医療画像

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

１３歳　男性、自転車で転倒。左手関節を軽く痛がる。念のため撮影した。正面で少し画像に違和感があり側面撮影にて骨折線がハッキリわかる。矢印の黒いスジが骨折部位で、少しズレがある。

３８才　女性、赤い丸の中の白い部分が卵巣嚢胞性病変部のMRI脂肪抑制画像になります。抑制されていないので成分は脂肪ではなく水っぽい物質って事がわかります。

５８才　女性、矢印で囲った丸いものが胆管細胞癌（５年生存率５０％）の溶骨性骨転移造影CT画像です。造骨型、溶骨型、骨梁間型の３種類に分けることが一般的です。

尿管結石による水腎症のCT画像です。矢印の場所が水腎症を起こしている腎盂です。少し腫れていて左右差があるのが分かります。この患者さんは尿管結石による水腎症ですが、神経因性膀胱によるものもあります。

尿管結石は腎臓で形成され尿管に下りていき痛みを感じます。CT画像の矢印の白い部分が尿管結石です。結石による水腎症を併発していました。尿管には３か所の生理的狭窄部（腎盂尿管移行部、総腸骨動脈の交差部、尿管膀胱移行部）があります。この患者さんはESWLを施行し症状は改善していきました。

４９才　男性、腰椎T2強調MRI画像です。矢印の所がヘルニア部分で神経を圧迫しています。L4−L5間です。よく見るとL5−S1間も狭くなっています。過去に軽いヘルニアを起こしていたのかもしれません。全体にみてストレートバックの腰椎です。今回手術せずに約３カ月でへっこみました。当時は動くこともできませんでしたが今はゴルフが出来るように回復しました。

３３才　男性、T2強調画像で高信号（画像）その他は低信号でした。MRAでも血管以外の高信号はなく、所見は陳旧性破壊性変化？とありました。主訴は左顔面神経麻痺です。DWIでもフレッシュな病変は指摘出来ませんでした。MRA画像でAVMは否定的でした。

５２才　女性、造影CT画像です。単純CTではそれほど染まってませんでしたが造影すると早期相で染まってきました。後期相では造影剤は抜けていました。胆のう内膜の盛り上がりがポリープです。良性のものがほとんどで大きくなるとガン化する恐れもあるそうです。

４８才　女性、子宮内膜症によっておこる病気で子宮内膜が子宮筋層に限局して増殖しているものを言います。子宮筋腫と似ているが子宮筋腫の場合こぶができるが子宮腺筋症の場合は子宮全体が大きくなってかたくなります。子宮筋腫を合併する場合あり。治療法としては女性ホルモン（エストロゲン）を減少させる（更年期状態にもっていく）といい。よって症状や治療法など子宮筋腫と変わらない。この人はL4−L5に軽いヘルニアを併発しています。