☆~Turf of Dreams~☆ 一口馬主引退間近の奇跡【軌跡】

☆~Turf of Dreams~☆ 一口馬主引退間近の奇跡【軌跡】

ノーザンF産にどっぷり浸かって、30年近く一口馬主をしております。ついに21世代目のアーモンドアイで奇跡を起こしましたが、年齢的に晩年の域に達しており、夢を追い続けるのもあとわずか。規模を縮小して最後の悪あがきに奮闘中です。

1997年~現在 通算成績 2785戦318勝

2024年 成績 34戦6勝  (6-5-3-3-1-16) 5/18現在


2024年 重賞成績 7戦0勝  (0-1-1-0-1-4) 5/11現在

 

 

<愛馬の出走予定or結果> サンデーレーシング勝負服 キャロットファーム勝負服 競馬勝負服 勝負服


6/9(日)
ドゥムーラン 東京8R 3歳上1勝C 芝2000m 予定
レッドランメルト 東京11R 「エプソムC」 (GⅢ) 芝1800m オシュア 予定
ヴァンガーズハート 東京12R 3歳上1勝C 芝1600m 予定

6/22(土)
レッドベルオーブ 函館11R 「青函ステークス」(3歳上オープン) 芝1200m 予定

6/26(水)
バーデンヴァイラー 大井 「帝王賞」(JpnⅠ) ダ2000m 予定

6/30(日)
ログラール 福島11R 「ラジオNIKKEI賞」(GⅢ) 芝1800m 予定



 

明日は3歳馬の頂点を決める日本ダービーってことで、3歳馬の総括の時期がやってきました。来週からは来年のダービーへ向けての2歳戦が始まります。外から競馬を楽しむイチ競馬ファンとしては年中無休ですが、競馬の世界の内側に半分入り込んでいる私のような者にとっては、ダービーが一区切りで、1年が終わったという充実感と今年もダメだったかという喪失感が入り混じっています。今年こそは2005年以来のダービー出走を目指して頑張ってきましたが、例年同様に早々と夢破れました。

 

今年の3歳馬はわずか3頭(牡馬2頭、牝馬1頭)で戦いました。

 

デビュー前はコルレオニスでダービー出走という今となってはとんでもない恥ずかしい目標を持っていました。レイデオロ産駒にしては前評判が高かったのですが、新馬戦、未勝利戦を次々と落とし、勝ち上がるまでに5戦を要した誤算でクラシック戦線には全く乗れずでした。私の高額馬の見る目のなさを改めて思い知りました。

 

コルレオニス(牡 父レイデオロ 母ヒストリックスター 友道厩舎)

↓ 3/16 中京未勝利脱出時  藤岡康太騎手ありがとう!!


逆に、もう1頭の牡馬であるログラールのほうが頑張りました。3戦で未勝利を脱出したあとスプリングSに挑戦。惨敗するものの、その直後の自己条件で確実に2勝目をあげ、とりあえずオープン馬となりました。結果的に、コルレオニスとログラールの期待値と結果が入れ替わった形になり、全体としてはまずまずでしょう。

 

ログラール(牡 父モーリス 母ディアデラマドレ 松永幹厩舎)

↓ 3/17 スプリングS(GⅡ)出走時 8着でしたが頑張りました!

 

今年もクラシックに一番近かったのは牝馬でした。ルージュスエルテは、2連勝で臨んだクイーンCで惜しくも3着となり賞金加算できず、桜花賞は登録だけに終わりました。そして、矛先を変えニュージーランドTに出走しNHKマイルを目指しましたが、ここでもあえなく惨敗。結局、クラシック路線には片脚を乗せただけに終わりました。

 

ルージュスエルテ(牝 父ハーツクライ 母リュズキナ 国枝厩舎)

↓ 2/10 クイーンC(GⅢ)出走時 クイーンズウォークの3着は立派です。

 

春クラシック出走は牡牝とも叶わずでしたが、わずか3頭でここまで楽しめたことには大満足です。現時点で3頭中2頭が2勝馬というのは出来すぎで、秋への期待が高まります。

