パララックス・ビュー | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

1975年公開のポリティカル・スリラー映画。小学生6年生の頃にTV放送を見て意味が分からなかった事と冒頭のシアトルタワー(てか、クライマックスだと勘違いしてました)のシーンのみが強く印象に残っていた作品です。後年、なかなかの良作スリラーだと知っていつか再見したいと思ってました(*゚∀゚*)

次期大統領候補と注目を集めるキャロル上院議員がシアトルで暗殺されてから3年後。麻薬組織を追っていた地方紙の記者ジョー(ウォーレン・ベイティ)を元恋人のリーが命を狙われていると助けを求め訪ねて来た。話を聴けばキャロル上院議員暗殺事件の目撃者が次々と不審死を遂げており自身も間もなく殺される筈だと言う。一笑に付したジョーであったが、後日ジョーは自殺したとされるリーの遺体と対面することになって・・・

序盤で描かれるジョーの逮捕劇。何故ジョーが他人の家上り込んだのか?って云うのが、アレがジョーの自宅であれば警察に麻薬など決定的な証拠を捏造されかれないからだと深読み出来て一挙にこの作品に引き込まれちゃいました♫(*゚∀゚*)

飛行機に乗り込むくだりもいい感じです!

もうあの時点でジョーは次の計画の一部になってるって部分が秀逸!偽名であっても名簿に名前は残っているし目撃者も大勢いる。もっと深読みすれば元恋人のリーが訪ねて来た時から既に次の計画が始まっていたとも考えることも出来て益々面白いです。暗殺者の集団の会社ってのはリアリティに欠けますが適正テストやジョーが見ることになるサブリミナルっぽい映像は陰謀話好きにはワクワクでした!

酒場をメチャメチャにしてもスルーだったり、保安官助手が間抜け過ぎたり、効果音のみだけど爆発した様子の旅客機の件もスルーしてたりと陰謀話としては大味過ぎる展開もありますが、あのラストは一見の価値あります!

子供の頃見た自分はあの扉の向こうに起死回生の物語がある筈だと思い込んでたんだなぁ〜と納得出来ましたwww(≧∀≦)

 

「パララックス・ビュー」 オススメ度  ★★★

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