青空ーすべてはバランス

災害地域の復興が進まない


2024年4月26日(金)晴れ。今日は全国的に暑かったようだ。それにしても30℃を超えたということは、急激な温度上昇で大量の水蒸気が上がるはずだ。
また、大雨が降るのかな?

災害地域の復興は???

秋田市では、去年の7月に記録的大雨で大きな被害が出ている。住宅の浸水だ。もう家には住むことができず出て行った住民も多く、空き家となった住宅の老朽化が激しく、悪臭がしたり危険な状態になっている所もあるという。

2023年9月19日付秋田県の発表では床上浸水4563棟、床下浸水3081棟という。
住人がやるにはちょっと無理がある作業が待っている。
部屋の換気、拭き掃除、消毒、濡れた家具の移動・処分、浸水した床下の地面を乾燥、壁紙はがし等々。
心身の不調を訴える人が出てくる。もう住めないと出ていく人もいたらしい。

秋田市の調査では、市内で浸水した空き家は少なくとも190棟以上に上る。
急速に老朽化が進み悪臭などが問題となっているところもあるということで、市は所有者への支援などを検討するらしい。
でも、今ですか?

空き家だけでなく、住んでいた住居も片づけや補修が行われないまま放置されているところがある。高齢になり貯えもなく働くこともできないなら何もできない。

被害のあった地域は、いつの間にか忘れ去られるけど、実は何もされず放置されている現状がある。日本中に放置された災害地域が増えていくのか???


能登半島地震により倒壊した家屋などの解体も深刻だ。公費による解体をしようとするも、家屋の所有者全員の同意を得られないなどの理由で解体の申請ができないケースが相次いでいるようだ。
代々住んでいる住居の所有者が最初に家を建てた先祖の名義だと、相続の手続きが非常に厄介で申請ができなく困り果てている人が多い。

NHKが能登地方の6つの市と町を取材したデータがある。
これまでに被災した人から公費解体の申請に関して寄せられた相談は、先月までに少なくとも延べ6200件に上り、いずれの自治体でも家屋の相続に関する相談が一定数を占めていることがわかりました。
ということだ。

こういう場合には、自治体の柔軟な対応が不可欠なのだが・・・。
家の所有と解体に関して、災害の際の柔軟な対応を可能にする適切な立法が急がれるが、立法府の方々!政治闘争や自己組織の保身ばかりしてないで災害地域を放置しないでください。


  青空ーすべてはバランス - にほんブログ村

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治経済社会・科学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事