「도시가스」日本語と同じような発音のトシガス(都市ガス)の蓋。「밸브」は英語のvalve由来のペルブ。
밸브以外のことが書いてありますね。チュンアムは中圧? 次のは駐停車禁止とか韓国産とかかな?
TBはターミナルボックスでいわゆる電防の蓋でしょう。ここでは都市を省いてGasを意味する「가스」と書いてありますが韓国語では語頭では濁音にならないので「カス」と発音するはずです。カスかわいい。紋章の上の「한일방식」の後半「방식 ≒バンシク」は方式でしょうけれど前半の「한일≒ハンイル」が謎。まさか韓日ではないでしょう。
これは電気の蓋でしょう。
でも、前出の「韓電=한전」にあったとおり電なら전なのに下の蓋の文字は「체≒チェ」です。この音に相当する漢字は日本語ではテイで例えば「体」になるようです。北朝鮮の主体思想がチュチェ思想って呼ばれていますよね。でも蓋で「体」はおかしいし「低圧」の低かも?と思って調べたら低は「저≒チョ」らしい。で、ふと、日本の逓信省を思い出して調べてみたらこんなページが見つかりました。韓国語の記事を読み解くだけの語学力はありませんがタイトルの「바닥을 보면 역사가 보인다」は「地面を見ると歴史が見える」みたいな意味らしいです。どこにでもこんな人いるやん! で、話を戻すとやはり逓信部という組織があったぽいです。なので、上の蓋と違ってこちらは電話の蓋なのでしょう。かのウェブ記事では通信系の企業の変遷を路上で観察というこのブログの管理人の大好きなテーマが語られているのでしょうね。
ハングルを語ったところで漢字へ。もうちょっと状態のいい蓋の写真も撮っていたはずだけどこれしか見つからなかった黄色ペンキべったりの蓋。地紋が「上」の字になっています。もちろん上水道の蓋。二枚目は中央の紋章部分に「水」と書いてある蓋で「제수변≒チェスビャン」は制水弁でしょう。韓国での漢字使用については廃止と許容の間を揺らいでいるようなのですがこうした漢字蓋を集めることでも「地面を見ると歴史が見える」ようになるのかもしれません。
新市章付きのカプセル型の蓋は前回の記事にも出てきた水道計量器。旧市章の丸蓋は「지적도근점≒チオクトグンジョン」地籍図根点かも???いずれも市章の下の文字は「서울특별시≒ソウルトゥクビャルシ」でソウル特別市
上水道の蓋が出たところで「오수≒オス=汚水」「하수≒ハス」は音からでは想像できませんが「下水」の意味だそうです。蓋の下部の「중구≒チュング」はソウル市内の行政区域としての中区で中央の紋章はWikiによると区章のようです。
渋い文字で「교통 신호기≒キョトゥン シンホギ=交通信号機」と我らの「맨홀≒メノル≒メン ホル」つまりマンホール。手書き文字は「시경≒シギョン」意味不明です。もしかしたら「市警」かもしれません。一応、ソウル特別市警察庁という組織はあるようです。
そのソウル特別市の英語表記SEOUL METROPOLITAN GOVERNMENTの下水蓋。
金色の二の字地紋の蓋は「개인 하수 처리 시설」個人下水処理施設という意味らしいです。私設の下水道ということですね。中央の豪華な部分の英語が読めなくなっていて残念です。なんとかSEWAGE TREATMENT SYSTEMっぽいですが。中央の4文字「접근주의≒チョックンチュイ」は接近注意?つい近づいてしまいましたが中に入るなという意味でしょうねきっと。下のMADE IN KOREAの上の文字は車道用。
蓋以外のものを少しだけ。
都市ガスと中区役所の街路灯の信号線?の埋設鋲
そしてみんな大好き「도로 원표≒トロウォンピョ=道路元標」
送水口も見ごたえ満点なのですがいずれまた。