッサン」の帝大生・青山役
小堀正博さんは2014年後期のNHK朝ドラ「マッサン」では京都帝大(現在の京都大学)の大学生・青山の役を演じています。
小堀正博さんは当時26歳でしたが、坊主頭の大学生役を違和感なく演じています。小堀正博さんが演じた大学生の青山は、主人公の政春が勤めるウイスキーメーカーの鴨居商店に夏休みの間に研修に来る爽やかなキャラクターでした。
小堀正博の代表作③ NHK朝ドラ「おちょやん」の小竹英一役
小堀正博さんは2020年後期のNHK朝ドラ「おちょやん」に小竹英一の役で出演しています。
小堀正博さんがおちょやんで演じた小竹英一は、ヒロインの千代が所属する「鶴亀撮影所」の俳優で、井川遥さん演じる高城百合子との共演映画「太陽の女 カルメン」の撮影途中に高城百合子と駆け落ちして失踪するという衝撃的な役柄でした。
小堀正博さんはこの頃には若い頃の爽やかなイケメンから、渋みのあるワイルドなイケメンへとイメージチェンジを果たしています。
小堀正博の代表作④ 映画「信虎」の白畑助之丞役
小堀正博さんはNHK朝ドラのイメージが強いですが、他にも多数の映画やドラマに出演し活躍されています。
2021年公開の戦国時代後期を舞台にした映画「信虎」では、主人公の武田信虎(武田信玄の父親)の家臣の子である白畑助之丞の役で出演しています。ワンシーンだけの出演ですが若干のアクションシーンを演じています。
小堀正博さんは他にも、2021年映画「燃えよ剣」での清河門弟役や、2022年の映画「奈良の再会」での救急隊員役、2022年ドラマ「遺留捜査 第7シリーズ」第6話の大森隼人役、2022年ドラマ「科捜研の女 season21」第10話の才賀春樹役、2022年ドラマ「科捜研の女 2022」の第3話の中田晃役、2023年のドラマ「ながたんと青と -いちかの料理帖-」第1話の桑乃木孝行役などの代表作があります。
小堀正博の家族構成は両親と妹
小堀正博さんの家族構成は両親と妹が1人の4人家族です。
小堀正博さんは家族に関する事はあまり語られていませんが、幼い頃に両親と妹と家族4人で川の字になって眠っていた際に阪神淡路大震災が起きたときの逸話をXに投稿されていました。
当時僕の家族は全員リビングで寝ていた。 テレビとソファの間に布団を敷き、父、僕、妹、母の川の字になって。 16日の夜は家族でテレビを点けながら布団に寝転んでいた。
小堀正博の結婚
小堀正博さんは2025年現在の時点では結婚はしておらず独身である可能性が高いようです。
ただ、実際には結婚していて情報を公開していない事も考えられます。
小堀正博さん最近は結婚に関連する事柄を言及されていませんが、2010年にブログで何度か結婚について以下のように触れていたので、結婚願望は持たれていたのだと思います。
1回ぐらいマンションに住んでみたいなぁ
でもやっぱ結婚とか考えたら(ってかまぁ出来たら笑)一戸建てかな
自分の料理に自信持つようになったら、結婚願望が減る気がして
そして結婚しても、お嫁さんが作ってくれた料理にいちいち何か言ってしまう気がして
そんなん絶対嫌やし、お嫁さんの料理が一番美味しいって心から思いたいじゃないですか
また、小堀正博さんは現在までに彼女や熱愛の噂が報じられた事は1度もありません。
小堀正博の病気は「ギランバレー症候群」で一時意識不明も現在は退院
小堀正博さんは2024年の春先頃に年間発症率が10万人に1人(小堀正博さんのSNSでの100万人に1人はおそらく誤表記)という病気「ギランバレー症候群」を発症した事を2024年6月に自身のSNSで明かしています。
本日36歳になりました。日頃から応援ありがとうございます。まさか病床で誕生日を迎える事になるとは夢にも思いませんでした。3ヶ月前、僕は最重度のギランバレー症候群になりました。100万人に1人に選ばれました。→
— 小堀正博 (@cup53594) June 18, 2024
小堀正博さんによれば、病気の兆候を感じたのは2024年2月半ば頃だったそうで、数日間微熱が出て目や喉がイガイガする症状が続いたそうなのですが当時は「花粉症デビュかな?」と思っていたという事です。
