ES/履歴書/面接攻略は「売れる資料」づくりから

ライター・足立裕哉さんのブログ記事 提案書・ブログ記事・広告・商品説明など「売り込みのための資料」は、本質的には皆同じ構成である

ここで書かれているのは提案書などの「売り込みのための資料」の書き方ですが、これそのまま履歴書や自己PRはもちろん、面接対策としても有効です。

記事中ではこの「文書構成黄金レシピ」とでも言いたくなるフォーマットがよくまとまっていたので、勝手に紹介します。

読ませる/買わせる文書いずれにも共通する「文書構成黄金レシピ」は以下の通り

①相手の悩みを提起

課題にアプローチしなければ、相手が「読もう」という気持ちにならない。

 

②一般的な解決策

多くの場合、相手が「課題」と感じることに対しては何かしらの手を打っている可能性が高い。が、えてしてそのような課題は難易度が高いため、未解決である。

 

③うまく解決しませんよね、という共感と、じゃあどうすればいいのか?という問いかけ

双方向のやりとりを意識する。ここで重要なのは「共感」を作り出すことである。相談を受けているようなイメージで、読者に問いかける。

 

④シンプルなコアコンセプトの提示

一言で、今までの解決策とのちがい、この解決策の利点をわかりやすく提示する。ここは「キャッチ」になる。

 

⑤コンセプトの根拠の提示(数値、権威など)

説得力を持たせるための資料を付ける。主に数字が使われるが、数値化できないものも多い上、数字というのは共感力が低いので、権威や実績などが用いられるケースが多い。

 

⑥具体例、事例の紹介を通じた「自分でも出来そう」の醸成

コンセプトだけでは提案された人は「使ってみたい」とは思わない。使ってみたいと思ってもらうためには「事例」が必要である。

その際に事例は「私でもできそう」を重視する。

 

⑦まとめ

使ってもらうための「最後のひと押し」をする。

ブログ中では最後にこうまとめられています。

以上を見て頂いてお分かりかもしれません、売り込み資料の本質は、「説明ではなく、相手との会話」を意識することです。

つまり、構成が「読者との双方向のやりとり」になっていることがポイントです。

元の記事はこちら → http://blog.tinect.jp/?p=15365

これそのまま「採用担当者に説明するのではなく会話/対話することで相手に受け入れられやすくなる」とも言えますよね。

それに、この手法が身についていれば、就活だけでなくその後の社会人としても「見せる聞かせるプレゼン」ができますからね。