奄美 海風blog

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奄美大島宇検村湯湾岳(うけんそん・ゆわんだけ)のソメイヨシノ 開花は今年も遅れ気味 他

2025年03月25日 | 桜の観察

長い水平線と路肩直下の波打ち際に点在する大小の岩や石粒。それが夕日とさざ波を受ける陰影ある風情が絵的にはひとつのP。狙いはその先にある大きな岩礁。トンネルの向こうから見ると沈む太陽と共に「龍眼」を構成する大きな要素なのだがHDR処理(白飛びや黒つぶれ防止技術)には失敗してしまいました

 


動画 #田中一村 終焉の家外観ぐるり 新たな視点 Tanaka Isson's final residence

2025年03月21日 | 田中一村


映画『シェーン』(Shane)1953年アメリカの西部劇映画

2025年03月20日 | 映画

映画『シェーン』(Shane)
アメリカ映画協会(AFI)の「アメリカ映画ベスト100」に選出されるなど、名作として高く評価され、
ウェスタン映画の古典的名作

この前に見た「拳銃王」も異色の西部劇、名作の誉高くいくつかの共通点がある。
※ 伝説的なガンマンが主人公
平和な生活を望むが、過去から逃れられない(悪党たちと戦わざるを得なくなる)
 ※少年や家族の視点が重要
※ガンマンの宿命と悲劇的な結末
※ヒーローの孤独や善と悪の対立を象徴的に描く

こうして挙げると高倉健のイメージにも重なるのだった。

「シェーン!カムバック!」というラストのセリフは映画史に残る名シーンのひとつ。

もう一つ「シェーン!カムバック!」で思い出したのは日本映画『泥の河』(1981年、監督:小栗康平)のラスト。

『泥の河』では、主人公の信雄が親しくなった少女・きっこと少年・喜一と別れざるを得なくなる。
ラストで信雄が、去っていく船に向かって走りながら親しくなった少年の名を叫ぶ。
それは「喜一(きっちゃん)」ともきっこ(少女・きっこ)とも聞こえるのだが、

彼らは船の家からは姿を現すことなく去っていく。どちらにも聞こえるのがポイント。


『拳銃王』The Gunfighter 1950年のアメリカ

2025年03月17日 | 映画

『拳銃王』The Gunfighter
1950年のアメリカの西部劇映画
第23回アカデミー賞では原案賞にノミネートされた

ヘンリー・キング監督。
主演:グレゴリー・ペック

不覚にも主役のジミー・リンゴ(モデルは実在したガンマンのジョニー・リンゴ)がグレゴリー・ペックとは最後まで気づかなかった。
それまでの知性的なイメージとは正反対のアウトロー役に挑戦している。

第23回アカデミー賞では原案賞にノミネートされた。

名瀬に映画館があった遠い昔からみている典型的な西部劇とはだいぶ違う雰囲気を持つ異色作だ。
舞台はほとんど町の酒場の中に限定され、はでなアクションもガンファイトも少なく会話劇中心。
過去の名声がまねくトラブルに嫌気がさし、人生をやり直したいジミー・リンゴの内面を描いている。
陰影の強い白黒。フィルム・ノワール(仏: Film Noir暗い)的だ。


奄美 龍郷町秋名(たつごうちょう・あきな)月曜

2025年03月16日 | ドライブ

笠利町 土盛(ともり)海岸

龍郷町 かがんばなトンネル

 


『現代写真とは何だろう』  ちくま新書 – 2024/8/8

2025年03月12日 | 本と雑誌

現代写真とは何だろう  ちくま新書 – 2024/8/8
後藤 繁雄 (著)
2.4 5つ星のうち2.4    4個の評価 amazon

書かれている事柄の性質上しかたないのかも知れないが、外国人の人名を含めカタカナ表記が多く、置いてかれ感は終始消えなかった、にもかかわらず最後まで読んでしまった。re-thinkは再考で、
modern photography コンテンポラリーアート(contemporary art)は現代美術。
modern photography(現代写真)は少し収まりが悪い気がした。タイトル”現代写真とは何だろう”のとおり体系的な結論めいた論には出会えなかった。これは、AIの普及でますます流動化する「写真」のイメージをコトバでとらえようする、ある意味無謀て困難な、しかしそれゆえに楽しくもあるコトバ探しの旅なのだ、ろう。

