近頃は多くのプロゴルファーのスイング動画や連続写真がネット上で簡単に見られるようになりました。こうなると、皆さんの中でも多くの方が「一言でプロゴルファーと言っても実に様々なスイングしてるだなあ」と感じているのではないでしょうか?

 

実際、多くのプロゴルファーはジュニア時代に自分が振りたいようにクラブを振ってゴルフをおぼえてきたのです。そこには理論的なことは存在せず、その中で上達した子だけがプロゴルファーになったのです。そのため、個性的ともいえるフォームをしているプロゴルファーも多く、そういったプロが勝つとやれ、レイドオフ、シャローダウン、ハンドファースト、ジャンプアップインパクトと、アマチュアゴルファーの目指すべき正しいフォームはコロコロ変わってしまいます。世界標準の名のもとに。

 

これでは、困ってしまいますよね。では、何を見て標準的か個性的かを決めるのか? 多くのプロゴルファーのスイングが動画や連続写真で見れる今日この頃、これからゴルフを始める人が目標とすべき標準的なゴルフスイングはどうすれば見分けられるか? 答えは、「自分が50歳、60歳、70歳になってもできるスイングかどうかを目安に選ぶ」です。

 

ゴルフなら歩ける、緑を見ることは眼によい、握力の衰えを防げる、内転筋を使うのでガニまた歩行になりにくい、腕を上げるので肩こり防止になる等、ゴルフには加齢に抵抗する要素がいっぱいあります。そして、近年では多くの70歳以上ゴルファーが元気にゴルフを楽しんでいます。

 

そこで、高齢になっても続けられるスイングを若いうちから覚える、ということを私はおすすめします。ボールを上手くヒットできるスイングはいくつもあります。飛距離を出すという点でも、多くのプロゴルファーが様々なスイングでボールを飛ばしているのを見ると、これも何通りもあるでしょう。しかし、若いがゆえにできる個性的なスイングというのもあります。

では、体に負担の少ない標準的なゴルフスイングとはどういったスイングなのでしょうか?

 

つづく