代官山モーニングクルーズで
戦前のオリジナルベントレーを初めて見たときの衝撃が忘れられず
今日は、埼玉県加須市にあるワクイミュージアムへ行ってきました。

 

ワクイミュージアムは日本で唯一の
クラシック ロールスロイス、ベントレー専門の博物館です。


 

ここのミュージアムが素晴らしいのは、全てのクルマが動態保存されていること。
1924~30年にル・マンを制覇したW.O.時代のオリジナル ベントレーが全て生きています。

 

この1928年のル・マンチャンピオンカーも、
その気になれば 今すぐ200キロ近くで駆けることが出来るそうです。



このレーシングカーはスーパーチャージャー付き。

 

最高速は240キロほどだとか。(最高速、ウチのエリーゼより速い・・・)



こちらはベントレー 3リッター スピードモデル。
白洲次郎さんが当時ロンドンで買って乗っていた愛車そのもの。

 

それにしても、当時最先端のレーシングカーを
英国で自分の愛車にしちゃう日本人がいたとは なんとも素敵。
このような方が小学校の先輩にいらっしゃったとは、
カバキチも、なんだかとても誇らしい気持ちになります。

ミュージアム館長の涌井さんは、
元カーグラフィック編集長の小林彰太郎さんに
このクルマがイギリスに現存することを教えられ、
このベントレーは日本にあるべきクルマだと諭され
輸入されたそうです。

ひとことでクラシックカーを輸入すると言っても、
当初は大変なご苦労が有ったらしく、
なんたって、日本人だという理由でクルマを売ってもらえなかったのだとか。
「日本にクルマを入れたら どこにいったか所在が分からなくなる」
と、いうのが売ってもらえない理由です。

そんな悔しい思いをされた経験をもとに、
文化遺産的価値のあるクルマを後世に継承するという高い志をもってワクイミュージアムは運営されています。



それは、ここのクルマたちをみれば一目瞭然。



目の前にベントレー 3リッター スピードモデルの実車を眺めながら、
このクルマで武相荘まで牧山桂子さんを訪ねられたときの素敵なお話しを、涌井さんから伺えたのは最高に贅沢な時間でした。

美味しい紅茶とお昼ごはんまで ご馳走になり、
涌井さん、今日はほんとうに有難うございました。






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