食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガン・ハムを作ってみた

ヴィーガン・ハム+マスタードきゅうりサンドイッチ

 

食品の価格がえらいことに

旅行から戻って買い出しに行った時、なんとなーく視界の隅っこに見えていたような気はするものの、今すぐ買わなきゃいけない食品じゃないものの値段はあえて正視せずに帰ってきました。

 

その後、ちゃんとご飯作らなきゃー、あれとこれと、買わなきゃー、と買い出しに行きまして、そしてなんとなく気がついたんです。

 

食品の値段がえらいことになってない?

ブロッコリとか、冬場は上がる時は上がるし、最近は若干高い値段が続いていたとは思いますけれど、野菜類が軒並み2〜3割くらいは上がってるような。

去年一昨年あたりにかけては日本でいうサラダ油系の油が軒並みめっちゃ高くなっていたんですけれど、最近はそっちはちょっと落ち着いている模様でしたが、オリーブオイルが、倍以上してます。

 

あと、プラントベースと言えば高値つけて吹っかけられると思ってるとしか思えない食品メーカー。

夏を前に、バーベキューなどで急遽お手軽に使える(けど特に美味しいわけでも好きなわけでもなく、単に便利なだけ)ヴェジ・ソーセージとかバーガー類は、肉の値段と比べれば確かに若干は安いけど、でも肉じゃないんだしそこまで高値なのは納得いかないわー、、という、そんな食品類もジリジリと値上がりしてますね。

 

 

ということで、今回はデリ・ミート/コールドカッツもどきを作ってみました。

 

 

その前に豆腐の量 

材料のFirm tofuを買ってきたんですけれど、豆腐のラベルがちょっと変。

 

去年あたり崩れ豆腐(勝手に命名)が重量あたり普通の形の豆腐よりもお得なので、豆腐の形を崩して使う時にはこっちにしよう、とたまに買っていました。

 

以前発見した折には、確か内容量500グラムくらいだったはずです。

 

その後はいちいち内容量を確認せずにカゴに放り込んでいたんですが、今回ちらっとラベルを見たら、Firm tofuの代わりにFried tofuってあるじゃないですか。

 

揚げてないのは明らかですから、ラベルを間違って貼ったのかな、プププ、なんて思ったら、重量が350グラムとあります。

 

きっと本当に別の製品に貼るはずのラベルをこっちに貼っちゃった(原材料も製造元の表記も同じだし、あんまり差はないでしょうから大した問題じゃないし)それだけなんでしょうけど、350グラムどころか500グラムくらい入ってるのに、それじゃあお客さんにこの商品を欲しいと思ってもらえなくない?

 

きっと500グラム入りでお得なはずだ、と思いつつも、ひょっとして内容量を減らして売ってるシュリンケーションかも、とも思い、買ってきてから重さを測ってみました。

 

そしたら、なんと、500グラムどころか630グラムも入ってたんですよ!

えええ、それはすごい。

大体お豆腐は400グラムから450グラム、最近は300グラム台のものもちょこちょこあるかな、っていう感じですから、630は太っ腹。

 

とはいえ包装のプラスティックバッグや水の重さも考えると、多分600グラムくらいかな。

(後で豆腐だけの重さを測ったら617グラムでした)

重量表示が現実から若干ずれてます

ついでに、製品名と内容物が正しい普通の豆腐(豆干という名称で水分少なめ)も測ってみたら、420グラムとありますが、実際は489グラム。

こちらも包装と若干の水が含まれてこの重さなので、内容物だけ取り出したら若干軽めだと思いますが、プラスティックと水の重さを引いたら多分460グラムくらいなのではないかと思われます。

 

表示してある重量よりも少なめに売ってしまうと問題になりますから、商品のラベルに印刷する重さより、実際の品物を重めにしておくというのは、商品を個別に包装する際の機械の性能というか誤差の出やすさを考えると理解できるのですが、それにしても420の商品が489ってのは相当機械が当てにならないんでしょうか。

 

 

