IN DEEPの記事を引用し編集


以前
アメリカのシカゴ大学の
微生物学者の研究者が出版して、
アメリカにおいて話題となった


「生活環境の中の病原菌は
子どもの健康に必要だ」

という記事がありました


しかし、世の中は何か
変化したでしょうか?


店頭には今でも
99.99%殺菌の何らかが並んでいます

99.99%の殺菌が

「単なる無意味」なら

問題はないのです


しかし

「過剰な清潔」は、

無意味なのではなく、
明らかに
「害」となって
子どもたちを

襲っています


先ほどの記事に、

> 小児白血病以外の、
子どもの自己免疫疾患や

アレルギーなどにも・・
という部分がありますが、


たとえば、

日本の「アレルギーの子どもの増加」
今では「普通のこと」とされていますが、


1960年代からの日本における
アレルギー疾患の患者の推移をみると


1960年
アレルギー性鼻炎 2%
アトピー性皮膚炎 2%
喘 息        1%


1980年頃
アレルギー性鼻炎 10%

(20年で5倍増)
アトピー性皮膚炎  7%

(20年で3.5倍増)
喘 息         2%

(20年で倍増)


2000年
アレルギー性鼻炎 30%

(20年で更に3倍)
アトピー性皮膚炎 15%

(20年で更に2倍)
喘 息         8%

(20年で更に4倍)

激増の一途を辿っています


記事の中に、
イギリスにおいて、子どもの白血病が、
「毎年 1%ずつ増加している」
という数字がありました。


この「毎年 1%」という数字が
累積していくと、
1年経過する毎に
凄まじいことになるか
お判りだと思います


今は、緊急事態の中にいる
のだと思うのです


しかも、その緊急事態を止めるのは
「過度な清潔な生活をやめるだけ」
でいいのに
それが出来ないのがこの世の中


(広告などの)経済的都合により
日本のメディアは
「過度な清潔が悪い」
という報道は
殆どしないと思います

 

そのため

過度な清潔が、どれほど
ご自分の子どもたちの体を
痛めつけているかということを


知らないままに
過ごされている方々も
多いのではないでしょうか?


なぜ私たち現代人は0157や
花粉やダニ程度のものに対して、
こんなに弱くなってしまったのか
冷静に考えてみませんか ……


その答えは
過度な清潔社会の進行
以外にはないのですが


以前、0157 などを取り上げた
テレビのワイドショーをみると、


「殺菌」「防御」など、
ほとんどオカルトに近い話を
専門家を交えて語っておりました


いつまでこんなことを
言い続けるのだろう・・・と、
感じたりもします

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「菌殲滅化の風潮」が
早く終わりを告げることを
祈ります

(by セラピゼーション)