先日、Amazonで、仕事で使うものと家で使う日用品を一緒に購入しました。
仕事で使うものとは、プリンターのインクカートリッジ。
プライベートでも使うことがあるものですが、使用状況を考えて、ブラックインクの購入は個人使用として扱い、4色パックの購入を、経費としています。
今回は4色パックなので、経費として扱いました。
私用と経費が混在する買い物の帳簿と家計簿のつけ方
領収書の経費部分に印をつける
経費は、領収書を保存しておかなければなりませんね。
アマゾンは、注文履歴から領収書を発行することができます。
領収書が表示されたら、PDFで保存します。
PDFで保存するには、印刷画面で、プリンターをPDFにすればOK。
「印刷」ボタンをクリックすると、パソコン内の好きな場所を選んで保存できます。
さて、今回の領収書は、私用と経費が混在しています。
なので、経費の部分に印をつけておかなければなりません。
PDFファイルに印をつけるには、Microsoft Edge の蛍光ペンを使うと便利です。
Microsoft Edge で、パソコンに保存したPDFの領収書を開き、蛍光ペンのボタンをクリック。
好みの色と太さを選んで、印をつけたい部分をなぞり、上書き保存して終了。
とっても簡単です✨
個人カードで立て替え払いした経費の仕訳
個人カードで経費を支払った時は「貸方」に「事業主借」という勘定科目を使います。
「貸方」なのに「借」です
(借方)消耗品費 3,901/(貸方)事業主借 3,901
ポイントを利用しましたが、個人で所有しているポイントなので、帳簿にはつけません。
この仕訳を、帳簿として使用している、仕訳帳付きの《スッキリ家計簿》に入力すると、こんなふうになります。
🟥赤枠の部分(入力した部分)
- インクカートリッジ代は3,901円。
- 個人カードで支払ったので、移動元の勘定科目は「事業主借」です。
- 帳簿の外にお金が出ていきましたので、移動先の勘定科目はありません。
🟦青枠の部分(お金の動き)
- 「事業主借」から3,901円が出ていきました。
- 個人のお金で払っているので、仕事のお金は減りません。
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ 「事業主借」と「事業主貸」の矢印は、お金が家計(個人)から出たか、家計に入ったかを表しています。
- ※ 「事業主借」と「事業主貸」は合計に含まれないよう、「資産/負債」の欄を空欄にしています。
立て替えたお金を清算した時の仕訳
個人カードで立て替え払いした時は、同じ日に現金で清算しています。
個人のお金で支払ったままにしてしまうことも、たま~にありますが💦
仕事のお金から家計にお金を移動した時は、「借方」に「事業主貸」という勘定科目を使います。
さっきとは逆で「借方」なのに「貸」です
(借方)事業主貸 3,901/(貸方)現金 3,901
この仕訳を、仕訳帳付きの《スッキリ家計簿》に入力すると、こんなふうになります。
🟥赤枠の部分(入力した部分)
- お金は帳簿の中で移動します。
- 移動元の勘定科目は「現金」、移動先の勘定科目は「事業主貸」です。
🟦青枠の部分(お金の動き)
- 家計からの持ち出しはなくなりました。
- (「事業主借」と「事業主貸」が家計とのやり取りです)
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ 「事業主借」と「事業主貸」の矢印は、お金が家計(個人)から出たか、家計に入ったかを表しています。
- ※ 「事業主借」と「事業主貸」は合計に含まれないよう、「資産/負債」の欄を空欄にしています。
費用の集計と仕訳帳出力結果
🟧オレンジ枠の部分(費用の集計)
- 「収支一覧シート」では、入力した内容が、4月の「消耗品費」に集計されています。
🟨仕訳帳出力結果
- 「仕訳帳シート」では、数クリックで、すべてのデータを反映した仕訳帳が見られます。
- 毎回は見ませんが、ときどきは仕訳帳本来の形で確認しています。
- ふだんはひたすら残高を合わせる、そして、ときどき仕訳帳を確認する、という感じです。
カードで経費を立て替えた時の家計簿
帳簿に動きがあった時は、家計簿にもつけています。
家計簿では、帳簿のお金の出入りを、こんな項目名で管理しています。
- 費目名:収益(収入)
費用(支出) - 口座名:帳簿
まずは、インクカートリッジの購入を入力します。
🟥赤枠の部分(入力した部分)
- 費用の勘定科目が何であれ、家計簿の費目はすべて「費用(支出)」です。
- イオンカードで支払ったので、移動元口座は「イオンカード」。
- 家計簿の外にお金が出ていきましたので、移動先口座はありません。
🟦青枠の部分(お金の動き)
- イオンカードから3,901円が出ていきました。
- ○○銀行(や) :やりくり費の口座
- ○○銀行(生) :生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ) :カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振) :口座振替用の口座
- ○○銀行(臨)使:今年の臨時支出に使う口座
- ○○銀行(臨)貯:来年の臨時支出用に貯める口座
- ○○銀行(ポ) :値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電) :電子マネーにチャージするお金の口座
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ ○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
立て替えたお金が清算された時の家計簿
インク代は、仕事用のポーチから現金を出して、家のお財布に入れました。
移動元は仕事用のポーチ、移動先が家のお財布です。
仕事用のポーチに入っている現金は、家計簿では現金ではなく「帳簿」。
そして、現金だけでなく、預金や売掛金などもぜ~んぶ「帳簿」です。
🟥赤枠の部分(入力した部分)
- お金は家計簿の中で移動します。
- 移動元口座は「帳簿」、移動先口座は「現金」です。
🟦青枠の部分(お金の動き)
- 家計からの持ち出しはなくなりました。
- (「帳簿」以外が家計です)
- ○○銀行(や) :やりくり費の口座
- ○○銀行(生) :生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ) :カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振) :口座振替用の口座
- ○○銀行(臨)使:今年の臨時支出に使う口座
- ○○銀行(臨)貯:来年の臨時支出用に貯める口座
- ○○銀行(ポ) :値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電) :電子マネーにチャージするお金の口座
