神津島を知ろう!

神津島を知ろう!

伊豆七島・神津島に興味がある方、みてっちゃーれ(・∀・)♪

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神津島でしゃべっているとよく

「あ”ぁ”!?」 「あ”んだ?!?(なんだ!?)」

と言われることがあります。

しかも言い方が結構威圧的に聞こえるような…





これ、テレビドラマの不良のように

「あぁ!?なんだてめえ!やんのかコラ!(時代錯誤)」

というニュアンスで相手が使っているのではなく単純に

「ん?なんですか?」とか「どういう意味?」とか「聞き取れなかったからもっかい言って?」

というニュアンスで使っています。






なぜこんな解説をしたかといいますと、本州の友人が遊びに来たとき

「神津の人よく町であ”?とかあ”んだ”?とかいうけど短期なの?」

と聞かれたので違うよ!ということ、同じく短気だと思っている方がいるのでは?と思ったこと

神津島に遊びに来た女性がこわっ~!(軽いノリで笑いながら)と言ってたので

誤解されないように、ということで書かせていただきました。
神津島で一番有名なお魚と言えば?金目鯛です!

一昔は違いましたが、今では金目鯛が漁の約6割を占めている、というお話です!

そんな神津島の金目鯛がこちら!


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でっか!

このようにまるまる1匹、スーパーで売られることがあります!

(1~2か月に1回くらいしか丸々売ってるのは見かけませんが)

ただ、この金目鯛、漁師の方がおっしゃるにはまだまだ小さいほうだとか…



では大きいのだと、どのくらい大きいのか?

一般的に東京などで売られているサイズ金目鯛と比較した写真があります。



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わーお・・・(写真撮らせてくれた漁師の方、ありがとうございました!)

重さはわかりませんが小さいほうは20cmくらいで

大きいほうは50cmくらいあると思われます…



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おまけです!

漁師の方がおろした魚を入れる水槽の写真、撮らせていただきました!

こんなにいっぱいあるのですが「最近水揚げ量が減ったなぁ」十もっしゃってました。

…マジ?(素)
実は神津島、金目鯛の漁が一番盛んと言われていますが

1番人気がある魚か、と言われると実はそうでもなかったり…

特に漁師の方は「金目は臭みのある魚だから食べないね」「煮つけは食うけど刺身じゃ食わないね」

という方がいました。



ではそんな方々がおいしい!という魚や島で人気の魚は?いろいろいろありますが、

神津島の呼び方で『方三(ほうさん)』、本州では『歯鰹(はがつお)』と呼ばれる魚が人気です。

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これは方三と呼ばれる魚です!

(方三の写真、またまた取らせていただいてありがとうございます!)




冬になると脂がのっておいしくなりますが、値段は特に高くありません。

(スーパーで刺身一柵高い時期で580円、安い時期(冬)で380円の日がありました)

神津島ではマグロよりおいしい!マグロより人気がある!なんて言われています。

そろそろ歯鰹がおいしくなる季節、11月になると神津島でも伊勢海老の時期が始まります。




海や登山で神津島を訪れる方はやはり夏が多く、

冬は風も強く船も大型船のみで飛行機の欠航もあります。

神津島の方三や伊勢海老を食べたい!という方は冬、おすすめです!
例えば東京をはじめとする本島では誰かと話す時

「○○さん、ちょっと聞いてよ~」とか「××さん、この間ね…」とか

会社では「△△部長、書類作成終わりました」などなど…



日常会話ならさん付け、会社で働いていたら苗字+役職で呼ぶことが一般的だと思います。

が、神津島ではちょっと違っています。ではどう呼ぶか?



相手が男性なら名前+兄(にい) 

相手が女性なら名前+姉(ねえ)で呼びます。



例えば「佐藤幸介(さとう こうすけ)」という名前の男性がいた場合

「佐藤さん」ではなく「こうすけ兄」「こうちゃん兄」という感じで呼ばれます


また女性で「田中春菜(たなか はるな)」という場合は「田中さん」ではなく

「はるな姉」「はーる姉」という呼ばれ方をします。





語呂がいい場合は上記の「はーる姉」のように

名前の最初の2文字、2文字の間を伸ばして呼ぶこともあります

あとは50代、60代くらいの方に「名前の頭の文字+坊+兄」で呼ぶことがあります。

例:まさし ⇒ まー坊兄




さらにこのような呼び方、会社や職場でもします。

本島では「佐々木 竜太」という部長について、新入社員が呼ぶ場合は

「佐々木部長」だと思いますが、神津島では「竜兄」と呼びます。




本島から来たはやはり名前+兄、名前+姉で呼ぶことに最初は違和感があるようですが

3か月もたてば島での呼び方をしている方がほとんどになります。

結論から言うと、本当です。



神津島では家や職場に停めあったり、スーパーなどに停まっている車やバイクには

基本、鍵がつけっぱなしです。



そして面白いのは邪魔になっているのドアを勝手に開けて

勝手に移動することがよくあります。例えば下のような場合です。



~~~壁~~~
■□
□□



■:移動したい(出たい)車
□:停めてある車




~~~壁~~~
□□
■□




■の車の持ち主が挨拶も何もなく、このように移動させることがあります。

もちろんその時に□の車の持ち主に出会えば「移動させてよ」「邪魔だったんでどかしたよ」

というあいさつ程度はありますが「何勝手に乗ってんだよ!」といわれることはまずありません。





治安がいい島ならではの面白い環境ですね!

