この齢になって殊勝に | 無精庵徒然草

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無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

 ← 古賀 茂明著『分断と凋落の日本』(講談社BOOK倶楽部) 「安倍政権がもたらした「分断と凋落」から日本を救う道はあるのか?」

 

『安田 善次郎 大富豪になる方法』 (新・教養の大陸シリーズ)をとりあえず読みたい本登録した。何が読むに値するのかわからない。

 富山県人としては、郷土の偉人は少しは知っておかないと。暗殺された人物。この齢になって殊勝に…… (08/15 15:21)

 

 石島 亜由美著の『妾と愛人のフェミニズム: 近・現代の一夫一婦の裏面史』を読み出している。抽象的な論議だと退屈。森鴎外や円地文子、尾崎紅葉などの作品をネタに論究すると俄然面白くなってくる。 (08/15 21:29)

 

 富山……35度か36度。微風、雨の気配なし。台風7号の直撃はないようだけど、降雨もなし。 (08/15 12:28)

 

 古賀 茂明著の『分断と凋落の日本』を読んでる。明言は避けてるけど、日本経済は数年内に破綻する。だから政府はなりふり構わず軍事国家を目指してる。マイナカードも国民の情報を統制し、国家の命令に歯向かわせないため。日本が、アメリカの意向に沿って最前線となる。あるいは最前線に立つ。(そんなことは書いてないが)国家の混乱のどさくさに民間の金融資産を収奪か。戦前の悪夢の再現間近。 敗戦の日の今日は、本書を読む。(08/15 13:41)

 

 田山 花袋著の『耶馬溪紀行―附別府』を読み続けている。

 本文末近くで、 水之江文二郎(みずのえ ぶんじろう)なる人物が登場。大分県の実業家で衆議院議員だった方。「水之江」という名字が珍しい。我輩の世代だと、かの往年の女優で宝塚の男役スターだった水ノ江瀧子(ターキー)を思い出す。血縁関係はあったのだろうか? たまたま苗字が似ているだけか? (08/15 14:26)

 田山花袋の耶馬溪紀行。興味深くはあるが……なにせん折々の漢文漢詩に難儀。花袋は明治の文豪で漢文は自家薬籠のものだったろう。当たり前に引用したり興が乗れば漢詩を捻り出す。

 漢詩を鑑賞するのは嫌いじゃない。但し字面だけ。内容の理解は、白文じゃ無理で、書き下し文は高望みでも、せめて訓読文くらいには砕いて欲しい。

 が、本書は名勝地や史蹟などのカラー画像は豊富に載っているものの(注釈も相当数あるものの)、本文の特に漢文漢詩の註釈は皆無。白文を眺めて、闇夜の名勝地を手探りで鑑賞してる。大正15年頃の本の復刊。結構、高価な本。もう少し我輩のような素養のない者への配慮が欲しかった。 (08/15 11:07)


 

 昨夜、NHKラジオで高橋源一郎と赤川次郎の(戦争をめぐる?)対談が。仕事中でほとんど聴けなかった。赤川次郎のことは、作品も含め全く知らない。 (08/16 01:09)

(頂いたコメントに)なるほど、人気作家ってことは知ってましたね。たまたま読もうとしてなかったし、そのドラマは観てない。カイカーンって映画もテレビで観ていた。薬師丸ひろ子の歌も好き。CD持ってる。が、肝心の赤川次郎さんとの関わりには無頓着でした。かなり身近で親しんでいたんですね。 (08/16 10:44)

 

 バルザック作『セラフィタ』 (角川文庫 リバイバル・コレクション ) 2ヶ月以上前、古書店で入手。ようやく読む。本書は平成元年の再版。中に「天と地」の映画(?)の広告チラシ。嬉しいことに栞も。初版は昭和29年。旧漢字。活字も細かい。校正ミスもそのまま。老眼の我輩は、老眼鏡を使っても読むの難儀。 (08/16 14:45)

 

 ……雨、久方ぶりに降った。が、今日も熱中症アラートが出てる富山。昨夜の雨も焼け石に水。墓石に供養のお湿り。 (08/16 12:20)