こんにちは。

めぐこです。

 

 

今日も

あなたにお届けします。

 

 



 

 

 

日々、生きている中で

いろいろと疲れることがあると思うけれど

 

 

その一つに

「他人を見張ってる」

っていうのがあると思うのね。

 

 

 

他人が上手くやっているか。

(だとしたら)どうやって上手くやっているのか。

 

 

逆もあるかもしれない。

 

 

他人は失敗したのか。

(だとしたら)どうして失敗したのか。

 

 

 

SNSを見ずにいられないことの

一つの理由として

それがあるのかもしれない。

 

 

 

SNSだけでなく

ご近所さんや友だち、知人の状況などが

気になるときは

同じかもしれない。

 

 

 

どちらも

「自分が上手くいくため」だよね。

(すべてではないよ)

 

 

 

自分の参考にするために

他人が上手くいってるのか

上手くいってないのか

具体的にどうやっているのか見ずにいられない、

ということなのだと思うけれど。

 

 

そこで何か情報を得たとき、

得したような気がすると思う。

 

 

いいものだったら「真似しよう」と思ったり

失敗例を見たら「同じ轍は踏まないぞ」と思ったりね。

 

 

 

多少参考にしたり

軽くいいとこどりするくらいは、

いいと思うのだけど。

 

 

 

中には

肩に力が入って

「見ずにいられない」

「知らずにいられない」

ってなっていたら

ちょっと要注意、な気がします。

 

 



 

もともとは

「自分が上手くいくため」

 

つまり

自分が良い思いをするために

人のことをチェックしていたはずなのに

 

 

そのチェックすること自体で

心がかき乱されていたり

一喜一憂したり

妄想が膨らんで、それに振り回されたり

 

単純に、

時間をたくさん奪われたり

目が頭が疲れたり・・・

 

 

上手くいくどころか

気持ちの主導権を奪われているとしたら。

 

 

 

何のための見張り?

何のためのチェック?

 

となるよね。

 

 

疲れていたら、元も子もない。

 



 

 

 

人は

損しないために

上手くやるために

賢くなろうとする。

 

 

 

賢くなるために

なるべく情報を得ようとがんばるけど。

 

 

 

それ自体が

自分自身を苦しめることもある。

 

 

 

本末転倒だよね。

 

 

今の時代はきっと

情報を得ることよりも

 

 

情報を入れないようにすることが

賢いことなのではないかと思う。

 

 

自分の心をかき乱すだけの、

要らない情報は入れないようにすること。

 

 

それも一つの

境界線づくり、なのではないかと思う。

 

 

 

自分の心を守るためには

人との境界線だけではなく

「情報」との境界線も必要になってくる。

 

 




 

 

 

余計なことまで、知ろうとしない。

 

知らなくていいことを、知らないままにしておく。

 

 

 

これは

自分はこのままではダメだ。

自分はどこか、何かがきっと足りない。

と思っている人にとっては

おそらく怖いことだと思う。

 

 

 

劣等感や欠乏感があり

自分のことをどこかで「わたしは愚かだ」と思っている人ほど

なんでも知りに行こうとする。

 

 

 

知らないのが、怖いから。

 

 

 

でもそれを続けていることが

もしかしたら

自分をもっと苦しめているかもしれないよ。

 

 

 

知りに行こうとすればするほど

まだまだ知らないことがある自分を感じるのは当たり前。

(ものごとの全部を知るなんて無理だから)

 

 

賢くなるどころか

知れば知るほど

無知な自分をもっと感じることになる。

 

 

 

だから

ものごとをよりたくさん知ったら問題が解決するのではなくて

 

その逆で

 

 

 

わたしはたくさん知らないことがあり、知るのはムリだ

 

わたしは、知ってることの中で生きていける

 

 

自然に任せて

自然に知っていくことの中で

生きていって大丈夫

 

 

損してもいい

なにかを知らないまま死んでもいい

 

 

賢くなろうとしなくていいよ

損したっていいよ

 

 

効率的に

合理的に

損しないで生きようとしなくていいよ

 

 

 

それよりも

他の人と比べず

日々安心して

いま持てるものを大事に生きていく

 

これまでの自分と

今の自分を肯定して生きていく

 

 

そんなスタンスでいる方が

ずっと穏やかにこれからを過ごしていける気がする。