セイタンと豆腐で加工肉もどき

セイタンは小麦粉から作るバージョンだと、粉と水を混ぜて練った後、水の中で練って澱粉を洗い出すという気の遠くなりそうな作業があり、洗い流した澱粉を貯めておいてそれを使うレシピなんていうのもありますが、手間がかかりすぎるので料理研究家とか粘土細工が趣味とか、そういう人でもなければ一度やったらそれっきり、になりがちなものだと思います。

ヴァイタル・ウィート・グルテンで作るバージョンだと、捏ねた生地を水洗いするという過程はいらないのでうんと楽ですが、出来上がりがギュッと固くって、私個人としてはあんまり好きになれない感じでした。

 

セイタンの生地にマッシュルームとかいろんなものを一緒に練り込むというレシピを昨今よく見かけるようになりました。

生地がぎゅうっと固くなるのを防いだり風味を練り込んだりしやすくなるんでしょうね。

今回使ったレシピは豆腐入りです。

 

参考にしたレシピには「豆腐1パック」とあって、1パックの重量なんか製品次第だというのになんて大雑把な、と思ったんですが、要するに大雑把で良いのだと解釈して、上記の630g入りの大きなパックのを使いました。

 

youtu.be

自分への覚書ですが、このお徳用豆腐はまさに綺麗に切って販売する豆腐の端切れを集めてパックしてあるものなのですが、硬さの違う何種類かの豆腐が混ざっているのかも知れず、割と柔らかい切れっ端もあるけどかなりギュッと絞られた感じの硬さのもあり、フードプロセッサーで粉砕しても均一に滑らかにはなりにくかったので、このレシピには不向きかも。

 

 

デリミートっぽいか

デリミート自体の味や食感をあんまり覚えていないのですが、まあこんなもんでしょう。

市販のヴィーガンハムなんかと同じような出来です。

夫もまあいいんじゃない?と。

 

こういう代替肉製品は、本物の肉みたいだ!という感動を求めてはいけないんだと個人的には思っていて、ハムを使うレシピとか状況とかに応用できて、他の食品のおいしさを邪魔しないでいられたらそれで良いというか。

 

これからの季節、急に「ハイキング行かない?」というお誘いが増えるので、そんな時にささっとサンドイッチを作って持っていけるように、これを冷凍しておきます。

 

 

急に作ったサンドイッチなので具がしょぼい(冒頭写真)ですけどね。


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椿油ヘアスプレーを作ってみる・久々のパン

精製水、グリセリン、椿油、エッセンシャルオイル少々
グレイヘア100%は乾燥しがち

グレイヘアになる前はヘナで赤く染めていました。

それをやめてから数年たち、現在は色がついていた部分はすっかり消えてグレイのみになりました。

 

結構気に入ってますが、グレイヘアというのは乾燥しやすいらしく、髪を洗ったまんまだと元々の癖毛のせいでうねりが出て全体的にボワっとバサっとモップみたいになってしまいます。

 

市販の整髪剤を使いたくないので、こういう時は椿油を手に伸ばしてシャシャシャッと全体に馴染ませ、、、というのが一番良いのでしょうけれど、伸ばしてる最中はちょっと足らないように感じ、もう一二滴追加しようかな、とちょっとだけ追加したつもりが、やっぱりちょっとつけすぎたか?と、ちょうど良い塩梅というのがなかなか私には難しいのです。

 

椿油のメーカーがお勧めする使い方としては、髪を洗ってすすいだ後に、洗面器に何滴か垂らしてそれを髪に馴染ませる、というのがありますが、日本の浴室で椅子に座ってあれこれやれる環境だとそういう作業も苦にならないでしょうけど、立ってシャワーを浴びる空間では、洗面器にお湯を張ってそれに髪を、、っていう作業をする場所もない。

しゃがんで床の上でやれば良いのかもしれませんが、ちょっと気が向かない。

 

ドライヤーを使う前に濡れてる髪に伸ばせば、洗面器法と同じようなもんかなとも思いますが、なんだか面倒臭い。

 

結局面倒臭いっていうのが第一番の理由ですかね、私の場合。

 

 

 

なーんて思っていたら、日本の薬局の椿油の売り場に、スプレー発見しましたよ。

椿油100%ですって。

スプレーなら満遍なく着けやすそうですね。

 

でもでも、100%椿油っていうけど、スプレーボトルは振ってみると水っぽいというか、明らかに油100%じゃないですよ。

 

中身は一体なんだろうと思ったら、グリセリンや水、アルコール?あとはよくわからない化学薬品の長いリスト、、、。

 

こんなに色々添加物が入ってるのに「椿油100%」って表示しても良いのか?

