この間軽井沢に行ったとき、
国道18号沿いの竹林に
花が咲いていてびっくり。
ふと思いついたギモン、
「タケは花が咲いた後枯れるって聞くけど
そうしたらタケノコってどうなっちゃうの?」
気になって気になって
気になったので調べてみました。
日本の主なタケは3種類
タケはイネ科タケ亜科タケ類。
日本に自生しているタケ亜科は約130種類だそうですが
主なタケ類としては
モウソウチクと、ハチクと、マダケが分かればよさそう。
以前タケノコ狩りをさせてもらったのは
モウソウチクと
ハチクでした!
ちなみに
市販されているタケノコは
モウソウチクのタケノコです。
タケは花が咲くと枯れるけどちゃんと再生するらしい
タケは花が咲くと枯れるのは確かなようです。
ハチクとマダケは
約120年周期で花が咲き、
地上部分は枯れるけれど
地下の根っこは生きているので
タケノコが出てきて再生するのだとか。
プラスチックがこれだけ普及した理由に
マダケの開花が関係していたとはびっくり‼
そして2020年代はハチクの開花時期らしいので
咲いてたのは、ハチクってことですね。
マダケは1950年から1960年頃に全国的に開花しています。その開花後マダケの竹林が一斉に枯死したため竹材が不足し、プラスチック製品に置き換わったといわれています。
(中略)
ハチクは1908年前後に開花したことがわかっています。地上部分の稈はいったん枯死しましたが、地下茎からまたタケノコが生まれて再生しました。
(中略)
10年ほど前からすでに開花が始まっているといいます。
モウソウチクは
約60年周期で花が咲くらしいのですが
まだはっきりとはわかっていないみたいです。
花が咲くと
地上部分も地下の根っこも枯れるそうですが
種ができて発芽して新しい株になった
という事例がある、と記載がありました。
モウソウチクは花が咲けば種(たね)をつくるのですが、花はめったに咲きません。日本に導入されて以来、全国的に開花したという記録はありません。ただ小さな株が開花した事例はいくつか報告されています。開花後、その株は死んでしまいましたが、種(たね)ができ、それが発芽して新しい株になったということです。
まあ、60年とか120年とか
スパンが長すぎてまだよくわかっていない、
ってことのようです。
で、タケノコもたぶん大丈夫らしい。たぶん。
問題のタケノコですが、
モウソウチクの開花周期は
竹林によってばらつきがある
のだとか。
竹林単位だと一時期取れなくなることはありそうですが
全国的にタケノコが採れなくなることはなさそうです。
たぶんだけど。
マダケやハチクの開花は全国的に起こるそうですが
タケノコで竹林が再生するということは
タケノコは生える前提
ということで。
マダケやハチクもたぶん
タケノコが採れなくなる心配はなさそうです。
たぶんだけど。
モウソウチクとハチクとマダケを見分けてドヤ顔しよう
見分け方としては
モウソウチクは環がひとつで皮に毛が生えてる、
※環…節のところにできるライン
マダケは環がふたつで白っぽくて皮に模様がない、
ハチクは環がふたつで緑っぽくて皮にまだら模様がある、
って見分けるとよさそう。
竹林を見たとき、
「あ、この竹林はハチクだからもうすぐ花が咲くかもね」
みたいにドヤ顔するのに使えるぜ!
…ってどうなの?いるそのうんちく?
でもわたし的には
タケノコが(たぶん)無事だとわかって
めちゃめちゃすっきり😊
今年もタケノコ狩りに行けたらいいなー。
掘りたてのタケノコ、マジで美味いです。
そういえば今日は、
甥っ子の小学校の卒業式でした。
あんなに小さかったのに、大きくなったなあ。
竹みたいに、心も体もまっすぐ育ちますように。