名瀬の書店で見つけました。


『一冊でまるごとわかるギリシア神話 (だいわ文庫) 』2013年

2025年03月11日 | 本と雑誌

『一冊でまるごとわかるギリシア神話』 (だいわ文庫) | 吉田 敦彦 |本

”一冊で、しかも丸ごとわかる”とは思えないが、初心者にも、復習の意味でも分かりやすいと好評のようだ。(はげしい否定的なレビューもあり)

多神教なのに(新約)聖書にも通じるなにかがあり、日本神話とも似ている(世界の七不思議という研究者もある)

また、時代が違うのに、源氏物語と類似点もある、ということは感じることができた。
リアルな彫刻や絵画の白黒写真とは対照的な絵本のような挿絵がわかりやすさを刺激したのかも。荒唐無稽感のあるイラストもあるが、それが知識の整理、理解にもなることがあるのだ。


映画『復活』Risen 2016年アメリカ

2025年03月11日 | 映画

2016年に制作されたアメリカの歴史ドラマ『復活』(原題:Risen)107分

日本では映画.comでのユーザーレビューが平均2.9(13件中)と、やや低めの評価。
天邪鬼精神が働いて、ならば見てみるかと見たら当たりだった。
物語りは有名すぎて?追わずに済む分、映像表現や、イエス・キリストを処刑した古代ローマの百人隊長クラヴィウス、人物(等身大(人間)のイエス)、イエスの弟子たちの心理などの描写に集中できたせいかも知れない。

欧米での評価については、全米で大ヒットを記録したとか。 
アメリカでは、キリスト教に関連する歴史映画や宗教映画は定期的に制作されていて、特に、キリストの生涯や聖書の物語を描いた映画は、特定の層に根強い人気があるため、大手スタジオやインディペンデント系の制作会社によって繰り返し作られているそうだ。


復刻版『わが語録 真実を求めて ―生か死か』 単行本(ソフトカバー) – 2024/10/24 徳田 虎雄 (著)

2025年03月08日 | 本と雑誌

復刻版『わが語録 真実を求めて ―生か死か』 単行本(ソフトカバー) – 2024/10/24
徳田 虎雄 (著)

先週名瀬の書店でみつけた。
いつもとは違うコーナーだった。(郷土出身作家のコーナーだったかな)
本書原本はむかし読んはずだったのだが。新たに買った。
大量の白黒のスナップ写真と短文の徳田氏の語録で綴る構成は、むしろ今風で新鮮、内容の訴求力も抜群。

NHKのニュース
2024/07/11 徳田虎雄元衆議院議員 死去 86歳「徳洲会」グループ創設者

本書の若い(子供時代もある)徳田氏の姿は、闘病中の表情とは対照的にエネルギッシュだ。表情が心を打つ。時代も見える。

今日(2025年3月08)時点では、Amazonや楽天ブックスなどの主要なオンライン書店でのレビューや評価は見当たらない。(読書メーターに一件)

以下の本のレビューを読むと徳田虎雄のさらなる再評価は確実と思われる。

読んだ記憶のある虎雄本

山岡淳一郎氏の著書2017/11/25『神になりたかった男 徳田虎雄:医療革命の軌跡を追う』では、徳田氏の医療への情熱や組織運営の複雑さ。読者から「読み応えのある人物伝。良い面も悪い面も客観的に描かれつつも、読み物として面白い」との評価

ゴッドドクター 徳田虎雄 (小学館文庫 ) 文庫– 2020/1/7
山岡 淳一郎 (著) このブログの記事

徳田 虎雄の関連本
生命だけは平等だ。

頭の悪い奴が成功する―奇跡を生みだす行動の哲学 (ノン・ブック 198)

生きる力

ゼロからの出発―実現できない夢はない

母の力

大医は国を癒す―徳田虎雄の直言

など。


ツイートまとめ 龍郷町(たつごうちょう)かがんばなトンネルに入る and 奄美市笠利町土盛

2025年03月05日 | 観光ポイント

↑ビデオラストにある、龍郷町円(えん)地区の長さ約29mの「かがんばなトンネル」は、

水平線に沈む夕日がトンネルと重なりようすが「龍の目」が光っているように見える、ということで地元のかたや観光客を楽しませています。

3月の春分の日と9月の秋分の日の前後20日ほどに限られるということです。

この日(三月三日)の様子はNHKなどのニュースにもなったようだ。(列島リレーニュースの全国放送で

みた)

奄美大島北部のきょらうみ。土盛(ともり)海岸。

土盛海岸への道