 

 

ヘアスプレーじゃないですけど、コンビニで見つけた「植物性100%」と書いてあったプロテインドリンクだったか大豆製品のドリンクだったか、それも原材料リストをよく見てみたら、牛乳から摂取したなんとかかんとかを使ってある何かが乳化剤だったか何かとして添付してあって、それじゃあ植物100%じゃないじゃないか、と棚に戻した覚えがあります。

 

こういう表示に関する規制とかどうなってるんでしょうね。

 

 

まあいいや、今日は椿油のヘアスプレーの話でした。

サンプルがあったので、試しに、ふわわーっと広がってる髪の部分につけてみたら、結構すんなり落ち着きました。

 

ふむ、良さそうではある。

 

でも添加物だらけの市販品がいやで椿油を使ってるのに、椿油に添加物たっぷり入れた(けど容量の大半は水)製品を買う意味は?

 

それにこれ、自分で作れそうじゃない?

多分ネットをみたら色々な人が作ってそうだし、そうしよう。

 

 

 

スプレーの参考情報を収集

ここまではヘアスプレーと書きましたが、製造元の使ってる名称はヘアウォーターという製品名のもの。

 

サイトの原料リストのスクショはこんな感じ↓

BGって?

 

日本語が使用言語の日本国内で、内容物を表示するためのリストにアルファベットの略語を使ってても別に問題はないんですかね?

それともBGって言ったらみんな「ああ、あれね」って知ってるもの?

www.oshimatsubaki.co.jp

製品化して薬局の店頭に陳列され、お客さんが購入した後は何ヶ月だか何年かけて使い切ることになるのかよくわからない商品ですから、製造元も保存期間中に製品が変なことにならないように、保存料とか安定剤とか色々なものを添加する必要があるんでしょうけれど、私は自分で作って自分で使うものですから、そういうものは不要でしょうから、原材料リストの上の方の三つ四つだけでよかろう(BGは不明ですし、入れませんけど。)

 

水、エタノール、グリセリン、そして椿油という順番ですね。

でもエタノールってアルコールですよね、アルコールは臭いし肌に刺激も強そうだから入れないでおこう。

 

水、グリセリン、椿油、これだけでよかろう。

 

ちょっとググったら自作してる人のブログ等いくつか発見。

 

ミネラルウォーターで作ってる方もいますけど、ミネラル類は髪にあえてつけたいと思わないので水道水か精製水で良いでしょう。

 

 

bubusavon.com

mahiro-sono.seesaa.net

最初っから大量に作って失敗してもいけないし、とりあえず50ml入りのスプレーボトルでこじんまり作りました。(冒頭の写真)

 

精製水を6〜7割くらい、グリセリンを2割くらい入れ、椿油をタタタタっと垂らして入れて、最後にラベンダーのエッセンシャルオイルをちょっと入れてみました。

 

安定剤などを入れないので、このままだと油と水が分離したままですが、使う直前にシャカシャカと振ればその時だけですが乳化したような感じになってスプレーできます。

これをシャッシャッと左右に一振りずつして櫛を通せばボワーっと膨らんでいた髪がすんなり落ち着きます。

 

 

三ヶ月ぶりのパン

いつも冷蔵庫に入れてあるスターター、三ヶ月放置では流石に腐るのは目に見えていたので旅行前に捨てて出発しました。

 

帰宅後はスターターを作るところから開始。

 

 

ちょっと心細かったんですけど大丈夫でした。


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時差ボケで狂った睡眠パターンと夜食

これが美味しいのだ

オートミールおじや

小さな鍋に出汁、塩ひとつまみ、乾燥わかめを入れて沸騰させる。

オートミールをささっと入れてささっと全体に混ぜて乾燥した部分がダマにならないようにして蓋をし、火を弱める。

他に入れたいものがあれば適当に切ったりして入れる。

最後に醤油を回しかけたりして好みの味に仕上げて出来上がり。

 