サンデーが退会間近で、小口クラブだけで今年の3歳のような少数精鋭でやっていけたら、全面引退はしなくてもすみそうなので、何とか繋いでいきたい思いです。

そして、来年は何と言ってもアーモンドアイの初仔「アロンズロッド」が控えています。もし、この仔でダービーを獲れたなら、それこそもう辞めてもいいという気分になることでしょう。

 

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募集馬リストが公開され、社台サンデーは3世代続けての出資見送りが確定し、それと同時にサンデー最後の愛馬になると思われる4歳牝馬ドゥムーランが骨折休養明けからようやく戻ってきました。前走が昨年7月の札幌戦なので、復帰戦はおそらく約1年ぶりの出走になるでしょう。(※6月9日東京芝2000m予定)

 

4歳牝 父サトノダイヤモンド 母アメリ 尾関厩舎 3戦1勝

3歳、フローラS5着時 ↓

 

牝馬にとって約1年のブランクは大きすぎます。まだ3戦しかしていないのに、あと1年半の任期しかなく、この馬には退会を覆す大どんでん返しを期待するしかありません。もう後戻りなく無事に出走を繰り返してくれるのを祈るのみ。それで走らなかったら仕方ないです。

 

 

まだ1勝クラスの身で、これからステップアップして、大ドンデン返しには重賞を2つは勝たないといけないわけで、さすがにハードルが高すぎ。でも、デビュー戦の圧巻の勝利、重賞での掲示板など、走る下地はあるだけに、まだ諦めてはいません。とにかく今年中に2勝することです。

 

尾関先生&ドゥムーラン、何とかしてくれーーーー。

 

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今年の一番のテーマである「取りこぼしをしない」というのがどうもうまくいっていません。
1番人気の勝率は3割程度と言われていますが、ノーザン系クラブ馬なら最低5割もしくはそれ以上は求めたいものです。
 
2勝クラス3戦目になるポルカリズムが土曜京都の「シドニーT」に出走。
常に勝ち負けを期待できるレベルの馬ですが、またしても1番人気での取りこぼし。
 

 

この馬の好走パターンが川田騎手とは合いません。ハンデ戦とはいえ、単勝1倍台でまさかの6着。川田騎乗時は、1勝クラスの時から全て1番人気でこれで3連敗となりました。

 

 
 

東京7R(1勝クラス)のヴァンガーズハートは、ほぼ最後方から凄い脚で2着。直線は映像でほとんど映らず、ゴール直前に現れて、どこから飛んで来たんだという感じ。上がり最速で完全に復調してきました。このクラスにいる馬ではないので、スタートさえ出てくれれば勝ち上がれそうです。

 


 

今年は34戦して6勝。うちキャロットだけで20戦6勝。サンデー、シルク、東サラは勝っていません。

頭数の関係もありますが、他クラブの馬たちも頑張ってもらいたい。

 

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南関移籍初戦のバーデンヴァイラー。

昨日の大井記念(SⅠ)に出走しました。

 

 

 

大幅馬体増で初戦からはどうかと思いましたが、森泰斗騎手の絶妙な逃げで、最後は差されはしたものの2着に粘りました。中央での条件戦からオープンまでの連戦連勝の快走劇を思い起こさせてくれる走りでした。やはり交流重賞を2勝している地方は合いますね。中央からの移籍とはいえ、地方馬を持つのは初めてなので、新鮮な気分で今後も応援できそうです。

 

 

 

何より、中央では行き場をなくしかけたこの馬が再び活躍できそうな舞台ができて本当に良かったです。次走は優先権も得たことにより、中央にいたら間違いなく出られなかった帝王賞を予定しています。中央馬を含め一気の相手強化になりますが楽しみです。

 

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あのアーモンドアイの引退から3年半。
待ちに待った伝説の第2章が始まろうとしています。
 

 

アーモンドアイの初仔アロンズロッドが母と同じ美浦・国枝厩舎に入厩しました。

 

 

