深く深く思考の沼に沈む。
そしてすべてを投げ出して自己中になりたくなってはそれを切り捨てる繰り返し。
沼は底をいつまでも見せない。
ところで、
今日も暗いうちから冷凍車で仕事に出た。
今日も疲れたのでもう寝てしまうつもり。
仕事で必要とされるという部分はありがたいことだ。
あとは仕事に見合う収入があれば救われる。
今日の帰路、
都内の新小岩のコンビニの駐車場で、
歩いているご高齢の女性(Aさん)に道を尋ねられた。
「亀戸9丁目に行きたいのですがどちらに行ったらいいのでしょう」
私はナビゲーションを設定してAさんに見ていただいた、
イメージが伝わると思ったので。
距離は4km、
これからも歩いていくようだった。
ご高齢、見た感じは75歳前後、
歩くには少しきつい距離だと思ったので、
「亀戸でしたら向かう方向なので車で送りますよ」
(乗り心地の悪い冷凍車だけど)
と申し出た、が、
「だいじょうぶです」
と、ご返答をされた。
ナビ画面と実際に視界にうつる景色を比べながら道の説明を補足しながら、
もう一度「車で送りますよ」と伝えた。
しかし「だいじょうぶです」と返してくる。
私は感じた、
『警戒されているのかもしれない』。
物騒な世の中だから、
知らない人間の車に乗るなんて危なくて仕方ないというのも現実的だ。
私は
「さらったりしませんよ(笑)、お送りします」
と再々度お伝えしたのだが、
やはり辞退されてしまった。
ご高齢の足ゆえに
おそらく1.5時間はかかるだろう。
心配であった、
3度だ、が、これ以上言ってもAさんを逆に困らせることになるようだったので、それ以上は言えなかった。
信じていただけない自分の不甲斐なさに暗い気持ちになった。