何より盗難があっても簡単に島の外に持ち出せませんし

神津島では誰かしらにそういった行動を見られています。

⇒悪事はすぐばれます。




海岸沿いの道以外は基本的に坂道、山道になっているのが神津島の特徴です。

・・・となると移動もほとんどバイクになります。




そこで注意しておきたいのは「神津島はガソリンが高い」という点です。

(もちろん輸送費が含まれているので仕方ないことですが)





ではどのくらいの値段になっているのか?

東京でガソリンが1リットル150円代のころ

神津島ではガソリンは206円でした。





今日現在、東京で1リットル130~140円ですが

神津島では1リットル180円となっています。

本島+50円くらい高くなっている、と思ってください)

①冷凍便を取り寄せたり、送ったりできません。

チルド便は送ることができます。漁師の方が釣った魚を送るときは発泡スチロールに

魚と氷を詰めて、郵便局チルド便で発送しています。

(金目鯛やタカベやイカを送るときなどなど)





②通常送料無料でも神津島は送料や追加送料がかかることがあります。

特に大型製品や、家電製品をネットで注文するとき、追加送料がかかることがあります。

例えば私の例でいえば「一部離島を除く送料無料」で+1000円の送料がかかりました。

ちなみに洗濯機の取り寄せを考えた際は+5400円の送料がかかるといわれました。



一方で、



西友ドットコムの1980円(税抜き)以上で送料無料、

ロハコの1900円以上で送料無料、

セブンネットショップの1500円以上で送料無料

アマゾンの通常送料無料

この辺りは条件を満たしていれば追加送料はかかっていないので

日用品の取り寄せ、買い物はこれらの活用がおすすめです。





③車やバイクを運ぶには…

東京からの大型客船または、下田からの客船でしか運ぶことができません。

高速ジェット船や飛行機では神津島にバイクも車も運ぶことができないので

そして下田から神津島に車を運ぶ際にも現時点では最低1万円ほどかかってしまいます。

島内を乗り物で観光する際には現地でのレンタルがおすすめです。
神津島には港が2つあります。

1つは島の西側の集落付近の神津島港(前浜港)

もう1つは島の東側にある三浦港(多港湾)です。



港が東西にある関係で強い西風や東風が吹いても船が結構にならず

無事神津島~東京船がでる、ということが多くなっています。



で、今回は東側の多港湾の港のご紹介です!




建物


多港湾の桟橋付近に待合所の写真があります!

撮影日は前浜港に船が到着したので鍵がかかっており、中を撮影することはできませんでした

料金を払うカウンター、駅ナカのコンビニのようなサイズのお土産屋さんがあります!



桟橋

なが~い桟橋でここに泊まります!

水が透明できれいなのですが、結構深いので底までは見えないですね…

ちなみにこの桟橋でよく釣りをしている方がいて、春には赤いか、

夏以降はシマアジが釣れることがあります!




多港湾

桟橋の船がとまる側とは反対は海水浴場になっています。

こちらは水がきれいなのがよくわかると思います!

夏は子供連れの親御さんがよく遊んでいました。


天上山

船がとまる側をまっすぐ見ると大きな山があり、これが天上山です。

定期的に東京からのジェット船で「天上山に登ろうツアー」が企画されていて

今年も夏には東京から天上山のハイキングツアーにいらっしゃった方を何度か見かけました。



全景


最後に多港湾の全景です。

この撮影場所からは桟橋のほうを見ると三宅島、御蔵島

空気がよく澄んでいると八丈島までみることができます!



景色を歩き回るもよし!泳ぐもよし!ダイビングするもよし!!

の赤崎遊歩道のご紹介です!

神津島の海を1番満喫できるのがここじゃないかと思います!





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海が透き通っていてとてもきれいです!

深さも4~5mあり、ゴーグルやシュノーケルをつけると泳いでいる魚を見ることができます!


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飛び込み台のそばから入ることができます。

結構深く、4mくらいの深さがあるんですよー!



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本日のベストショット!



tobi

深さがあるので飛び込みを楽しむこともできます!

夏になるとこの飛び込み台に行列ができて10人くらいは並びますねー!

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歩道はアスレチックのような作りになっています!

お散歩のも楽しめます!空気が澄むとこの歩道から式根島や新島、利島

富士山まで見えることがあります!



iwa


遊歩道から見えるいわばです!

溶岩が冷えて固まったようなぐにょぐにょしたようなごつごつしたいわばです!

その先には一面の海が広がっています!



hyou


赤崎遊歩道の入口にある岩の表札です。

海に気を取られてうっかり見落としてしまいます(笑)
夏限定(?)で温泉センターの露天風呂に入ることができます!





結構広くてこのほかにも2種類の露天風呂がに入れることができますが

この日は外から写真を撮ったのと営業時間の前だったのでこの写真だけ用意しました!

(混浴+誰もいなかったので取らせていただきました)



温泉成分が濃いのか、結構温泉独特のにごりがありますねー!

この温泉(内風呂でも使われていますが)50代のおじさんが言っていましたが

筋肉痛や腰痛に効く、温泉に行く人行かない日では全然痛みが違う

ということを言っていました。



料金は1回800円です!