ドクター ハリーのブログ

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歯磨き剤の成分
についてのお話です

歯磨き粉には「薬用成分」や
味を調えるための「清涼剤」
「フッ素(=フッ化ナトリウム)」など
様々なものが含まれています。

 

歯磨き剤の中に「発泡剤」として含まれているのが

ラウリル硫酸ナトリウム です。

 

これは、泡立ちをよくする物で
「合成洗剤」にあるものと同じです。

ラウリル硫酸ナトリウムには「殺精子作用」があります。


ここからは「ラウリル硫酸ナトリウム」についての引用です。
 

シャンプーやボディーソープでも この成分が
入っていないものを選ぶ人が多くなっていますが、

頭皮よりも「口の中の粘膜」の方が
薬剤の成分吸収率は高いです。

 

ラウリル硫酸ナトリウム
「シャンプーや台所洗剤」に 洗浄剤の主成分として
配合される
界面活性剤です。

ラウリル硫酸ナトリウム
様々なメディアでも 人体に悪い影響があるとの指摘がされており

この物質が有害なものであるとの印象を持っている
人も多いですね。


気になるのは 歯磨き剤に
添加された
ラウリル硫酸ナトリウムの影響について
人体に対しどれくらいのレベルの影響を及ぼすのかですね。


引用ですが

ラウリル硫酸ナトリウムの毒性は
「発がん性」に関しては1970年代に

厚生労働省によって詳細に試験がなされた結果
全くないとの報告がされています。


米国化粧品工業会における調査でも
「発がん性」は否定されており
まず心配はないと言えるでしょう。


歯磨き剤に添加される 
ごく少量のレベルでは
アレルギーでもない限りは命に係わる
危険性はないと思われます。


「皮膚刺激性」に関しては
「強い刺激性」を示すデータが報告されています。


ラウリル硫酸ナトリウムは「強い脱脂力」と
「たんぱく質変性作用」を示すため
「皮膚を痛め」ます。

歯磨き粉に発泡剤として添加される量は非常に少ないため
健康な体であれば
あまり神経質になる必要はありません。



問題なのは「口内炎」など
「口の中に炎症がある場合」です。


ラウリル硫酸ナトリウムに「発がん性」がなく
歯磨き剤に添加されていても心配することはない
というデータがそろっていたとしても

その強力な「たんぱく質変性作用」は 口内炎の人にはお勧めできません。


界面活性剤」を添加していないタイプの歯磨き剤を使うことをお勧めします。

 

健康体であれば
ラウリル硫酸ナトリウムの影響に神経質になる必要
はありません。


「口内炎」がある場合は 
粘膜が薄いか 表面がないわけです。

「経皮毒」という 皮膚から吸収される毒素が
あることは認めているので

この成分が含まれている歯磨き剤は
使わないにこしたことはないですね・・・。