僕は電気屋さんの言葉を喋れる、交通誘導員である! | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

僕が交通誘導員であることは、以前も記事にした。

参考「僕は交通誘導員」

 


もう還暦だから、あんまり責任の重い仕事はしたくないと思い、

最近は、こんな感じで仕事をやってきた。

参考「下に下に作戦と良い人作戦」


それでも、この仕事のキャリアも10年近くになり、

最近は、流石に常駐のリーダー誘導員

(特定の工事班に着いて、リーダー役をする誘導員)

をさせられるようになってしまった。


現在の僕が担当している班の主な仕事は、

電力会社の孫請けとして、主に下記のような電気工事をすることである。

・解体される家から、電線と電気メーターを外す。
・空き地に家を新築するための工具に電気を供給するための、仮設ポールに電気を供給する。
・新築された家に、メーターを設置し、電線を接続し、電気を供給する。


そして、2台の高所作業車

って、こんなのね↓

 

 

それぞれに、作業員さんと交通誘導員が乗り込んで、

総計4人のチームで移動しながら工事をする。

そんな仕事である。


つまり、そこで、僕は交通誘導員のリーダーをしているってことである。


で、この班の2名の作業員さん、一見すると、

「何も喋らず、黙々と作業を遂行している!」

ように見える。


ところが、作業をする2人の行動をキチンと見ていると、

実はそうではないのである。

お互いに、相手の行動をしっかり観察していて、

相手の行動に応じて、自分の行動を決めている


のである。


つまり、相手になるべく待ち時間が発生しないように、

そして効率的に手早く作業が進むように、

相手に合わせ自分の仕事の手順を調節しながら、

遂行しているのである。


そして、そのコミュニケーションを、

日本語ではなく、ボディーランゲージ、

つまり行動でしているのである。


そして、それを日本語に翻訳すると、こんな感じなのである。


以下、僕が理解した、班員さんAと班員さんBの

ボディーランゲージを日本語会話として、翻訳してみる。


A:「お前が、その位置に車を停めて、その作業をするんなら、

  俺は、こっちに停めて、この作業をするよ。」

B:「お前が、その作業をやっている間に、

  俺はこれを済ましとくから、

  それ終わったら続きを引き取ってくれ!」

A:「分かった。じゃあ、お前は次は、

  その作業をするつもりなんだな?」


そんな感じで、

2人でコミュニケーションをとりながら作業を進めているのである。


電気の電線というのは、1番上にあって、

その下に電話線とか、インターネットとか、有線テレビとかの配線

(まとめて、電気の電線より電圧が低いという意味で、弱電という)

があるので、

単純に、端と端をつないで持ち上げたって、それらが邪魔して上げられない。


それらの、下にある邪魔な線を避けて上手に上にあげることを、

「かわす」と言うのだけど、

それを、現場の状況を見て的確に把握し、スマートに素早くすることが、

作業員さんの、一つの腕の見せ所な分けである。


そして、その作業員さん達の、

見ている目線の先、

持って上がる材料(工事で使う部品のことをそう言う)や道具、

作業の様子、

それらを見ているうちに、

僕は大体、

「彼らがどう動こうとしているか?」

が、最近は分かるようになってきた。



つまり、先回りして移動して、

待っていることが出来るようになってきた。


これ、彼らの喋る言葉を僕も喋れるようになったってことである。


つまり、先にあげた会話に、突然僕は、

「ってことは、この位置にロープが投げられて来るから、

それに引っ掛かければ電線を引っ張り上げられるって分けだね!」

と、参加し始めた分けである。


始め、班員さんは、

「犬が喋った!」

みたいな、ビックリした顔をしていた。


だって、準備作業を終えて、

電線を引っ張り上げようと思ってロープを投げようとして振り向いたら、

交通誘導員がそこで電線持って待ってんだから。


このことの、作業員さんの便利さは、

こんな例えをすれば分かってくれるのでは無いだろうか?

「猟師が連れて来た猟犬が、突然言葉を話し始めた!」

そんな感じだと思う。


実際、猟師にとって、優秀な猟犬って、そんな感じではないかと思う。

つまり、いちいち言わなくでも、行動を見て察して動いてくれる!


そして、今では、3人で、電気屋さん語で、

ワイワイガヤガヤ、コミュニケーションをとりながら、

黙々と(笑?)、作業を進めている分けである。


そして、4人目のメンバーとなる、僕の部下誘導員となる人は、

日替わりで色々な人が入れ替わり立ち替わり来ているのだが、

この事実に気づいた誘導員は、多分一人もいないんじゃないかと思う。


つまり、

僕が日本語を喋れる犬であることに気づいた犬は今のところいない^_^。


要するに、現在の僕の地位は、盤石ってことである。


交通誘導業務を遂行するにあたって、

僕は、作業員さんに、いちいち

「どこ行くの?」

とか、

「何するの?」

みたいな、不粋な質問はしない。


いちいち言葉で説明してもらわなくても、

「自分がその立場になったら、どうするのか?」

その視点で、彼らを観察していれば、

次の行動は分かるからである。



半導体エンジニアという職人さんも、

電気工事の職人さんも、

その意味では、全く同じなのである。

参考「今までの社会人生活の中で、現在が一番満足度が高い」

 



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