『フェアリーローズ』再開始動

15年前に乳がん治療中の私が、病院の待合い室で多くの患者さんが水晶のブレスレットの着けていた姿を目にして感じた事は、私も乳がんの宣告をされ、リンパ節に転移していた事を術後に聞かされた時に初めて死と向かい合い、治療中も恐怖と大きな不安の渦の中で、日々生活して居るという現実でした。

私自身は息子が1人前になるまでは絶対に死ねないという強い思いで、治療をしていましたが、老若男女の多くの患者さん方は、すがる想いで高い治療費を支払いながらも、高い水晶等のブレスレットを着けている現実を知り、少しでも、お洒落なパワーストーンを着けて楽しめて、そしてそれを安価で手に入れられればと考え、当時は医療従事者だった私は副業として、生命保険のガン特約からおりたお金を元にパワーストーンのブレスレットを始めたのがきっかけでした。

そしてその時に私が亡き父の大好きだった薔薇を育てていて、水やりや肥料等を毎日していて、春から秋まで沢山の綺麗な大きな花を咲かせてくれて、甘い香りをベランダ中に、窓を開けると部屋にまで漂わせてくれて、まるで妖精が飛び交う様に私の心を癒やしてくれていた事から、名前を『フェアリーローズ』と名付けました。

それからも、少しでも多くの人達に知って戴き、苦しんでいる人達に私が出来る事から始めたのが寄附でした。

私自身が治療と検査に通っていた病院に僅かながらのご寄附をさせてもらい、微力ながらも東日本大震災時も都庁に必要な物資を届け、コンビニの震災募金や被災地への医療従事者へのクラウドファンディングへの寄附、仙台のアンテナショップでの品物の購入等をさせて戴きました。

私は正社員ではなかったので、パート勤務で子ども達の受験の為に、半日の勤務を選び、そして乳がん宣告からご祈祷や御祈願している京都の晴明神社への参拝はコロナ禍以外は日帰りでも続いています。