豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

シリカゲルの活用法…北斗市・本社

2024-04-30 17:05:00 | Weblog
シリカゲルの活用法…北斗市・本社
袋入りのお菓子や海苔などには、乾燥剤のシリカゲルが同封されています。
安価な石灰なども乾燥剤になりますが、シリカゲルはそのクオリティーが極めて高い。
乾燥剤は、湿気を捉えて閉じ込めるので、その湿気を乾燥した家屋内に放散させます。

そのようにシリカゲルを処方したのが「ファースシリカ」と云うファース工法専用部材です。
ファースシリカが効能を発揮するには、極めて高い気密性能の家でなければなりません。
隙間があれば、外気の湿気や乾燥空気で吸放出の効果を家屋内に与えられないのです。

断熱気密性能が得られた家は、家屋内の空気が汚染物質(VOC)で汚され易くなります。
「ファースの家」は、床下一面にファースシリカを敷設しており、家中の空気を天井裏から床下、外皮内側通気層を循環させ、調湿と空気清浄を行います。
画像はテストの様子。

ファース工法は、「健康寿命を延ばす家」を念頭に住宅システムとして構築しました。
専用シリカゲル、専用空調機材、専用スプレー発泡断熱気密材、専用サッシ(ガラス)、さらに専用補助部材の五品目を適切に使用した住宅は、CBEI認定を取得しています。

現在ファース本部(福地建装)は、このファースシリカを一般住宅の換気システムとして使えるための研究開発を行っております。
「ファースの家」以外の一般住宅の換気口に、シリカゲルを処方したファースシリカを活用して、空気清浄と調湿機能を持たせた新型換気扇の実証試験を実施中です。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
「#福地建装」「#SDGs」


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