nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

古い三脚のグレードアップ

2024-04-19 07:28:41 | ビデオ撮影
私が高校生の時に写真クラブに入ったのを機に三脚を買いました。
当時5千円くらいだったと思いますが、自分にしてはかなり高価な買い物でした。

それがこの三脚です。

プラスチックは取っ手などに使用されてるだけで、他はほぼ金属(アルミ)製で、50年経った現在でも現役で活躍する優れものです。

ただ、この三脚の弱点は水平出しするための水準器が無い事。

まあ、スチルカメラ使用においてはカメラのファインダーやモニターの映像を見てその時だけ水平が取れていれば良くてあまり問題にはなりません。

しかし、この三脚もビデオ収録時にはビデオカメラを乗せて撮る事に使うため、水平出しが出来れば設置時に助かります。
とは云っても固定撮影にしか使わないので横方向のパンをする事は無いので、設置した状態でモニター上で水平(正確には垂直面で合わせます)がとれていればOKですが、設置時間短縮のためには水準器が有った方が良い。

そこで・・・
小型の水準器を買いました。
4個セットで売ってました。


それを、三脚の肩の部分に取り付けました。


雲台を回転させながら、雲台上が完全に水平になる様に三本の脚の長さや角度を調整して別の手持ちの水準器で確認して完全な水平状態にします。

ただ、この三脚の肩の部分は斜めになっています。
そこで、いつものUVレジンである程度水平になる様に硬化させて土台を作ってから、その上にレジンを付けた水準器をバブルが中央に来るように静かに置いてそのまま紫外線を当てて硬化させれば出来上がりです。

この手の内側のステーの無い三脚は、各脚それぞれを自由に開脚角度を変えられるので、簡単に水平出しが出来ます。

これにより、雲台を回転させて違う方向の被写体に向けても常に水平が保たれます。

ごく簡単なアイテムですが、スチルカメラ使用においても利便性が上がる優れもののアイテムです。

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