高校野球春季群馬大会準々決勝を観に行った…。
春の日本一チーム健大高崎に、6年前に自分が保護者会長をしていた渋川青翠が挑むことになったので…。
先日の桐生第一戦が休みだったので行こうと思ったのだが、雨で順延になってしまった。
なので、この大会ではもう観る機会はないと思っていたけど、順延された試合で桐生第一に勝ったので驚いたのだ。
今はもう、このチームで知っているのは監督だけなので、バックネット裏でゆっくり観ることにした。
後の席に座っているおじさんたちが、よくいる口うるさい高校野球ファンの集まりで、試合前から桐生第一と健大の試合が観たかった…、なんてことをワーワー言っていた。
健大の高校日本代表候補の二人がこの試合から出ることがわかって、「これは、5回で終わるなぁ…」なんてことも言っていた。
自分も大差がつくことも予想していたが、試合が始まると接戦になった。
最初のうち野球強豪校でもない普通公立校をバカにしていた後ろの席のおじさんたちも、だんだん発言が変わってきて、「これか~、桐一が負けたのもこういう感じなのか~…」なんて、発言が変わっていった。
同点に追いついて終盤に向かう頃には、応援するような発言になっていて、ずっとおじさんたちの発言に耳を傾けていた自分も嬉しい気持ちになった。
結局、最後には負けてしまったが、球場内の拍手は大きかった。
今日の2試合に出場した4校のうち3校は私立校。
駐車場に停まっている選手が乗って来たバスは、みんな大型豪華バス。
日本一校は、そんな豪華バスが2台だ。
そして、一番端に公立普通校のマイクロバスが1台…。
ウチの子がいた頃からある見慣れたマイクロバスだ。
それでも、今日球場に来ていた観客からもらった拍手は、一番大きかったと思うよ…。
試合後、監督に挨拶して「夏、楽しみにしています…」と言ってきた。