早期入厩できるということは、ここまでは順調にきている証拠。ノーザンF早来では、おとなしくて人を信用するお坊ちゃまタイプでしたが、乗り込んでいくうちにすっかり競走馬らしくなって、この時期に移動という形になりました。まずはゲート試験合格を目指して、その後は一旦天栄に放牧に出て、乗り込んだ感触で問題なければ、母と同じ夏の新潟デビューを予定しています。

 

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天皇賞(春)に出走したサリエラは、3番人気で12着。惨敗でした。
 
 

愛馬初の春天出走。まさか牝馬のサリエラがこの舞台に立つことになるとは思いませんでした。

レース直前までは、もしかしたら・・・などと淡い願望を抱いてはいましたが、レース後は「やっぱりキツかったかぁ」のひと言しか出ませんでした。

 

とにかく厳しい流れが合わなかったです。当たり前ですが200М長いダイヤモンドS(超スロー)とは全く違う展開で、スタートから好位置は取れたものの、今までに経験したことのない長距離での消耗戦といった形になり、勝負どころでは余力がなかったです。また、公式コメントによると落鉄もしていたようです。

 

ちょっと周りも騒ぎすぎましたかね。今思えば過剰な3番人気でした。

武豊の1枠1番、前走テーオーロイヤルとは僅差の2着、71年ぶりの牝馬Vか?などなど、結果はどうあれ、貴重な経験でした。自分にとっては、国枝厩舎の愛馬で再び夢を見ることができて楽しませていただきました。

 

 

サリエラにとってタフな競馬すぎたので、このあとのことが心配ですが、ゆっくり休んでもらいたいです。秋は昨年のリベンジで、エリザベス女王杯あたりを目標にしてもらえたら嬉しいです。現役生活もあと半年ちょっとしかありません。何か一つ、G1でなくてもいいのでタイトルを取らせてあげたいです。

 

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愛馬では初の春の天皇賞出走。テーオーロイヤルを物差しにすれば、前走のダイヤモンドSで接戦を演じた点から、サリエラにもチャンスがあるのかなというのが単純な見立て。そして、武さん効果でさらにプラスに。しかし、右回りはマイナス、決定的なのは春天では牝馬はマイナス。ところが国枝牝馬なら栗東滞在ってことでまたプラス。そんなことより、前走、初の3000m超の重賞で通用したといっても、ゆったりと追走できたおかげで末脚を生かすかことができましたが、天皇賞ともなれば後半の流れが全く違うことも予想されますので、今までの脚が最後まで使えるのかが鍵になりそうです。

 


 

昨年のエリザベス女王杯に続く2度目のG1出走。順調に使えていれば、3歳時には桜花賞にもオークスにも出走できていただろうし、ローズSで2着に入っていながら秋華賞を回避するなど、ただレースに出ていないだけで、G1級の器なのかもしれません。そう考えると、この天皇賞・春への出走は、不安より期待のほうが大きいです。

 


無事に出走できれば、愛馬で出走していないG1は、フェブラリーS、大阪杯、スプリンターズSの3レースのみになりました。主要なG1は全制覇(出走は)ということになり、一口馬主としての経験だけでいえば、本当に満足な30年弱でした。

サリエラは自身では最後のディープ産駒世代。ここではなくても何とかビッグタイトルを取って終わらせてあげたいです。

 

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今週の出走は本日の阪神6R(3歳1勝クラス・芝2000m)のログラールのみ。前走のスプリングSは参考外。自己条件でしっかり決めてほしいところでしたが、7頭立てということもあり、期待通り2勝目を上げてくれました! 