水とオートミールの量は好みの問題。

私いは水っぽいのが好きですが、友人はもうちょっと硬めが良いとか。

 

具も冷蔵庫の残り物などをみて、ニラ、春菊、ほうれん草、ネギ、海藻、豆腐、湯葉、ごま、ヘンプシードなど種物を振りかけたり、七味をかけたり、好き勝手に味付けするのが楽しい。

 

 

時差ボケ中

毎回日本から北米に戻ってくると、時差ボケで大変です。

ほぼ同じ飛行時間(ジェット気流の向きが違うので行きと帰りで1時間ほど差が出ますが)と時差(こちらも、一日損する日本行きと1日得する北米行きで異なる)でも時差ボケ症状のひどさは愕然と異なり、北米に戻った時の方が酷い。

 

大枚叩いて日本へ行くんだから、入国後1週間もの間、せっかく日本にいるのに昼間っから眠くて仕方なくて何もできない、というよりは、自宅に戻ってきて仕事再開して仕事中に眠くてだるくて仕方ない、の方が良いと言えば良い、、、。

危険な仕事だとか人命に関わる仕事じゃなくてよかった。

 

 

若い頃は時差ボケっていうのは体質の問題か何かで、自分には関係ないんだと思っていました。

そう思ってる若い方は今でもきっと存在するでしょう。

でも現実はきちんと教えてくれます。

 

年齢とともに回復力は落ちます。

 

元々の体力とか睡眠の質とかは人それぞれですので、そういう意味で反応の違いはあり得ますけどね。

 

 

いやーそれにしても今回は時差ボケがきついです。



これを書いてる今、帰宅後三度目の夜ですが、お腹が減ってトイレに行きたくて、しょうがないので起きて夜食をささっと作ってささっと食べております。

 

 

メニューはオートミール

インスタント・オートミールなので鍋にお湯を沸かして塩をひとつまみ入れて、沸いたらオートミール入れて火を弱めて吹きこぼれないように気をつけて、2分くらいで食べられます。

 

 

オートミールがダイエットに向いてるとかで、オートミールに和風の味付けして硬めに炊いておにぎりに、、とかそういうユーチューブビデオを見たこともあります。

オートミールがおにぎりになるなんてビックリしました。

 

西欧人が作る一般的なオートミールは、メープルシロップやらブラウンシュガーやらで味付けてブルーベリーなどフルーツを入れるなど、私に言わせればデザートみたいな感じです。

 

そういう西欧デフォルトじゃないものを作る私を夫は冷たい目で見て「君の変なあのオートミールは食べたくない」とか言い続けてますが、おかずふうに味付けするというレシピ(日本語だけじゃなくて英語圏の人によるものも)がちらほらオンラインでも見られるようになった昨今。

 

ね、甘いのがいいって思ってない人は私だけじゃないんですよ。

とオンライン・シスターフッドを感じます。

 

お腹に優しく、じんわり優しく美味しいのはおかゆ系の良さですね。

 

 

睡眠ハイジーン

実はここ数年、睡眠の質があまりよろしくありません。

夜、2時か3時くらいに目がさめてトイレに行く、戻ってきてからはあまりちゃんと眠りにつけない、、ということが増え、それが習慣になってしまいました。

 

眠れないのにベッドに横になってるのは良くないから、いっそのこと起きて別の部屋に行って本でも読んで眠気が訪れるのを待ち、眠くなったら寝床へ戻るのが良いのだ、とか聞きますが、それをすると朝6時くらいまで眠気が来ない(そして6時半に起床せねばならない)という危険なことになってしまいかねない。

 

こういう経験をしている人は結構多いです。

 

欧米ではスリープ・ハイジーンと言って、眠りの質を上げるためにするべきこと、しちゃいけないことなどが新聞記事に上がってたりパンフレットがあったり専門家がいたりと、本当に、私だけじゃないんだわと連帯感を感じますが、そんな連帯感はいらないから眠りの質を上げたいもの。

