朝晩はまだまだ冷え込むも日中の気温が10℃近くになる日が続いてきているここ函館南茅部。
まだ路肩の雪の高さはあるものの雪解けがどんどん進み道幅が広くなり車も走りやすくなりました。
もう冬は終わり季節は春に入ったと言って良いでしょう。
そして、3月後半は風が強く海が時化る日も多かったですが、比較的天候に恵まれ、海のコンディションが良いときは沖の養殖真昆布施設で真昆布の「選り（すぐり）作業」をしている漁家さんの船や今シーズンの漁に向けた大謀網施設の準備をしている船の光景が見られます。
ちなみに画像の左側に見える白い山はみなみ北海道東海岸のランドマーク「駒ヶ岳」ですが、まだ雪で真っ白ですね。
さて、海に話を戻すと、週明けはもう4月。
大謀網の漁期がスタートします。
今年も夏には「スルメイカ（真いか）」の水揚げがあり、またみなさまにご宿泊の朝食バイキングにて「朝どれイカ刺し食べ放題!!」をご提供できることでしょう。
楽しみです！
その大謀網漁のスタート前に3月から始まっているのが伝統漁法の「たこ箱漁」。
爽快な空の下、南茅部の漁港には雪かきで集められた雪の小山がまだ残っていますが、その岸壁に積まれて用意されている「たこ箱」
日本全国、地域によっては壺を使うところもあると思いますが、みなみ北海道東海岸ではこの木の箱を使うのが伝統漁法。
これを沖の海底に数百個沈めて、たこの習性を利用して住処にしようと入っているところを引き上げて水揚げます。
入ってくるのはミズダコ、真ダコ。
ここみなみ北海道東海岸では、さまざまな漁法を用いて沿岸部で「たこ」は一年中水揚げされているのですが、この「たこ箱漁」が始まると水揚げ量が増します。
そして、この噴火湾入口に位置するみなみ北海道東海岸の「たこ」がまた美味しい！
夕食、朝食、その日によってさまざまな料理に使っておりますが、お客様からも大評判です！
ドライビングで来やすくなった南茅部。
春を感じにいらしてください。
みなさまのご予約を心よりお待ちいたしております。
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