息子の話です | T.M.I.R (トレイル.マウンテン.イッパン.ランナー)

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トレイルラン、マラソン、ウルトラトレイル大会参加記、普段の練習や、
食事(ローカーボハイプロテイン、MEC食)減量等について、
思いついたままに書いていきます。

私の息子は、小中学生時代「将来何がしたいんだ。」と聞いても、「別に。特にない。」と答える、たいした夢も持たない、どちらかといえば冷めた子どもでした。

そんな息子が、「どうしてもやりたい事がある。」
と、周囲の反対を押し切り、進路を東京の専門学校に決めたのは高校3年になった今年の春だったと思います。

さきほど、その専門学校の入学試験を受けに行く息子と、たまたま同じ専門学校を受ける息子の友人の2人を、夜行バスのバス停まで送って行きました。

 バス停に向かう車内で、「東京周辺のやつらに負ける訳にはいかねー。」「もう後戻りはできん。」など、なにやら ひと昔、ふた昔前くらい前の青春ドラマにありそうな、いかにも田舎者の台詞を、真剣な表情で唱え合う二人の姿をバックミラー越しに眺めながら、本当は多少言ってやりたい事もあったのですが、 バス停に着き、小雨の降る中覚悟を決めて上京して行く二人の後ろ姿が思っていたより頼もしくみえたので、何も言わず静かに送り出して来ました。

 毎年どれだけの人がそんな思いで上京し、どれだけの人が夢破れ別の道を選んだり、田舎に帰えったりするのか分かりませんが、思う存分やれるだけの事をやり、自分で納得できればそれでいいのかな、とそんな事を考えました。



 何となく眠れなくなったので、ブログの趣旨とは全く関係ないのですが、書いてみました。