 

今回の旅行中は、日中さんさんと太陽の光と熱を浴びてクタクタになっていたせいか、スリランカでもネパールでも日本でも、夜は眠くなって眠り、夜中にトイレに起きる回数は減り、朝までぐっすり、という幸せなひと時を過ごせました。

 

これが時差で元の木阿弥になるのだろうか。

 

夜中にトイレに行きたくて目が醒めるというのは、年齢が上がると増える現象みたいなので諦めていたんですが(再び眠くなるよう頑張るしかないのかなと)ネパールで、高山病予防対策として、トレッキングをしているときはずっと、水を飲めー、水飲んだかー?もっと飲めー、一日3リットル飲めー、紅茶やスープは3リットルにカウントしないで水を飲めー、とガイド氏に口うるさく言われていた時に「水をいっぱい飲むとトイレのない山道や夜中にトイレに何度も行かなきゃいけないから、女性は男の人みたいにそこらへんに、、ってわけにいかないから困る」と言った折、「3リットルの大半を1日の前半に飲み終えるように頑張り、山道ではみんな待ってるの平気だから気にせず催したら茂みに行く、それしかない」というアドバイスを(他のトレッキング客の)ガイド氏に教わり、それを実行し始めたら夜中のトイレ問題は改善されたんですよ。

 

そうですよね、夕飯の後までたくさん水飲んでたらそりゃあ夜もトイレに行きたくなるし。

 

トレッキング中はアルコールは一切飲まなかったので、それもあって夜中にトイレに行く必要もなくなりました。

 

トレッキングから戻った後は安心して毎晩(バカンス中でしたし)ビールの500ml缶を一本か二本飲んでましたが、なるべく夕ご飯の前に飲んでしまって食後は飲まないように注意していたせいか、夜中に何度も、、、にはならずに済みました。

 

そうそう、睡眠ハイジーンからは若干話がそれますが、アルコールは睡眠のリズムを乱すだけじゃなくて、やっぱり体力もかなり消耗するんですね。

 

若い頃はそんなことまるっきり気になりませんでしたけど、十日ほどアルコールを摂らないで過ごした後、飲酒はビールのみという日々をしばらく過ごしました後、日本で親戚が飲んでいた焼酎をお猪口に2杯飲んだら、翌朝疲れというか体がドーンと重く感じたのにはびっくりしました。

 

焼酎は二十五度くらいですかね、ビールは5%くらいだから、その違いは結構大きいです。

それにしてもおちょこに2杯であんなに体が重く感じるとはショックでしたよ。

 

 

何かにつけ歳を感じますが


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カナダに戻って最初に作った夕飯

日本で散々食べたのにやっぱり和食っぽいものが食べたくて

 

久々にモントリオールのアジグロで買い出し

成田からモントリオールへの直行便は、成田を出る時間(午後5時半くらい)より小一時間早めな時間にモントリオールに到着します。

日付は逆行するので同じ日付です。

だから、5時半に出たのに4時に着いたわ〜、っていうタイムトラベルもどきな感覚ですが、実際には飛行機が着陸しても機内を出るのはエコノミークラスで後ろの方ですからしばらくしてからだし、入国審査が混んでなかったとしてもどのみち預けたスーツケースが出てくるのを待つのでしばらく待たされますので、何時に到着しようとタクシー(でも待たされ)に乗って家に着く頃には夕方も遅い時間帯に突入してますけども。

 

機内食も食べるし、疲れもあるしで、到着した日に夕飯を食べたことってあんまりありません。

ビール飲んだりワイン飲んだりはするんですけどね、打ち上げ感覚で。

 

そして翌朝、空っぽになった冷蔵庫を埋めるべく、買い出しです。

 

日本のスーパーで日本の食品に目が慣れてからのモントリオール復帰。

 

いつも行くアジグロは鮮度は特別悪いという記憶もなかったんですけど、なぜだろう、この日だけたまたまそうだったのかな、売れ残りばっかり目についたのかな、仕入れが入る前だったのかな、、とにかく、野菜の鮮度が残念でした。

こんなに鮮度悪いんじゃあいらないや、と買うのを断念した野菜がいくつか。

 

