ウミヒルモ、砂遊び好きのマクロダイバーの夢のような空間、あのウミヒルモのことです。
何が夢のようって、探すとちっさな生物がちょこちょこ出てくるんですよね。
ウミヒルモ自体を撮ったことはありますか?ただの葉っぱなので、あんまり撮り甲斐が・・・その気持ちよくわかります。
動かないものを撮っても、達成感があんまりないんですよね・・・個人差あると思いますので、あくまで管理人はそうだという話です。
たとえばこれは、ウミヒルモを撮ったというよりはワレカラを撮ったという感じですよね(笑)まわりの緑色の部分、これはウミヒルモの葉っぱです。
ではこのワレカラが2体くっついているこの土筆みたいな(綿棒みたいな)物体はなにか?これはウミヒルモの蕾(つぼみ)なんです!!!
周りが砂泥なので、少しこれら舞い上がってると雪のようになります。雪の中の蕾、いかにも冬のような景色ですが、撮ったのは7月です(笑)
さて、つぼみですから当然花を咲かせます。花はこんな感じです。花びらがきれいに開いて、蕾の中にぎっしり入っていた花粉はすでに飛び去っています。かわいい花ですね。直径1cmはないと思います。
なんと言っても動きませんので、ストロボを使わずに長めのシャッタースピードで頑張ることもできます。SS=1/20なんて設定、ほかの被写体では考えられません。
砂泥地でのウミヒルモ遊び、他の生物を探しながら、花の写真なんていかがでしょうか?