ところが、症状が悪化して3月9日に家庭教師のオンライン授業中に手に力が入らなくなりペンすら持てなくなってしまったのだそうです。
その翌朝には39度近くまで熱が上がり、夕方には動けなくなって慌てて救急車を呼んでそのまま入院となったのだそうです。
小堀正博さんは病院で点滴を受けるもその翌日に容態が急変して呼吸困難になりそのままICUへ移されたという事です。その後、ギラン・バレー症候群と診断され一時は意識不明の重体になるも回復し2週間後にはICUから一般の病棟へと戻る事ができたそうです。
最初の危機は脱したものの、当時は手を少しだけ動かせるだけの状態で、声を出せるようになったのもそれからさらに半月後だったそうです。また、病気の症状で自律神経が乱れて体温調整ができなくなり冷房をガンガンにかけてアイス枕を5つ身体の下に入れても暑さのあまり汗が吹き出してとても辛かったとも小堀正博さんは語られています。
さらに、幻聴や幻覚などの症状も出てその場にいない家族の声が聞こえたり、わずかな音に敏感に反応してしまい1時間半ごとに夜中に目が覚めてしまうなど苦しい日々が続き、当時は「もう役者としてはおしまいだ」と考えて絶望した事もあったという事でした。
その後、5月の前半にようやく人工呼吸器が外れたものの、本当に肺がきちんと機能してくれるのかとても不安になり、それから始まったリハビリも脚を5cm上げるだけでも激痛が走るなど過酷なものだったそうです。
小堀正博さんは地道にリハビリを続け入院から4ヶ月半後の2024年7月26日に退院されましたが、まだ体調が万全に戻ったわけではなく走ったりジャンプをしたりはまだ難しく本格的に俳優として復帰するのはまだ少し先になるようです。
小堀正博がかかった病気「ギランバレー症候群」とは
小堀正博さんがかかった病気「ギランバレー症候群」については、近畿大学病院のオフィシャルサイトで以下のように説明されています。
末梢神経まっしょうしんけいの障害で、急に手や足に力が入らなくなる病気です。手足のしびれ感を感じることもしばしばあります。人口10万人当たり年間約1~2人がかかるというまれな病気で、子どもから老人まで、どの年齢でもかかり、男性にやや多い病気です。神経症状が出てくる1~2週間前に、風邪を引いたり下痢が起きるなどの感染症状があることが多いです。症状は2~4週間以内に最も重くなり、それ以後に悪化することはありません。ピーク時の症状の程度はさまざまですが、症状が重い場合には寝たきりの状態になり、呼吸ができなくなることもあります。 この病気は、本来は自分を守るためにある「免疫」という仕組みが異常となり、自分の神経を攻撃するために起こるものです。
小堀正博さんは呼吸困難の症状も出ていたという事なのでギランバレー症候群という病気の中でも非常に重い症状が出たケースであったようです。
小堀正博の現在
出典:https://www.sponichi.co.jp/
ギランバレー症候群という病気により、約1年にわたって俳優業休業を余儀なくされた小堀正博さんですが、現在はようやくドラマ出演に復帰されています。
小堀正博さんの現在の最新先は2025年2月26日にNHKで放送されたドラマ「バニラの毎日」で、この出演で小堀正博さんは俳優として復帰を果たしました。
ギランバレー症候群という病気には最初の恐れもあるという事ですが、今後も小堀正博さんには元気に活躍を続けてほしいと思います。
まとめ
今回はNHK朝ドラの常連俳優で2024年にギランバレー症候群という病気を発症して休養を余儀なくされるも2025年に復帰を果たした小堀正博さんについてまとめてみました。
小堀正博さんは関西学院中学、関西学院高校、関西学院大学を卒業しており、高校時代から本格的に俳優として活動を始めた経歴を持ちます。
小堀正博さんの出演代表作はNHK朝ドラの「カーネション」、「マッサン」、「おちょやん」などの他、映画「かぞくのひけつ」や「信虎」などがあります。
小堀正博さんの家族は両親と妹の4人家族で、2025年現在の時点では結婚はしておらず独身の可能性が高いとみられています。
小堀正博さんは2024年3月頃にギランバレー症候群という病気を発症し、一時は意識不明になるなど大変な状況でしたが現在は退院しておりドラマ復帰も果たされています。