やっぱり日本の野菜は(一束がやけに少ないし値段がやけに高いけど)鮮度が良くて美しかったんですね。

 

あと、ネパールで食べて美味しさに目覚めたあの野菜も買ってきて使おうと思ってたのに、いつもアレが置いてある棚のところがスカスカで、置いてませんでした。

やっぱり仕入れが滞ってたのかな。

 

というわけで、作ったのはナスの揚げ浸し、シシトウに見立てて謎のグリーンペッパーの炒めたのん、グリーンオニオンも一把買ってきて全部刻んだんですが、青い部分は刻み葱としてではなくて、いつもぶつ切りにして炒め物に入れて消化するのでこれもシシトウ(よりも辛かったんですけど)と一緒に炒めてみました。

後は、ちょっと試しに買ってみたTVP(Textured Vegetable Protein、所謂代替肉ですがビヨンドとかインポッシブルみたいなのではなくて大豆ミート系に似たもの)を味見ようにそのまま炒めてみたもの、そして味噌汁とご飯でした。

 

夕飯には使いませんでしたが、いつものモントリオールの中華系豆腐屋さんが作ってる豆腐も買いました。

出かける前に大急ぎで下処理して冷凍した野菜類などもあるので、あんまりいっぱい買い物しなかったんですけど、やー安かった、一把や一パックのサイズは大きいし値段も安めな部分はモントリオールは良いなあ(でも鮮度が残念なのはどうにかしてほしい。)

 

 

鮮度の良いものも売ってるんですけどね、普段はね。


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カナダに戻りました 

今にして思えば昔のSIMカードって巨大でしたね。

 

カナダに戻りました

関東圏内だけでしたが色々と遊んで回った日本の旅を終え、久しぶりの我が家にやっと戻りました。

 

アジア滞在中は、ケオスな東南アジアと整然としててこ綺麗な東アジアの日本とのコントラストにばかり気がいっていたのですが、北米に戻ってきて、空港からタクシーで家路に向かう車窓から外を見て「おおおお、そうだった、北米ってこんなところだった!」

忘れてましたが、空も陸地もがらんと広い北米と比べると、東南アジアも日本も、やはり昔から人が住んできた土地、という共通点があります。

 

北米といって一言で全てを括れないとはいえ、なんだろうこの、パカーンとひらけた感じ。

土地はだだっ広いし、建物は平べったく横に長いし。(そうじゃない街もあるのは知ってますけど。)

 

 

長旅でしたので、帰ってきてホッとしつつも、飛行機を降りたら荷物のピックアップで待たされ、タクシー乗り場で並び、まだまだ終わらないのです。

 

 

モントリオールは旅人に優しいか?

モントリオールの空港から街へ行くには、基本は車、あとは空港バス、お金を節約したければ大変面倒臭いんだけど市バスに乗ってちょっと空港から離れて、目的地までの路線のバスに乗り換えるか電車か。

面倒臭いですね。

 

空港から街まで鉄道が運んでくれる街って優しいなあと思います。

 

モントリオールは現在市内を巡る電車のネットワークを建設中で、近い将来は空港から街中へ繋ぐ路線が開通する予定です。

が、まだまだ現在はタクシー乗り場に長い行列。

 

ネパールやスリランカならタクシードライバーに囲まれて値段交渉が始まるところですから、メーターのあるタクシーを待つだけなのは楽といえば楽なのかな。

 

 

SIMカードの話

今までは日本の滞在中の通信手段は、ポケットWi-Fiをレンタルしていましたが、今回は他の国にも行くことだし、何が良いのかなあとググり、E-SIMというものの存在を知り、果てそれは私のアンティークなスマホでもいけるのか調べ(使えないと判明)結局普通のSIMをそれぞれの国で買うことに。

 

スリランカもネパールも、入国して現地通貨を入手したらすぐに携帯電話の会社のカウンターへ行き、購入しました。

 

で、スリランカでもネパールでも、カウンターでお金を払ったら、当たり前のように携帯にSIMを入れてくれます。

 

