宵はあることへの集大成としてやってきた。この看板を前にしても味噌卵麺を頼んでしまおうかなどと中々意志が決まらない、そんな5月29日(月)19:08。待ちは12名、後続もちらほら接続して常時20名弱のならびが形成されています。

 

番に食券を購入するよう促され、一度店内へ。食券機を写真に撮ったところでようやく覚悟ができた。北極ラーメン(830円)の食券と野菜大盛変更券(60円)半ライス(120円)を押下。LINEクーポンでゆで玉子(0円)を申告するつもり。

 

券を回収されるスタッフの方に、「ほっ、北極10倍で」と申告。ちょっと声が上ずっていた。危うくLINEのクーポンを見せそこなうところだった。前回訪問時にいただいたスタンプカードも押してもらいました。500円で1つ押してくれます。景品はこちら(←クリック)がもらえるらしいけど、目標は「中本どんぶり(白)」かな。

 

券を渡したら再び行列に戻り席が空くのを待つわけだけど、「ほっ、北極10倍」と言葉に発した直後から、汗がにじみ出てきた。ウソだろ?と思うかもしれませんが、明らかに身体が熱い。人間とはつくづく精神が、色々なものを大きく左右するし影響を与えるんだなぁと改めて実感。

 

がて席が空き、長いL時カウンターの奥から2番目に着席。しばらくすると、店員さんが元気な声で「北極10倍でーす。半ライスとゆで玉子別皿は後からお持ちいたします。」と言って配膳してくれた。北極10倍とか大きな声で言わんで欲しかった…。

 

 

 

北極ラーメン(辛さ10倍)/半ライス/ゆで玉子

正直に言いますね。野菜大盛+半ライス+ゆで玉子の3つは、辛さ対策要員です。10倍を食べてどうなってしまうのか、予想もつかなかったので、撃沈しないためのお守りのようなものです。それにしても、想像以上の野菜の盛りと想像に違わぬスープのトウガラシ感。まだ食べていなのに結構熱い。

 

 

 

の若者(社会人1年目男子と見た)4人組が、店員さんの「北極10倍」の言葉に反応し、こちらをちらちら見ています。そしておいらが麺をリフトしたところで、「何あれ?ドロドロじゃん。てかむしろジャリジャリじゃね。」とヒソヒソそ話しています。自分の丼を見て、自分のことを言っているのかと思うと、急激に恥ずかしくなった。お隣さんは冷やし味噌ラーメン(辛さ度10)を食べているのです。そんな人があきらかにおいらの丼を覗き込み、ヒソヒソ話とは。急に恥ずかしくなってしまいました。

 

 

 

極10倍を象徴する動画がこちら。他の方の10倍を見ても同じことが言えますが、スープがドロドロ過ぎて、麺と絡んでいない。明らかに麺の色がそのままで赤く染まっていない(動画5秒)場面があります。そして、このミートソースに見えないこともないスープ、いやトウガラシの塊。麺をリフトしておきながら口に運びたくないと思ってしまう自分がいます。

 

 

をリフトしても大量に付着したトウガラシが全然落ちてくれません。しばらくそのまま持ち上げ続け、唐辛子が重力で落ちていくのを待つとともに冷まします。そして、啜ることなく口に運びました。ジョリというかみごたえとプリンとした麺の食感、後から追いかけてくる激痛。

 

 

、痛えぇぇぇぇ!!

 

 

かも、いきなりむせた。。想像を絶する辛さのラーメンでした。

 

 

だ休むことはしません。止まったらもう再び動き出せなそうだから。ちょっとずつ、しかし着実に少量の麺を口に放り込んでいきます。べっとり唐辛子の付着した豚肉も掘り出して食べますが、これがまたびっくりするほど辛い。こんな辛い豚肉食べたことねぇし(笑)。

 

さ対策要員①:もやし。味のついていないもやしがこれほどまでにおいらの救いとなるなんて。量もびっくりするくらい大盛りなので惜しげもなく食べていきます。この時は、まだもやしがあんな効果を生むなんて考えもしていなかった。

 

らに麺をリフトしては口の中に放り込みを繰り返します。この頃になると滝のような汗が顔中というか体中の毛穴から吹き出します。汗が止まらない。

 

をぬぐっては麺を食べ、辛さ対策要員②:スライスゆで卵を箸休めに、再び麺を食べ進めます。どんどん口の中は辛さでマヒし、鼻水は流れ、くちびるは3倍くらいに腫れていると勘違いしそうなくらい痛いのであります。

 

で玉子がなくなり、もやしに助けのメインを任せようとした矢先、もやしがおいらに牙をむいた。べっとりともやしが、激辛ミートソースをまといおいらの口の中で暴れまくる。ぜんぜんお助けアイテムの役割はたしてないじゃん!と悪態をつきつつ、辛さ対策要員③:白米に助けを求めました。べっとりと一味が付着した豚肉ともやしはご飯の丼にとりあえず避難。純粋に麺だけをまずは完食しようということです。

 

半は、口内の痛み、汗、唇の腫れに加えて、胃がカッカしてきて、非常に熱い。ボタボタ汗が止まらないだけでなく、食堂が熱い。不思議な体験です。「一体、おいらは何をしているのだろうか?」などと真面目な思考に陥っても意味のないことなので、ひたすら食べ進めます。

 

 

して、完食。ついにやりました。北極ラーメン(辛さ10倍)制覇!達成感が半端ない。相当な喜びの感情が湧いてきたのは思わぬ収穫です。じわじわ喜びがあふれてきました。

 

 

だ、ただですよ。全体を通して言える感想は、「完全なチャレンジメニュー」だということ。頼んで食べたおいらが、言えることではありませんし、じゃあ食べるなよ!とお叱りを受けそうですが、あえて書きます。旨味を感じることはできませんでした。ひたすら辛さとの戦い、「北極ラーメン辛さ10倍を食べた男」の称号が欲しかっただけなんだと思います。

 

 

ういう意味では、せっかく登山を始めたんだから、富士山を目指そう。そして頂上まで登って達成感はめちゃくちゃあるけど、こんな苦しいことだらけ。ただ、富士山を登った事実が欲しいだけ。みたいな感じでしょうか。

 

 

して、最後においらが出した結論。

 

 

 

 

極ラーメン10倍を制覇したことは、めちゃくちゃ達成感がある!

 

 

だし、もう二度と頼まないてへぺろ

 

 

 

 

いらが美味しく北極ラーメン食べられるのは3倍くらいまでかなと思いました。

 

 

 

後に、せっかくダイエットも始めたことだし、蒙古タンメン中本は、横浜店で「五目味噌タンメン」が提供されるまでしばらくお休みしようと思います。時々のラーメン二郎と、必死のダイエットで、8月27日・28日の人間ドックまでに58kgになっていられるように頑張ります。

 

 

もね、横浜店さん。来月解禁しても全然嬉しいっすからね♪

 

 

 

 

 

 

 

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