 
 
自己条件では力が違ったのか、最後は内からうまく抜け出してくれました。スパッと切れる脚はないですが、大跳びでジリジリ伸びてくるので、この勝負どころでの渋太さがあれば、これからも面白そうです。
 
 

このログラールのお母さんであるディアデラマドレは藤岡康太騎手が主戦で大活躍しました。今週は康太騎手が関わっていた馬を見つけては、様々な思いをもって競馬を見ていますが、この愛馬の勝利もその一つです。

 

つい1ヶ月前、ルメールでさえ苦労していたあの難しいコルレオニスを、康太騎手は見事な騎乗で勝ち上らせてくれた。これが愛馬での最初で最後の勝利になるとは。「鞍上はこれからも康太がいいな〜。」そういう声が出資者の間で飛び交ってました。

愛馬で勝ってくれただけでなく、最近の活躍度から注目ジョッキーの1人として常にチェックしていました。インタビューでの受け答えも爽やかで人柄の良さを感じるのが印象的でした。

 

 

コルレオニスのことが頭から離れなかったので、昨日(土曜)は、早くから中山競馬場に出向き、献花、記帳をし、今までの感謝の思いを伝えてきました。献花台には、サンデーRの勝負服姿の遺影と両サイドにG1を勝ったジョーカプチーノとナミュールの写真。開門してすぐということもあり、凄い行列でした。これも彼の人柄からなんでしょうか。

競馬界全体でも喪失感が高すぎの中、今週も普通に競馬が行われ、普通に皐月賞も行われる。騎手仲間はじめ競馬関係者、ファンは辛い現実の全てを受け入れ、全人馬無事を祈りつつ、今週も競馬に全力を注ぐことが彼への供養になるはず。騎手たちは、康太のために、康太さんのために、今週は頑張ってくれることでしょう。ただ、あんなことは2度と起きてほしくないし見たくない。

 

謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

 

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登録していた桜花賞は非抽選除外で中山のニュージーランドT(GⅡ)に出走したルージュスエルテは11着という惨敗に終わりました。

 

 

ちょっと負けすぎです。初の右回りもそうですが、一番は緩い馬場が影響したようで、捲れずに途中で下がってしまったのも気になります。2連勝時やクイーンCでの走りなどを見ると、おそらく能力全開できる東京コースがベストでしょう。今日は別馬でした。桜花賞とかNHKマイルとかいう以前の問題でした。。

でも、この馬のおかげで少しでも春路線を夢見れたので良かったです。今後は、どういう判断をされるのか待ちたいと思います。

 

 

横山和生騎手コメント

「すみませんでした。返し馬でいつもの行きっぷりがなく、のめりながら走っていました。スタートは出てくれたので、行けるようならハナを取ることも考えたのですが…。今日はメンコを外していましたから本当なら行きたがるところを見せるはずですけど、下を気にしてまったくと言っていいほど進んでくれませんでした。3コーナーで促しても苦しさの方が先にきてしまい、スピードに乗り切れなかったです。それでもこのまま無理せず回ってくるだけの競馬をすると、楽を覚えたり癖になったりと今後の競馬に影響が出るように思ったので、終いは気持ちを切らさないように頑張って走ってもらいました。苦しさからか逃げたがる素振りこそあったものの、馬自身が走るのを止めなかったのは良かったと思います。初めての右回り、最後に急坂のある中山コース、そして今日の特殊な馬場。ちょっと可哀想でしたが、それらを経験できたことは次に繋がるはずです。いつも唸りながら手応え良く走るスエルテですからね。馬場が合わなかったのが今日は一番大きいと思います。一度、1800mくらいの距離を試してみてもいいかもしれません」

 

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ルージュスエルテは、残念ながら登録している桜花賞出走は賞金順で叶わないようで、ニュージーランドTへ向かうことが濃厚です。ここはキャプテンシーが抜けた存在で、あとはボンドガールが桜花賞の抽選を突破してくれれば、NHKマイルカップへの権利がグッと近づきます。

 

 
前走のクイーンCでは出遅れが響き、追い込んでの3着止まりでしたが、桜花賞で人気になりそうなクイーンズウォークとは僅差の勝負でした。違う形で好走できたのは大きな収穫で、初の右回りでも牡馬相手でも通用していいはずです。もしNHKマイルに出走できれば、桜花賞よりも好走の可能性が高いのではないでしょうか。
 

 

自分にとって、今後、G1に出走できるのもそう多くないと思うので、是非ともスエルテには決めてもらいたいです。

 

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