滞在中にどれくらいデータが必要か推測しようがなかったので、ちょっとたっぷり目のを選んでも、結構安いです。

 

ネパールなんて700ルピーでしたから(七百円ちょっと)。

そして両国ともデータだけではなく、電話できる電話番号?付き。 

 

日本のは、海外からのビジター向けに宣伝されていた30日間のSIMカードの購入手続きをオンラインでしまして、日本入国後、成田空港の受け取りカウンターで受け取るというのを選択。

 

高額(一万円切るくらい)でしたけど、日本だし仕方ないよね、と。

 

ここで高額なのに電話番号はついてない、とは気が付かず(値段に関係なく電話番号はもらえないものなのかもしれませんけど。)

 

日本入国後、受け取りのカウンターへ行ったら、やっぱり日本らしく腰の低い丁寧な対応です。 

 

SIMカードの挿入はカウンターの人曰く「お客様の端末に触れることは禁じられています」ので無理。

 

アジアの中で一番おもてなしスキルを宣伝してる国なのに皮肉な展開です。

 

問題があった時に文句言われたら日本だったら大変そうだし(他の国なら文句を言うお客にも負けてなさそう)それも日本かな、と。

 

最初は、この小さな小さなプラスティックのカケラを携帯のスロットに入れ替えるという神技を自分でできるのか!と、そこばっかり気にしていたんですが、無事に挿入できてもう完了なつもりでいたら、なんと、そのあとセットアップもしなきゃ行けないんですね。

 

 

えー、カナダでプロバイダーを乗り換えた時にSIMカード入れ替えたけど、あの時はセットアップなんかしなかったけどなあ。

 

コロナ前にイギリスやアイルランドで滞在中のSIMカードを買った時だって、入れ替えるだけだったし。

 

 

数年前と今とでは色々と違ってるんでしょうね、テクノロジーの世界は。

いやいや、数年前より今の方が面倒くさくなってるっていうのは進化なのかな?

 

 

 

個人が電話を持ち運ばずとも、外国へ行けば外国のコインを持って公衆電話に行けば電話が使えてた時代は簡単だったなあ〜、、ってつい思ってしまいますよ。

 

 

とはいえ、コインを持ってても見つけた公衆電話が片っ端から壊れてて使えない街(ロンドンとか)もあったし、電話回線自体が不安定だった国(インドネシアとか)もあったから、昔が良かった、ってわけじゃないか。

 

 

成田ーモントリオール便

エアカナダの直通便は、東京オリンピックの数年前に開通した、長時間だけど乗り継ぎなく帰省できる、便利でありがたい便。

 

日本行きとか日本発の便は大概日本人の乗客が多いものですが、今回のモントリオール行きの便は、私が見回してみた範囲ですけれど、日本人らしき人々は見当たらず。

 

周りのみんな、ケベコワや中国語話してる人たち(多分中華系カナダ人)ばっかり。

 

この人たちみんな日本で桜見てきたのかなー、なんて。(乗り継ぎで成田から乗っただけって人もいるかも。)

 

日本で買ったらしき土産Tシャツや土産屋のバッグ、日本の免税店の袋、などなど日本でドルを使ってくださった証拠の品があちこちに。 

 

帰省した日本人だってカナダで入手困難な食品とか百均グッズとか鍋や包丁など結構お金を落としてはいるでしょうけど、観光客の方がやはり派手に使ってるんでは。

 

 

機内食の時間じゃないのに食べ物の匂いが漂ってきたのでみてみたら、空港で買ったのか、焼きうどんを頬張ってる人がいたりして。

 

 

エアカナダのヴィーガン機内食はかなり物足りないので、次はおにぎりでも持って乗ろうと思ってたんですが、焼きうどんもいいな。

今思えばスリランカ航空の成田→コロンボ便の機内食は結構良かった。

 

同じ会社なのにカトマンドゥ→コロンボ、コロンボ→成田の二便では、二便続けて同じ夕飯が出てきたし、しかもそれがトマトソースのかかった辛くないペンネという、力抜けそうな内容で残念でしたが。

 

エアカナダは毎回安定して残念めですね。

 

 

 

現在、時差ボケと浦島現象でぼーっとしてます


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