ウィルソン・ガンプ~放浪記~ 一期一会

闘病生活から放浪の旅へ~回復への道のり~

樹齢3000年~万代杉~再びモッチョム岳へ~屋久島~ジブリ~放浪記

2015年10月23日 20時12分23秒 | 屋久島放浪記


モッチョム丘


こんにちは!


今日は二年前に一人旅で登った
モッチョム岳に登ります。

モッチョム岳は、
屋久島の南部にある花崗岩からなる山である。
特徴的な外観と頂上にある大岩が有名。
この山の標高はそれほど高くはないが、
急傾斜で腕を使う部分もある厳しい登山道である為、
「この山を登ることが出来れば屋久島の山は大概登ることが出来る」と言われることもある。標高は944メートル。
(wikiより抜粋)



あのとんがった山です。
天気はちょっと悪く風が強い…

雲行きがあやしい…

誰だー雨男はー!
毎回雨が降る…笑




登山道入り口に到着!

前は一人で登ったが
今回は三人のメンバーで
登ることになった。

なんと二年前にモッチョム岳の頂上で出会ったモッチョム男と登ることに。

あと一人は屋久島に
何度も旅に来ているYさん。

モッチョム男とモッチョム岳へ再び…笑

*モッチョム男の詳細はこちら↓
ヒルに噛まれて血まみれ!?屋久島~ジブリ~放浪記



さて
登り始めます。





傾斜は伝わりにくいですが
こんな感じでかなりきついです。


*ピンクの服はモッチョム男。
*黒い服は旅する強い女Yさん。


メンバーは足取りが軽く
どんどん前に進んでいく。




わたしは二年前に一人で登ったことを
思い出しながら
ゆっくりと前に進んだ。


自分のペースで
ゆっくりゆっくり

前に前に…




道なき道を進んでいく。




おお!
登った先にでかい木が見える!

なんて神々しい光景なんだ…



万代杉

標高700m付近にある
胸高囲が縄文杉より大きく、発見当初は縄文杉より長寿かと騒がれたそうです。

樹齢3,000年を越える。

六つの神木のひとつ

屋久杉の巨木が生き残る場所としては、
珍しく明るく開けたその場所に、海に突き出すようにそびえる。

張り出した尾根の先端のため
乾き痩せた土壌、海からは容赦なく吹き付ける強い風…

周辺で他に大きく育つ木の無い厳しい環境で、数千年にわたって耐え凌ぎ続けてきた巨木。


万代杉さん!
あんたは凄い!

もう世界遺産認定でいいんじゃないか…


しばらく休憩して




前に進む。

前に進むというか
上に進む…笑



ロープを利用しながら

心の中では
こんなとこ進めるのかよって思いながら
ぶつぶつ邪念が入り…笑

二年前よく一人で登ったな…



けもの道を
ひたすら進む。



わたしは常に
スローペースで
殿を守った。

しんがりは重要だ!

うしろから熊が
もしくは野生の動物が襲ってきたら
ひとたまりもない。

先にいるメンバーを守るために
わたしはうしろを守る!


*ただ遅いだけ…



道中に
サルノコシカケ科を発見!

このように
わたしは道中を楽しみながら
ゆっくり自分のペースで。

人生も

人のペースに合わせる必要ない
わたしはわたしだ!

なにやら
遠いとこから声が聞こえてきた…

???「おーーーい!」

わたしの幻聴か!?
それとも神か!

こ、この声は…

モッチョム男「ウィルソンさーん!大丈夫ですかー?」

……

ウィルソン「あ!すんません!物思いにふけってました!笑」

モッチョム男「リタイアですかー!?」

……

ウィルソン「リ…リタイアなんてとんでもない!笑」


よし、頂上に近づきつつある。

軽く雨が降ってきた。




少し雨宿りするか。
休憩できそうな木があった。


中に入るが

ずぶ濡れになる…笑

頭上を見る。




おい!

出発しよう…





ようやく視界が開けてきた。




と思ったら降りたり登ったりの
繰り返し…

頂上間際で降りると
下山してるんじゃないかと不安になる。

これがモッチョム丘の辛さ…

心が折れそうになる…



さらに傾斜がきつくなっていく。



よーし!あとひと息だ!

頑張るぞー!



喜びは束の間だった…
なんちゃって頂上にたどり着く…笑



あそこに見えるのが頂上です…笑

ここは心が折れるスポット…

あと頂上まで標高的には
40メートルなのだが

全然たどり着けない…

これがモッチョム丘!

だが絶対に登る!

二年前なんて一人で登ったんだ。

いやまてよ…ぶつぶつ…

その時だった

また遠くから声が聞こえてきた…

モッチョム男「ウィルソンさーん!リタイアですかー⁉︎」

ウィルソン「なに言ってるんですかー!わたしの人生の中でリタイアという文字はありませんよ!」

……

モッチョム男「え!?聞こえないですー」

モッチョム男はたまに耳が聞こえなくなる…笑



しかし素晴らしい景色だ…
わたしは
ぶつぶつ独り言をいいながら
様々な思いを胸に進む…

自分のペースを守りつつ…



ここだ!
ここは最後のロープだ!

二年前の思い出が蘇る…

ここでわたしは
見ず知らずの人に話しかけ

縁が縁をよび

その方と一緒に頂上を目指している。

縁とは不思議なものだ。



うおおおーー!
こえーー!

思い出に浸ってる場合じゃなかった…笑



一気に駆け登った。



しかし
景色どころじゃない…

凄い突風が吹いていて
立ってられない…



さらに

コンタクトに砂が入って
目があかない…

景色が見れない…泣



あぶないから引き返すことに…

モッチョム岳…
ありがとう…

頂上滞在時間

3分…



二度と登ることはないだろう…笑


モッチョム男さん
旅する強い女性Yさんへ

ありがとうございました。

この思い出は忘れないでしょう。

ある意味…笑

おしまい

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