時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ノンストップ渋谷

2024年03月28日 | 日々の、あれこれ

先日、友人のライブを見るために、渋谷のライブハウスに行った。

渋谷の町に降り立ち、町の奥の方まで行ったのは久しぶりだった。

渋谷の町に降り立つこと自体は、たまにあった。だが、近年は奥の方までは行かないことが多かった。

駅の周辺で用事を済ますことが大半だったから。

町の奥の方まで行く過程では、それなりに町の様子を眺めることになった。

すると、渋谷の町がかなりの速度で、変貌していってることを実感。

私の記憶の中で、本来存在していたはずのものがなくなっており、かわりに記憶の中では本来存在していなかったものが存在していた。

渋谷の町は、駅のそばの再開発はもう何年も前から続いているし、駅そのもののリニューアルもずっと続いていることも知ってはいた。

山手線に乗って渋谷駅を経由する時は、いつもその様子が見えていたから。

今回行ったのは、道玄坂の上の方のエリアだった。

若かった頃、道玄坂の途中にはヤマハの店があった。

けっこう大きな店で、高級楽器の販売もしていたから、ショーケースの中に置かれていたマーチンのD45などを見るために、わざわざその店にも行ってた時期もあった。

だが、時代の推移と共に道玄坂のヤマハがなくなってからは、道玄坂を上がっていくこと自体、まれになっていた。

でも今回、道玄坂の上の方に用事があり、ホントに暫くぶりで道玄坂の上の方まで行ったのだか、本当に町の様子の変化を感じてしまった。

渋谷というと、どうしても若者の町というイメージがあるので、自分がオジサンになるにつれ、渋谷に行く機会は減っていった。

若かった時は、特に要事がなくても、渋谷に出向いて、あちこち歩き回ることもあったのだが。

 

渋谷といえば、駅の近くのスクランブル交差点が有名。センター街の入り口付近あたりだ。

有名すぎて、観光名所にもなっており、しかもそれは広く海外にもそれなりに知られている。

日本を訪れようとする外国人のための日本旅行のガイドブックなとにも紹介されてるらしい。

そのせいか、スクランブル交差点には外国人が多いこと多いこと。

スクランブル交差点を渡っている最中に、携帯で動画を撮っている外国人は多かった。

そういう人の中には、日本を訪れて、ぜひ行ってみたい場所のひとつが、渋谷のスクランブル交差点なのだろう。

交差点そのものが観光名所になってるなんて、中々ないと思う。

東京が地元の私には渋谷のスクランブル交差点は、あくまでも「ただの交差点」という感覚しかないが、ここを訪れたいと思う外国人の気持ちは、自分に置き換えれば理解はできる。

どういうことかと言うと、これは以前にもこのブログでも書いたことだが、私がイギリスのアビーロードの横断歩道に行ってみたいと思う気持ちと同じようなものだろうと思うから。

 

 

ともあれ、渋谷の町のリニューアルは、まだまだ続いている。

この動きが落ち着くのは、いつなのだろう。

少なくとも今はまだまだ変化の途中ではある。

 

もしかしたら、変化の途中という状態は、今後も続いていくのかもね。

 

 

時々思うのだが、渋谷のスクランブル交差点などにいて、まだ山手線が走ってなかった時代の同じ場所に、タイムスリップしてみたい。

そうしたら、どんな景色が見え、どんなことを思うのだろう。まあ、このこともまた、以前に似たような記事を書いたけれど、あらためてそう思う。

 


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4 コメント

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Unknown (たいぴろ)
2024-03-28 18:48:25
だんぞうさんは都内の方ですか?
私、20代の頃はよく東京に行きました。大抵は渋谷か秋葉原でした。渋谷のYAMAHA、行った気がする。石橋楽器とかラオックスとかの楽器屋巡りはいつもしました。今はもう無いですよね?楽器屋自体が無くなりましたし。
今渋谷に行ったら迷うだろうなあ・・もう23区内なんて長らく行ってないですから。
Unknown (だんぞう)
2024-03-28 19:31:39
はい、私は生まれも育ちも東京です。
途中、郊外でひとり暮らししたことはありましたが、今は東京に戻って暮らしてます。

渋谷も秋葉原も、若者の町というイメージはありますね。もっとも、今は外国人にも人気の町ですが。

楽器屋があるといえば、昔も今も御茶ノ水です。
御茶ノ水は、日本一の楽器屋街です。
御茶ノ水で楽器屋巡りをしてると、たいがい欲しくなる楽器が見つかってしまうので、今の私はなるべく近寄らないようにしてるぐらいです(笑)。

渋谷や新宿は、現在進行系で町が変わっていってます。なれないと迷子になってしまうかも。
Unknown (捨丸)
2024-04-04 19:08:27
東京にいた頃、一番馴染んでいた街が渋谷でした。
と言うか、勤めていた会社が渋谷宮益坂にありましたので。
服を買うのも映画を観るのも渋谷。
もちろんデートも♡
特に用がなくても休日は渋谷にいたような気がしますね。

スクランブル交差点からセンター街を抜けてロフト、ハンズ、パルコを覗いたり、公園通りから原宿方面へ・・・うん、懐かしいな〜歩くのが苦にならない位楽しくてワクワクする街でした。

80年代の初頭はまだ道玄坂方面も雑居ビルが多くて、当時好きだったモデルガンの店もこの雑居ビルに入ってましたね。
他にもそんな雑居ビルの通りに面した一階には中古のレコード屋や雑貨屋が営業してました。

今はネットやテレビでその様変わりを目にするだけですが、本当に変わってしまいましたね。この先、上京する機会もないと思いますが、行く事があれば当時の記憶を元に歩き回ってみたいですね。街歩きに便利なアプリもあるし、迷う事もないかな(笑)
Unknown (だんぞう)
2024-04-04 19:38:41
特に10代から20代前半くらいまでは、渋谷は私にとっても身近な町でした。
新宿の次くらいに身近でした。

とりあえず新宿や渋谷に行けば、事足りる・・そんな気持ちがありました。
飲みに行くにも買物するにも、デートにも(笑)。

>スクランブル交差点からセンター街を抜けてロフト、ハンズ、パルコを覗いたり、公園通りから原宿方面へ・・・うん、懐かしいな〜歩くのが苦にならない位楽しくてワクワクする街でした。

わかります。黄金コースですよね。
魅力的な店がたくさん!

モデルガンの店?すいません、知らなかったです。
そういう店もあったんですね。
1回くらい入ってみたかったかも。

レコード屋には、日常的によく行ってました。
懐かしい。

捨丸さんの記憶にある渋谷と、今の渋谷では、だいぶ町の感じも変わってると思いますよ。
最初少しとまどうかも。

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