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ ○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
カード払いを入力する時の家計簿
🟥赤枠の部分(入力した部分)
- 購入したのは「日用品」1,788円でした。
- イオンカードで支払ったので、移動元口座は「イオンカード」です。
- 家計簿の外にお金が出ていきましたので、移動先口座はありません。
🟦青枠の部分(お金の動き)
- イオンカードからは、経費と合わせて5,689円が出ていきました。
- ○○銀行(や) :やりくり費の口座
- ○○銀行(生) :生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ) :カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振) :口座振替用の口座
- ○○銀行(臨)使:今年の臨時支出に使う口座
- ○○銀行(臨)貯:来年の臨時支出用に貯める口座
- ○○銀行(ポ) :値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電) :電子マネーにチャージするお金の口座
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ ○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
ポイントを利用&貯金する時の家計簿
さて、今回の支払いの一部には、ポイントを利用しました。
dポイントが1ポイントと、Amazonポイントが30ポイントです。
ポイントを利用したら、家計簿にポイント収入としてつけています。
🟥赤枠の部分(入力した部分)
- 家計簿の外からお金が入ってきましたので、移動元口座はありません。
- 移動先口座は、イオンカードです。
🟦青枠の部分(お金の動き)
- イオンカードから出ていった5,689円から31円戻ってきたので、差し引き5,658円となりました。
- ○○銀行(や) :やりくり費の口座
- ○○銀行(生) :生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ) :カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振) :口座振替用の口座
- ○○銀行(臨)使:今年の臨時支出に使う口座
- ○○銀行(臨)貯:来年の臨時支出用に貯める口座
- ○○銀行(ポ) :値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電) :電子マネーにチャージするお金の口座
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ ○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
利用したポイントは、なかったことにして貯金しています。
🟥赤枠の部分(入力した部分)
- やりくり費での購入でしたので、移動元口座は「○○銀行(や)」です。
- そして、移動先口座は、ポイント貯金用の「○○銀行(ポ)」です。
🟦青枠の部分(お金の動き)
- 引き落とされずに済んだやりくり費31円が、ポイント貯金になりました。
- ○○銀行(や) :やりくり費の口座
- ○○銀行(生) :生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ) :カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振) :口座振替用の口座
- ○○銀行(臨)使:今年の臨時支出に使う口座
- ○○銀行(臨)貯:来年の臨時支出用に貯める口座
- ○○銀行(ポ) :値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電) :電子マネーにチャージするお金の口座
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ ○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
支払日に備えて取り分ける時の家計簿
次は、カード払いした時にいちばん大事な作業。
それは、支払日に備えて、お金を取り分けておくことです。
🟥赤枠の部分(入力した部分)
- やりくり費での購入でしたので、移動元口座は「○○銀行(や)」です。
- そして、移動先口座は、取り分け用の「○○銀行(カ)」です。
🟦青枠の部分(お金の動き)
- やりくり費の5,689円から、5,658円を取り分け、31円を貯金しました。
- ○○銀行(や) :やりくり費の口座
- ○○銀行(生) :生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ) :カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振) :口座振替用の口座
- ○○銀行(臨)使:今年の臨時支出に使う口座
- ○○銀行(臨)貯:来年の臨時支出用に貯める口座
- ○○銀行(ポ) :値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電) :電子マネーにチャージするお金の口座
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ ○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
費目の集計
🟧オレンジ枠の部分(費目の集計)
- 「収支一覧シート」では、入力した内容が、4月の「日用品」「経費」「ポイント収入」に集計されています。
- ○○銀行(や) :やりくり費の口座
- ○○銀行(生) :生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ) :カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振) :口座振替用の口座
- ○○銀行(臨)使:今年の臨時支出に使う口座
- ○○銀行(臨)貯:来年の臨時支出用に貯める口座
- ○○銀行(ポ) :値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電) :電子マネーにチャージするお金の口座
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ ○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。